Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第5号(1983/07/25)

もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全59ページ。特集は『海戦ゲーム』だ。 p.4 三隻のビスマルク 中野雅晴 もくじでは記事のタイトルが「3つのビスマルク」だが、p.4のタイトルは「三隻のビスマルク」だ。どちらもいいタイトルだ…

小さな地図盤だが展開が最高に面白いシナリオだ! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ43 コンマーシャイトの戦闘」(Action At Kommerscheidt)バトル・レポート(AAR)

1944年11月4日、ドイツ、コンマーシャイト。ジークフリート線内に進入したアメリカ軍だがドイツ軍の反撃によりシュミットの町を奪回された。 その勢いでドイツ軍は小さな村コンマーシャイトを奪還しようとした。 導入されるルールは171.連合軍の戦闘爆撃機 …

AH『G.I.勝利への礎』(G.I. Anvil of Victory)「シナリオ42 ラインの橋頭堡」(Bridgehead on the Rhine)バトル・レポート(AAR)

1945/03/24 ドイツ シュペルドロップ 1945/03/23夜間、連合軍第21軍集団がライン川渡河を開始した。 第79特殊機甲師団第4王室戦車連隊と第51ハイランド師団の第154旅団ブラックウォッチ連隊第1大隊がシュペルドロップ村はずれで包囲されてしまった。 その包…

MMP ASL『Beyond Valor』第3版 コンポーネント紹介

Advanced Squad Leader(ASL)シリーズ第一作のMMP『Beyond Valor』(第3版)を入手したのでご紹介する。 第2版だとヒストリカル・モジュールの『Red Barricade』が付属したようだが、第3版はそれがなくなったということだ。 タイトル『Beyond Valor』は、『勇気…

【参考文献】『英独航空決戦』 歴史群像第二次欧州戦史シリーズ3 学習研究社 (1997/12/01)

もくじはこちら p.8 「あしか作戦」最終計画案 文/鷹光隆 CG/伊藤大地 イギリス侵攻作戦は第一波10個師団、第二波と第三波各6個師団。意外と少なかったのには驚いた。それしか運べないドイツ軍の貧弱な海運力だったのだ。 p.10 英本土上陸部隊の兵器 文・イ…

ティーゲル戦車恐るべし AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ41 ティーゲルへの強打」(Swatting At Tigers)バトル・レポート(AAR)

1943/07/11 南部シチリア ピァッツォ分水嶺 米軍第505空挺連隊のギャヴィン大佐の部隊は予定降下地点から20から60マイル(32kmから96km)も離れた地点に降下した。(そんなに離れた所に降下したら私なら嫌になるなぁ) 兵を集めながらギャヴィン大佐が進むと、ヘ…

アメリカ軍は西岸に渡れるか? AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ40 ドルノットの水位標」(The Dornot Watermark)バトル・レポート(AAR)

1944/09/10 ドイツ ドルノット メッツ攻防戦がなかなか進展しない。 補給切れとなったアメリカ軍は、ドルノットでモーゼル川西岸に、とうとう撤退することにした。 追加ルールは164.装備の所有 165.水泳だ。 勝利条件はアメリカ軍が18個の分隊または指揮官を…

MMP ASLルール・ブックのA章を読み始めてみた 

『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズも『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)の後半に入ってきたので、次はAdvanced Squad Leader(以下ASL)シリーズに進みたい。 そこで、『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)のシナリオが残ってるので、まだ少し…

AH/MMP ASLに役立つ便利そうなツール2個(バインダーとノリ)

『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズも『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)の後半に入ってきたので、次はAdvanced Squad Leader(以下ASL)シリーズに進みたい。 そこで、『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)のシナリオが残ってるので、まだ少し…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第4号(1983/05/25)

もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全51ページ。特集は『北アフリカの嵐 Panzer Armee Africa Desert Fox』だ。 p.4 Panzer Armee Afrika 砂漠のロンメル 今井一生 AH『砂漠のロンメル』(Panzer Armee Afrika)のバトルレポート。 …

連合軍がアントワープは確保したが・・・ K2P『ドイツ戦車軍団』(ダンケルク)バトルレポート(AAP)

K2P『ドイツ戦車軍団』(ダンケルク)を久しぶりにプレイしてみた。 本ブログで確認すると、約1年と少しぶりだ。 本記事の末尾に、本ブログでとりあげた本ゲーム関連記事をまとめておいた。 目次 ■初期配置 ■第1ターン(1940/05/14-15) ■第2ターン(1940/05/16-1…

激しい射撃戦の末結果は? AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ39 ボルジ・トゥームの橋への掃討戦」(Sweep for Bordg Toum Bridge)バトル・レポート(AAR)

AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)シナリオ39 ボルジ・トゥームの橋への掃討戦(Sweep for Bordg Toum Bridge)をプレイしてみた。 1942/12/10 チュニジア 追加ルールは162.山岳地形と163.発展した砲撃の選択ルールだ。 ターン数:8 勝利条件は6Y6-7…

【参考文献】『西方電撃戦』 歴史群像第二次欧州戦史シリーズ2 学習研究社 (1997/08/20)

もくじはこちら 西方電撃戦をテーマにしたウォーゲームをプレイするのにとても参考になる。 p.9 作戦重点は戦線中央。歩兵の後方に機甲師団 さらに後続の梯隊を縦深に配備。 文/鷹光隆 CG作成/伊藤大地 ドイツ陸軍参謀本部作戦室に掲げられたものを再現したC…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第3号(1983/03/15)

もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全51ページ。発売されていた当時は小遣いをゲームにつぎ込んでいたので店頭での立ち読みくらいしかしていなかった。 p.4 クロス・レヴュー ウォーゲーム・クラブの5人がプレイバランス、プレイ…

レニングラード陥落か!? SPI『レニングラード攻防戦』(Leningrad)バトル・レポート(AAR)その2

前回、ルールをいくつか適用し忘れたのでそこに注意して再プレイする。 前回へのリンクはこちら 目次 ■初期配置 ■第1ターン(1941/06/22-28) ■第2ターン(1941/06/29-07/05) ■第3ターン(1941/07/06-07/12) ■第4ターン(1941/07/13-07/19) ■第5ターン(1941/07/20…

建物の激しい奪い合い AH 『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ38工場」(The Factory)バトル・レポート(AAR)

1944/02/11 中部イタリア、アプリア居留地 ドイツ軍が確保したアプリア居留地にある工場をめぐる戦いだ。 追加されたルールは160.墓場、161.要塞化だ。 ターン数は8。ドイツ軍が増援投入すると10ターンに増える。 勝利条件は第2レベルの建物10ヘクス中6個を…

【参考文献】『ポーランド電撃戦』歴史群像第二次欧州戦史シリーズ1 学習研究社 1997/05/20

もくじはこちら 第一次世界大戦が終了して、第二次世界大戦が始まるまでの過程が、豊富な地図やイラストや写真と解説でよくわかる。 タイトルは『ポーランド電撃戦』だが、その他に、ムッソリーニによるエチオピア侵攻、スペイン内戦、ソ・フィン戦争、アド…