Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

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『コマンドマガジン』172号(2023/08/20)を読んでみた

ワグラムの戦い The Peace of Vienna, 5-6 July 1809 国際通信社の『コマンドマガジン』第172号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社のNAWシリーズの一作『ワグラムの戦い』(Wagram The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)だ。デザイナーは、Irad B. Hardy氏。 こ…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第13号(1984/11/25)

legalalien.sakura.ne.jp もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全67ページ。 p.19 なぜコンピュータなのか? 高田誠 この頃は、コンピュータを使ったウォーゲームの勃興期だからいろいろな使い方があった。 第一世代:ボードの補助…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第12号(1984/09/25)

legalalien.sakura.ne.jp もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全67ページ。 p.6 パネル・ディスカッション ゲームデザインにおける創造性 司会:鈴木銀一郎 パネリスト:高梨俊一 黒田幸弘 高梨俊一氏は、ゲームを作る時の「バラン…

CMJ172『ワグラムの戦い』(Wagram:The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)ゲーム紹介

SPI社から1975年に発売され『タクテクス』(TACTICS)誌第47号(1987/10/01)の付録になり、今回、『コマンドマガジン』第172号(2023/08/20)の付録ゲームとなった『ワグラムの戦い』(Wagram : The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)ご紹介する。 1809年7月5日から…

『入門ガイドブック』を読んでみた HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)

HJ『ベーシック3』には、『入門ガイドブック』が附属しているので、真面目に読んでみた。 もくじは次のとおりだ。本書の末尾にあるクレジットだと「入門ガイド」と「プレイの実際」は高梨俊一氏が執筆したようだ。「ヒストリカルノート」は、『スエズを渡れ…

発見!! ジェームズ. F・ダニガン『ウォーゲームハンドブック』と『メッツ進撃作戦』(Drive On Metz)

1982年にホビージャパンから出版された『ウォーゲームハンドブック』という本があった。 これに『メッツ進撃作戦』という小さなゲームがついていた。 たまたまBoardgame geekを見ていたら、『Drive On Metz』というゲームを見つけた。 「そのマップが『メッ…

堀場亙氏のTwitterスペース「ウォーゲームにおける歴史再現性とシミュレーション」を聴いてみた

堀場工房の、毎月第一水曜日に開催されている堀場亙氏によるTwitterスペースを生放送で聴いた。今回は盛り上がって1時間の予定の所を、1時間30分に達した。 https://t.co/F6RV4Xc3um — 堀場工房 (@horiba_wataru) 2023年8月2日 テーマは、「ウォーゲームにお…

【雑感】さすがはVASSAL!! VASSAL版『ASL Starter Kit #1』S4「Wellcome Back」

Advanced Squad Leader Starter Kit #1(ASLSK1)のシナリオ、S4「WELCOME BACK」のVASSAL版をダウンロードしてみてビックリした!! http://vasl.info/setups/MMP/StarterKit/Enhanced/S%20004%20Welcome%20Back%20-%20Enhanced.vsav 全面真っ白なのだ!! 「…

堀場亙氏のTwitterスペース「ウォーゲームにおける誇張と省略」を聴いてみた

堀場工房の、堀場亙氏によるTwitterスペースを録音で聴いた。 https://t.co/s7YPKScboG — 堀場工房 (@horiba_wataru) 2023年7月5日 テーマは「ウォーゲームにおける誇張と省略」 ゲストとしてBANZAIマガジンvol.14の付録ゲーム『続・八甲田山 黒溝台会戦』の…

『コマンドマガジン』171号(2023/06/20)を読んでみた

国際通信社の『コマンドマガジン』第171号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社『バトル・フォー・クルスク』(Battle For Kursk)だ。デザイナーは、Trevor Bender氏。 このゲームはもともとC3iマガジン第24号で発表されたゲームだ。 マップはクルスク周辺だけで…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第11号(1984/07/25)

legalalien.sakura.ne.jp もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全67ページ。特集は『激突!!日米機動部隊』だ。 p.3 Pacific Fleet 穂積憲仁 HJ『太平洋艦隊』のバトル・レポートだ。 日本軍を河合秀郎氏、米軍を塩谷伸一郎氏が担…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第10号(1984/05/25)

legalalien.sakura.ne.jp もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全67ページ。特集は『Battle Report War in Europe』だ。 p.3 Battle Report War in Europe 北野幹彦 都立西高校の6名がSPI『War in Europe』をプレイした時のバトル・…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第9号(1984/03/25)

legalalien.sakura.ne.jp もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全67ページ。特集は『WEST FRONTー西部戦線★戦術研究ー』だ。 p.2 室長の声 深見耕一 オリジナル・ゲーム・コンテストの開催と『War in Europe』の大作バトル・レポー…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第8号(1984/01/25)

もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全59ページ。特集は『電撃!東部戦線』だ。 p.2 室長の声 深見耕一 ウォーゲーム業界が新しい動きを迎えている。その中であらためて「ゲーマーによるゲーマーのためのS.G.評論誌」という立場で…

MMP ASL『Hakkaa Paalle !』 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール14の『Hakkaa Paalle !』を入手した。 本当はPaalleのaの上に、横に二個並んだ点がつく。Hakkaの方は点がない。フィンランド語はよくわからないが発音が違うのだろう。 Google翻訳で直訳すると「杭を打つ」となる。!がついているか…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第7号(1983/11/25)

もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全59ページ。特集は二本立てで『戦術級ゲームの変遷』と『バトルレポート マーケットガーデン作戦』だ。 p.4 戦術級ゲームの変遷 浅野徹也 以下の戦術級ゲームがシステムの特徴とともに紹介され…

MMP ASL『Rising Sun』 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール13の『Rising Sun』を入手した。 直訳すると「昇る太陽」となる。日本軍や中国軍を扱ったものだ。 『Code of Bushido』と『Gung ho !』を統合したようだ。 地図盤は34, 35, 36, 37, 38, 39, 47の7枚だ。 さらにSand and Blood:Gavut…

EKJ『独ソ戦1941』(GERMAN-SOVIET WAR 1941)の紹介

英雄開発事業団の『独ソ戦1941』(GERMAN-SOVIET WAR 1941)を入手した。 こちらで販売している。 bodoge.hoobby.net デザイナーは九条まさはる氏。 すぐに売り切れる人気ゲームだ。私も最初のロットでは、買い逃してしまった。 「入荷情報を受け取る」として…

【参考文献】原勝洋編『戦艦「大和」全写真』潮書房光仁新社(2023/04/07)

目次はこちら 第1部 沖縄海上特攻 第2部 「大和」「武蔵」誕生 第3部 トラック泊地/マリアナ沖海戦 第4部 比島沖海戦 第5部 安芸灘の戦い 付録 航空母艦「信濃」 「大和」「武蔵」行動年表 「大和」や「武蔵」の写真はそんなに残っていないから写真より文字…

MMP ASL『Armies of Oblivion』 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール12の『Armies of Oblivion』を入手した。 直訳すると「消滅の陸軍」となる。枢軸軍中小国を扱ったものだ。 地図盤は48, 49, 50, 51の4枚だ。 オーバーレイ・シート4枚がつく。 盤面一杯に広がる川が描かれている。 シナリオは27から…

MMP ASL『Doomed Battalions』 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール11の『Doomed Battailions』をヤフオクで入手した。 直訳すると「破滅する運命の大隊」となる。連合軍中小国を扱ったものだ。 右肩に2nd Editionとある。ボックスアートは以前こちらでも触れたがDavid Pentland氏だ。 迫力があって…

MMP ASL『Croix de Guerre』 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール第10aの『Croix de Guerre』を入手した。 直訳すると「戦争の十字架」となる。戦争で勇敢な行動をした軍人に与えられる勲章のようだ。フランス版クロス・オブ・アイアンといったところだろうか。 AH版の第10作も『Croix de Guerre』…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第6号(1983/09/30)

もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全59ページ。特集は『マルチプレイヤーズ・ゲーム』だ。 AH『ディプロマシー』(Diplomacy)、AH『マキャベリ』(Machiavelli)、AH『バラ戦争』(King Maker)、AH『第三帝国』(Third Reich)、AH『日…

MMP ASL『Hollow Legions』 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール第7aの『Hollow Legions』を入手した。 翻訳すると「中空の軍団」となる。 戦争準備不十分で開戦したイタリア軍のことを指すのだろうか? AH版の第7作も『Hollow Legions』だったが、『West of Alamein』の地図盤やシナリオを合わせ…

MMP ASL『For King and Country』 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール第5aの『For King and Country』を入手した。 AH版の第5作は『West of Alamein』だったが、『West of Alamein』は絶版となり、新たに『For King and Country』となった。 タイトルを翻訳すると『国王と祖国のために』と言ったところ…

MMP ASL『YANKS』第2版 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール第3弾の『YANKS』を入手した。 ボックス・アートはAH版と変更になった。 また『Beyond Valor』とトーンが異なりリアルな感じになった。 ボックスにはASL Module 3aと書いてある。 もともとAH版は第2弾が『Paratrooper』、第3弾が『Y…

ASLシナリオ一覧

2024/04/19現在 ASLシナリオ一覧です。まだ『Beyond Valar』と『Yanks』と『ASL Classic』の一部ですが、徐々に拡充していく予定です。 日=日本 ドイツ=独 イタリア=伊 フィンランド=芬 米=アメリカ 英=イギリス 仏=フランス ソ=ソ連 中=中国 パ=…

『コマンドマガジン』169号(2023/02/20)を読んでみた

国際通信社の『コマンドマガジン』第169号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社『イエナ・アウエルシュタットの戦い』(The Battle for Prussia, 14 October 1806)だ。デザイナーは、Thomas Walczyk, Frank Davis氏。 このゲームはもともとSPI社が出版しホビージ…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第5号(1983/07/25)

もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全59ページ。特集は『海戦ゲーム』だ。 p.4 三隻のビスマルク 中野雅晴 もくじでは記事のタイトルが「3つのビスマルク」だが、p.4のタイトルは「三隻のビスマルク」だ。どちらもいいタイトルだ…

MMP ASL『Beyond Valor』第3版 コンポーネント紹介

Advanced Squad Leader(ASL)シリーズ第一作のMMP『Beyond Valor』(第3版)を入手したのでご紹介する。 第2版だとヒストリカル・モジュールの『Red Barricade』が付属したようだが、第3版はそれがなくなったということだ。 タイトル『Beyond Valor』は、『勇気…