Haruichiban0707のウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開したウォーゲーマーのノート。

1_投稿:作戦研究

作戦研究HJ『マーケットガーデン作戦』シナリオ3「地獄のハイウェイ」

HJ『マーケットガーデン作戦』シナリオ3「地獄のハイウェイ」は1944/09/22のドイツ軍による反撃をテーマにしたショートシナリオだ。 アメリカ軍は初期3ユニット、増援3ユニット合計6ユニット。戦力は初期6-9、増援合わせて最終的に13-27(数字の左が攻撃力、…

作戦研究 HJ『マーケットガーデン作戦』シナリオ4「Drop of the Red Devils」

このシナリオは、HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)のイギリス軍第1空挺師団が降下してからの4ターンを描いたシナリオだ。 このゲームのデザイナーの石川輝氏が『タクテクス』第14号(1984/03/01)の「橋は遠すぎない!〈HJ〉"マーケット…

作戦研究 HJ『マーケットガーデン作戦』シナリオ7 「All-American」

このシナリオは、アメリカ軍第82空挺師団の戦域の戦いを再現したショートシナリオだ。 このゲームのデザイナーの石川輝氏が『タクテクス』第14号(1984/03/01)の「橋は遠すぎない!〈HJ〉"マーケットガーデン作戦"コンメンタール」で詳細な作戦研究をしている…

作戦研究 HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)戦闘結果表確率研究

HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)の戦闘結果表は独特なものだ。 戦闘比とサイコロの目の交差は通常の作戦級ゲームのそれだが、結果と地形効果レベルを比較するというものだ。 結果は、Am(n)や、Dm(n)、EXという形で表現される。(mとn…

作戦研究 HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)シナリオ6「Screaming Eagles」

シナリオ6「Screaming Eagles」は、アメリカ第101空挺師団の降下戦域をめぐるシナリオだ。その作戦について研究してみる。 ■初期配置 ドイツ軍はたったの4部隊。攻撃力3防御力5 増援含めても10部隊だ。増援含めると最終的には攻撃力22防御力25となる。各ター…

HJ『マーケットガーデン作戦』作戦研究記事

このところ、HJ『マーケットガーデン作戦』の記事を書き込んでいたので、Twitterで下記リンク先を紹介していただいた。こういう紹介は嬉しい。 https://goodgamersgroup.web.fc2.com/70_toukou/1993-10-10.htm 『タクテクス』誌上と『シミュレータ』誌上でこ…

英第30軍団の作戦研究 HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)

HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)における英第30軍団の作戦研究だ。 このゲームの特徴は戦闘結果表だ。多くの戦闘結果表だと、戦力比をいくつにするとどのくらいの割合で相手を壊滅させたり後退させたり自軍の損害がどのくらい出るか…

英第30軍団の作戦③改研究 HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)

HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)における英第30軍団の作戦研究だ。 前回までの作戦研究はこちら haruichiban0707.hatenablog.com haruichiban0707.hatenablog.com このゲームのデザイナーの石川輝氏が『タクテクス』第14号(1984/03/0…

英第30軍団の作戦①研究 HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)

HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)における英第30軍団の作戦研究だ。 haruichiban0707.hatenablog.com このゲームのデザイナーの石川輝氏が『タクテクス』第14号(1984/03/01)の「橋は遠すぎない!〈HJ〉"マーケットガーデン作戦"コンメ…

英第30軍団の作戦⑤研究 HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)

前回の作戦研究の続きだ。 (前回の作戦研究へのリンクを貼る) このゲームのデザイナーの石川輝氏が『タクテクス』第14号(1984/03/01)の「橋は遠すぎない!〈HJ〉"マーケットガーデン作戦"コンメンタール」で石川輝氏は、次の①から⑤の作戦を提示している。 ①…

英第30軍団の作戦③研究 HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)

HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)で、イギリス軍第30軍団の前進について研究してみる。 【1】進撃距離 1級道路をArnhemまで進むとして距離を測ってみる。 Valkenswaard(1309)まで8ヘクス(12.8km) Eindhoven(2010)まで15ヘクス(24km) Z…

TAC新001『光秀戦記』(黒井城撤退戦)バトル・レポート(AAR) 第3弾

復活『タクテクス』(TACTICS)第1号の付録ゲーム『光秀戦記』(黒井城撤退戦)のバトル・レポートの第3弾だ。 第1弾は、全然史実を知らない状態で丹波軍の増援がどこからどのくらい出てくるかも確認せず、野戦を始めて明智軍は大敗した。 haruichiban0707.haten…

TAC新001『光秀戦記』(山崎決戦)(黒井城撤退戦)戦闘結果表研究

復活『タクテクス』(TACTICS)第1号の付録ゲームに『山崎決戦』と『黒井城撤退戦』がある。この2ゲームでは共通の戦闘結果表を使っている。 サイコロ2個を振るので、戦闘結果が幅広い。 戦闘結果表を計算しグラフ化してみたのが下図である。 略号の意味は次の…

CMJ133『グレネード作戦』(Operation Grenade)作戦研究

CMJ133『グレネード作戦』、HJ『オペレーション・グレネード』(Operation Grenade)では、ドイツ軍は急速増水と漸次増水を選択できる。 急速増水を選択すると、ローエル峡谷内の全ヘクスが沼沢地となる。もともと沼沢地だったヘクスは戦闘結果表で丘陵の行で…

西部戦線シリーズ(Victory in the West)戦力チット研究

西部戦線シリーズ(Victory in the West)の最大の特徴は最初の戦闘をするまで、戦力チットを引かないと戦力がわからない点である。 士気水準(練度)Morale Level)と兵員充足度(員数)(Combat Class)である程度はわかるが、かなりの幅がある。 そこでそれぞれの…

西部戦線シリーズ(Victory in the West)戦闘結果表研究 

SPIから出版され、ホビー・ジャパンがライセンス販売し、コマンドマガジン第81号で再版された『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)は、西部戦線シリーズ(Victory in the West)だ。共通ルールと共通の戦闘結果表を使っている。 サイコロ2個振るので、この戦闘…

HJ 『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)戦術研究 

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)の戦闘ルールの最大の特徴は、最初の戦闘に入るまで戦力がわからず、戦力チットを引いて初めて戦力がわかる、ということだ。 もう一つの特徴は、戦力比シフトだ。 以下の7個の要素で戦力比が防御側に有利になったり攻…

K2P『ドイツ戦車軍団』(エル・アラメイン)で見る作戦研究

『タクテクス』(TACTICS)第34号の記事で付録ゲーム『マレンゴの戦い』で説明していた戦闘の基本を『ドイツ戦車軍団』(エル・アラメイン)でユニットを並べてみた。 戦術の基本なのだが、あらためて盤上に並べてみると勉強になる。 【1】正面攻撃 ドイツ軍第16…

『日本機動部隊』戦闘結果表から最小値・期待値・最大値を計算してみた

『日本機動部隊』の戦闘結果表から最小値と期待値と最大値を計算してみた。 この数値を参考にして攻撃の組み合わせを考えると効率のいい攻撃ができるだろう。 【1】対空砲表 ダイスの目修整 1 2 3 4 5-6 7-8 9-10 11-12 13-15 16-19 20+ 最小値 0 0 0 0 0 1 …

戦闘結果表分析 コマンドマガジン第46号『D-DAY』

コマンドマガジン第46号『D-DAY』の戦闘結果表は、ファイヤーパワー方式で、同時に相手からの反撃もあるという独特のシステムである。下手に攻撃して反撃で思わぬ損害を被ることもあり得る。 攻撃するときに防御側の攻撃力とそれによってどのくらいの確率で…

戦闘結果表分析 コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』

コマンドマガジン第46号『バルジの戦い』の戦闘結果表を調べてみた。 どのくらいの戦闘差とダイス修正があればどのくらいの確率でどんな結果を出せるのか、調べてみた。 このゲームの場合、NE狙って防御側を拘束し防御側のZOCをなくしたい時と、防御側を退却…

『ドイツ戦車軍団 ダンケルク』作戦研究

『ドイツ戦車軍団』の『ダンケルク』は、ドイツ軍が一方的に攻め込む。連合軍は、どう秩序だった退却をするか、その中でどう一矢を報いるか、を問われるゲームだ。 万に一つもドイツ軍の進撃を押しとどめ、ミューズ川の東に押し返す可能性はないだろう。 そ…

翔企画 SSシリーズ『バルジの戦い』VASSAL戦

翔企画 SSシリーズ『バルジの戦い』ボックス・アート 翔企画のSSシリーズは、「Sサイズ・シミュレーションゲーム・シリーズ」の略で、「早い」「安い」「うまい」の吉野家のように、「短時間でプレイ可能」「安価」「面白い」がウリだったかと思う。(ちょっ…

先にこの記事読んでいたら・・・『ドイツ戦車軍団 ダンケルク』

前回、『ドイツ戦車軍団 ダンケルク』のバトル・レポートでは、「連合軍が戦線作れない。他の人のバトル・レポートを見てみたい」と書いた。検索してみたら、こんな記事があった。 ふむふむ。なるほど。 このバトル・レポート(AAR)は、勉強になる 連合軍は移…

『長篠・設楽原合戦』作戦研究

国際通信社のウォー・ゲーム日本史第7号『長篠・設楽原合戦』は短時間に手軽にできるゲームだ。 【1】移動に関する分析 移動制限がかなりあるのでなかなか作戦を立てにくい。 まず、各エリアに名前がついていないので、名前をつけた。 日本史ものらしく、い…

戦闘結果表から確率計算してみた S&T 77号『奇襲空挺部隊』(PARATROOP) エバン・エマール要塞(Eben Emael)

Strategy & Tactics 77号『奇襲空挺部隊』(PARATROOP) エバン・エマール要塞(Eben Emael)の射撃結果判定表(Fire Combat Results Table)は独特なものだ。 1)射撃するのがキューポラ型トーチカか、ケースメイト型トーチカか、ドイツ軍か、ベルギー軍かで、使う…

地図間連絡ゾーン・ブロック作戦 S&T 77号『奇襲空挺部隊』(PARATROOP) 『クレタ』(Crete)

Strategy & Tactics誌 第77号(1979年11月-12月号)の付録で後にSPIから箱入りで発売された『奇襲空挺部隊』は3個のスケールもルールも異なるゲームが同梱されている。 『クレタ』(Crete)はその中の1個でドイツ軍によるクレタ島降下作戦(メルキュール作戦)をシ…

戦闘結果表から期待値計算(エポック/コマンドマガジン 『砂漠の狐』)

エポック/コマンドマガジン 158号の『砂漠の狐』の戦闘結果表を研究してみた。 まずは、戦闘比と攻撃側が受けるステップ数の推移を面グラフにしてみた。 戦闘結果表の攻撃側のステップ数 防御側の戦闘比とステップ数は以下となる。 戦闘結果表の防御側のステ…

エポック『砂漠の狐』とコマンドマガジン#158『砂漠の狐 Desert Fox: Tobruk '41』

エポック『砂漠の狐』とコマンドマガジン158号『砂漠の狐 Desert Fox: Tobruk '41』 エポック『砂漠の狐』を再版したのが、コマンドマガジン158号『砂漠の狐 Desert Fox: Tobruk '41』だ。 マップ マップは3枚のボードから1枚の薄い紙に変わった。集落が増え…

目からウロコのユニークな魚雷ルール(もりつち『ソロモン夜襲戦(Ver 4.0)』)

もりつち 『ソロモン夜襲戦(Ver 4.0)』の魚雷の進み方のルールはかなりユニークである。 ユニークだが、これまでの魚雷ルールの問題点を解決した画期的なルールだと思う。 コロンブスの卵というか、目からウロコが落ちた、というか、ともかく、とても感動し…