Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第35号(1986/10/1)

TACTICS第35号(1986/10/1)を読んでみた。 特集は「さらば戦国の夢」 付録ゲームはSPI『死霊の夜明け』。 もくじは次のとおり。 p.19 特集さらば仙谷の夢ー元亀天正の幻に捧げるー 戦国時代から江戸時代までの歴史の流れを概観。 日本史ゲームの面白さがよく…

やっぱり準備射撃が重要 AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ1バトル・レポート(AAR)

前回、ソ連軍を無謀に前進・突撃させたので、今回は十分な準備射撃をしてドイツ軍に損害を与えた後、前進するようにしてみた。 初期配置 第1ターン ソ連軍準備射撃期 L6 8-1指揮官4-6-7 1個分隊戦闘不能 ソ連軍移動期 道路に突っ込むと射撃されるので建物内…

前進!突撃! AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ1バトル・レポート(AAR)

アバロン・ヒル社の『戦闘指揮官』(Squad Leader)のシナリオ1を『戦闘指揮官』(Squad Leader)の全ルールを加えてプレイしてみた。 といってもこのシナリオだと57.建建の2階ルールくらいしか使えない。 初期配置 第1ターン ソ連軍準備射撃 いずれも効果なし …

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第34号(1986/9/1)

TACTICS第34号(1986/9/1)を読んでみた。 特集は「天翔ける駒たちⅡ」空戦ゲーム特集。 付録ゲームはSPI『マレンゴの戦い』(Marengo)。SPI社のNapoleon At Warシリーズルールで1800年6月14日の北部イタリアPiedmontで行われたフランス軍とオーストリア軍の戦い…

CMJ163号『奉天』(Mukden)バトル・レポート(AAR)第4弾

コマンドマガジン第163号の付録ゲーム『奉天』(Mukden)のバトル・レポート(AAR)第4弾だ。今回は、ロシア軍が日本軍のサドンデス勝利をどう防ぐかをテーマにした。これまでの経験から日本軍左翼、ロシア軍右翼の平地を日本軍に突破されたので、平地の突破を防…

コマンドマガジン163号『奉天』(Mukden)バトル・レポート(AAR)

コマンドマガジン第163号の付録ゲーム『奉天』(Mukden)のバトル・レポート(AAR)だ。 第1ターン(1905/02/27-28) 日本軍9 ロシア軍15 第2ターン(1905/03/01-02) 戦闘→移動 ロシア軍38 日本軍15 日本軍左翼のロシア軍をかなり減らしたので、日本軍が大きく前進…

AT『はしれ!パットン』(コブラ作戦;1944年7月)バトル・レポート(AAR)第3弾

アド・テクノスの『はしれ!パットン』(コブラ作戦;1944年7月)のバトル・レポート(AAR)第3弾。 初期配置 ドイツ軍はアメリカ軍の第1ターンの強大な支援攻撃で多数のユニットを失わないように、スタックをしない配置とした。 第1ターン(1944/7/25 AM) アメリ…

EKJ『桶狭間戦棋』バトル・レポート(AAR)第4弾

英雄開発事業団の『桶狭間戦棋』のバトル・レポート(AAR)第4弾。 今回は、今川軍配置後、織田軍の再配置をしてみた。 だが、結果は意外なことになってしまった。 初期配置 今川軍が全軍先鋒にしたのに対して織田軍が再配置した。 中島砦、丸根砦を繋ぐ戦線を…

K2P『ドイツ戦車軍団』(エル・アラメイン)で見る作戦研究

『タクテクス』(TACTICS)第34号の記事で付録ゲーム『マレンゴの戦い』で説明していた戦闘の基本を『ドイツ戦車軍団』(エル・アラメイン)でユニットを並べてみた。 戦術の基本なのだが、あらためて盤上に並べてみると勉強になる。 【1】正面攻撃 ドイツ軍第16…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第33号(1986/8/1)

TACTICS第33号(1986/8/1)を読んでみた。 特集は「暑中お見舞い申し上げます ー海戦ゲーム一同ー」 付録ゲームはSPI『ゴラン高原』(Golan)。 表紙が、正面から見た戦艦陸奥。その右側に三角形のモノリス(*)みたいなものが見える。これはHJ『フリートバトルズ…

AT『はしれ!パットン』(プラハ侵攻作戦;1945年5月)

アド・テクノス社が1986年に発表した『はしれ!パットン』は4個のゲームが入っているお得なゲームだ。その4個目が、「プラハ進攻作戦;1945年5月」だ。 史実ではソ連軍だけがプラハに侵攻したが、アメリカ軍もプラハに進攻するチャンスがあった。このゲームは…

AT『はしれ!パットン』ルール概説

アド・テクノス社が1986年に発売した『はしれ!パットン』のゲーム紹介とルール説明だ。 共通ルールで4個のゲームが同梱されたお得なゲームだ。 ①「シシリー島上陸作戦;1943年7月」(At Fascists' foot) ②「コブラ作戦;1944年7月」(Rush on Avranches) ③「バ…

『ゲームジャーナル』82号(2022/03/01)

ゲームジャーナル82号表紙 『ゲームジャーナル』第82号を読んでみた。 付録ゲームは『孤高の信長:一五七〇』ゲームジャーナル初の完全ソロプレイゲームだそうだ。 もくじは以下の通り ゲームジャーナル82号もくじ どの記事もとても興味深い記事が多くて面白…

復活!TACTICS!

TACTICS誌が復活!その復活号が来た! もくじはこちら 全48ページ。ゲームルール部分を除くと31ページ。 付録ゲームは『山崎決戦』『黒井城撤退戦』『本能寺の変』の3ゲーム。 まだ読んでないが、第一印象はガッカリ感の方が大きい。 薄いし他ゲーム誌と違っ…

AT『はしれ!パットン』(バストーニュ救出作戦;1944年12月)バトル・レポート(AAR)

アド・テクノスの『はしれ!パットン』は同じルールで遊べる4個のゲームが入っている。その3個目のゲームがバルジの戦いの一部のバストーニュ救出作戦を描いたこのゲームである。 初期配置 ドイツ軍は南端から来るパットンを少しでも抑えて時間稼ぎしている…

奉天会戦ヒストリカル・ノート

『コマンドマガジン』第163号の地図とユニットを使って、史実になるべく近い形で戦況図のように並べてみた。 大まかな雰囲気を見てほしい。 どんな歴史書を読んでも、正確な部隊の位置を地図上で再現することは難しいからだ。 1905年2月27日から28日 日本軍…

AT『はしれ!パットン』(コブラ作戦;1944年7月)バトル・レポート(AAR)第2弾

アド・テクノスの『はしれ!パットン』(コブラ作戦;1944年7月)のバトル・レポート(AAR)第2弾だ。今回は、ドイツ軍が組織的にじっくりと後退していった場合を試してみた。 初期配置 アメリカ軍の支援攻撃が凄まじいので、それを避けるため、今回のドイツ軍は…

AT『はしれ!パットン』(プラハ進攻作戦;1945年5月)ユニット研究

アドテクノス『はしれ!パットン』ゲーム4「プラハ進攻作戦;1945年5月」のユニット数と戦闘力の推移をグラフにしてみた。支援攻撃ポイントを戦闘力として含めた場合が下図である。 終始、ソ連軍がユニット数、戦力ともアメリカ軍より優位に立っているが、第7…

AT『はしれ!パットン』(バストーニュ救出作戦;1944年12月) ユニット研究

アドテクノス『はしれ!パットン』ゲーム3「バストーニュ救出作戦;1944年12月」のユニット数と戦闘力の推移をグラフにしてみた。支援攻撃ポイントを戦闘力として含めた場合が下図である。 初期配置の時は、ドイツ軍が圧倒的な戦力を持っているが、第1ターン…

AT『はしれ!パットン』(コブラ作戦;1944年7月) ユニット研究

アドテクノス『はしれ!パットン』ゲーム2「コブラ作戦;1944年7月」のユニット数と戦闘力の推移をグラフにしてみた。支援攻撃ポイントを戦闘力として含めた場合が下図である。 全ターンを通して、アメリカ軍の戦力がドイツ軍の戦力を上回っている。 アメリカ…

AT『はしれ!パットン』(コブラ作戦)バトル・レポート(AAR)

アド・テクノスの『はしれ!パットン』のゲーム2「コブラ作戦」のバトル・レポート(AAR)だ。 このゲームは『はしれ!パットン』のルールで、1944/07/25から7/31までの14ターンだ。勝利条件は、アメリカ軍が地図南端から1ユニットでも突破させたらアメリカ軍…

CMJ163『奉天』ユニット研究

コマンドマガジン第163号の付録ゲーム『奉天』(MUKDEN)のユニットについて調べてみた。 このゲームは増援がないので、第1ターンに配置したユニットと戦力が全てである。 ロシア軍騎兵は何度撃破されても増援できるが、それは含んでいない。 ユニット数は、日…

CMJ163 『奉天』(MUKDEN)バトル・レポート(AAR)第2弾

コマンドマガジン第163号の付録ゲーム『奉天』(MUKDEN)バトル・レポート(AAR)第2弾だ。前回は、すぐ日本軍のサドンデス勝利となってしまったが、今回は、日本軍は、ロシア軍の殲滅を狙い、サドンデス勝利ができる状況でもあえてサドンデス勝利を狙わないこ…

CMJ163 『奉天』バトル・レポート(AAR)

『コマンドマガジン』第163号の付録ゲーム『奉天』(MUKDEN)をソロ・プレイしてみた。 手順は次の通り Ⅰ.ロシア軍騎兵軍団補充フェイズ Ⅱ.日本軍アクション順番宣言フェイズ Ⅲ.ロシア軍麻痺決定フェイズ Ⅳ.第一交互移動または戦闘フェイズ Ⅴ.回復フェイズ Ⅵ.…

AT『はしれ!パットン』(シシリー島上陸作戦;1943年7月) ユニット研究

アドテクノス『はしれ!パットン』ゲーム1「シシリー島上陸作戦;1943年7月」のユニット数と戦闘力の推移をグラフにしてみた。支援攻撃ポイントを戦闘力として含めた場合が下図である。 第1ターンは枢軸軍はイタリア軍しかいないので、アメリカ軍は少しでも前…

AT『はしれ!パットン』(シシリー島上陸作戦;1943年7月) バトルレポート(AAR)第3弾!

『はしれ!パットン』ゲーム1「シシリー島上陸作戦;1943年7月」 バトルレポート(AAR)の第3弾だ。 今回のポイントは、枢軸軍プレイヤーが勝つためにどうしたらいいか、という観点でプレイしてみた。 前回までの2回は、枢軸軍プレイヤーは、アメリカ軍ユニット…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第32号(1986/7/1)

TACTICS第32号(1986/7/1)を読んでみた。 特集は「板(ボード)があるからF・B・G(ファンタジー・ボード・ゲーム」 付録ゲームはSPI『ローマ帝国の滅亡』(The Fall of Rome)。 もくじは次のとおり。 p.8 HJ『フリートバトルズ』(FLEET BATTLES) HJ『IJN』の改良…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第31号(1986/6/1)

TACTICS第31号(1986/6/1)を読んでみた。 この号から特集が再開した。この号の特集は「激突!鉄のカーテンを越えて」だ。 付録ゲームはSPI『パンドラ号の航海』(VOYAGE of the B.S.M.PANDORA)。 和訳ルールは前回に続きAH『パンツァークリーク』(Panzerkrieg)…

AT『はしれ!パットン』(シシリー島上陸作戦) バトルレポート(AAR)第二弾

初期配置 第1ターン(1943年7月10日午前) 第82空挺師団の降下開始。 司令部含め3ユニットが混乱状態に! 上陸開始! 第1歩兵師団の上陸 第3歩兵師団の上陸 第1ターン終了時の戦況 第2ターン(1943年7月10日午後) 支援攻撃でイタリア軍第18海岸防衛旅団第2大隊…

AT『はしれ!パットン』(シシリー島上陸作戦;1943年7月) バトルレポート(AAR)

アド・テクノス社の『はしれ!パットン』のゲーム1「シシリー上陸作戦;1943年7月」をソロ・プレイしてみた。 初期配置 初期配置 第1ターン (1943年7月10日午前) 巡洋艦ボイジーによる艦砲射撃によりイタリア軍第18海岸防衛旅団第1大隊、第2大隊が混乱状態に…