Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

1_投稿:雑感

【雑感】SPI社ゲームリストのページを見つけて思ったこと

ネットサーフィンしていたら、次のサイトを見つけた。 SPI社のゲームリストだ。 www.simpubs.org https://www.simpubs.org/list.html 最初は、SPI社から出版されたゲーム紹介のための一覧ページかと思った。 だが、リンク先を見て驚いた。 例えば下記リンク…

BoardGameGeekのRatings

BoardGameGeekのRatingsの定義を確認してみてGoogle翻訳で日本語訳してみた。 一応、こういう基準があるということはわかった。 だが、こういうレーティングは主観的なものではあるが、自分が投稿するときは意識しておきたい。 boardgamegeek.com 10 - Outst…

【雑感】雷撃照準器の使い方が書いてある資料はないのかな?

上の画像は下記リンクから引用 http://3dcg674.blog.fc2.com/blog-entry-556.html 以前、ブログにこんな記事を書いた。 第二次世界大戦当時の雷撃方法を、『ミリタリー・クラシックス』VOL.74(2021/9/9)イカロス出版p.43にある「四式重爆の雷撃法1」を元に、…

堀場亙氏のX(旧Twitter)スペース最終回「ゲームの終了のさせ方」を聴いて思ったこと

堀場工房の、毎月第一水曜日に開催されている堀場亙氏によるウォーゲームスペースの最終回だ。今月も、私は録音で聴いた。 https://t.co/PdvqpGEbWE — 堀場工房 (@horiba_wataru) 2024年1月10日 テーマは「ゲームの終了のさせ方」だった。 『モノポリー』は1…

2023年を振り返る(ウォーゲーム関連個人的10大トピックス)

ウォーゲームを再開して3年が経過した。 今年プレイしたのはBoardgaeme Geekの記録で見るとこんな感じだ。 『タクテクス』(TACTICS)誌付録ゲームのようにBoardgame Geekに登録されていないゲームもあるのでこれが全てではないが、楽しい1年だった。 ちなみに…

戦闘結果表試案

ボード・ウォー・ゲームの中には一方的な戦いのため、防御側が一回も戦闘のダイスを振らないゲームがある。 一般に、ウォーゲームは実際の戦闘を再現しており、史実の戦闘はスポーツと異なり、対等でないことの方が圧倒的に多い。 そして、ボード・ウォー・…

【雑感】ウォーゲームの「級」について

ウォーゲームの分類方法は、いろいろある。 戦場による分類としては、陸戦、海戦、空戦など。 時代による分類だと、現代戦、第二次世界大戦、第一次世界大戦・・・ そんな中に、「級」による分類がある。 戦略級や作戦級や戦術級などだ。 以前も下記Twitter…

ウォーゲームに関するとりとめもない思い

私は、中学生や高校生の頃ウォーゲームをプレイしており、約40年のブランクを経て、コロナ禍により、再開した。 中高生の頃は、ウォーゲームをプレイすることで、その歴史を理解し、精通したつもりだった。今考えると思い上がりも甚だしいことだ。 ウォーゲ…

堀場亙氏のTwitterスペース「戦術級について考える」を聴いて思ったこと

堀場工房の、毎月第一水曜日に開催されている堀場亙氏によるウォーゲームスペースだが、今月は堀場氏の都合により第2水曜日に実施され、私は録音で聴いた。 堀場工房 ウォーゲームスペース テーマは「戦術級について考える」だったが、今回は、戦術級を特に…

雑感:AT『ノルマンディ上陸作戦』( Normandy Operation Overlord)

いつもVASSALでお世話になっているA氏がアド・テクノス社『ノルマンディ上陸作戦』(Normandy Operation Overlord)のVASSALモジュールを作成中とのことで、作成中モジュールでテストプレイした。 (画像はBoardgameGeekより) boardgamegeek.com このゲームは、…

堀場亙氏のTwitterスペース「ゲームの中の帝國陸軍」を聴いてみた

堀場工房の、毎月第一水曜日に開催されている堀場亙氏によるウォーゲームスペースを生放送で聴いた。 https://t.co/5sV5hYt0Zf — 堀場工房 (@horiba_wataru) 2023年10月4日 テーマは「ゲームの中の帝國陸軍」だ。ちょうど堀場亙氏が国際通信社から同名の本を…

「川の対岸に支配地域(ZOC)が及ばない」について考えてみた AH『タクテクス・II』(TACTICS・II)

先日、A氏と対戦していた時の雑談で、「作戦級ゲームでよく支配地域(ZOC:Zone of Control)(*)が川の向こう側には効果がない、とあるけど、あれは逆に川が障害にならなくておかしいと思うのですよ。」とA氏が話していた。 (*)ZOCのことを、日本語では「支配地…

感想:バリ島沖海戦の自作シナリオ(SS『聯合艦隊』(Fleet Battles))を作ってみて

サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用のバリ島沖海戦自作シナリオを作成してみて、感じたことを書いておく。 自作シナリオはこちらだ。 改修版第1合戦シナリオへのリンク 改修版第2第3合戦シナリオへのリンク 改修版第4合戦シナリオへのリン…

堀場亙氏のTwitterスペース「ウォーゲームにおける歴史再現性とシミュレーション」を聴いてみた

堀場工房の、毎月第一水曜日に開催されている堀場亙氏によるTwitterスペースを生放送で聴いた。今回は盛り上がって1時間の予定の所を、1時間30分に達した。 https://t.co/F6RV4Xc3um — 堀場工房 (@horiba_wataru) 2023年8月2日 テーマは、「ウォーゲームにお…

【雑感】さすがはVASSAL!! VASSAL版『ASL Starter Kit #1』S4「Wellcome Back」

Advanced Squad Leader Starter Kit #1(ASLSK1)のシナリオ、S4「WELCOME BACK」のVASSAL版をダウンロードしてみてビックリした!! http://vasl.info/setups/MMP/StarterKit/Enhanced/S%20004%20Welcome%20Back%20-%20Enhanced.vsav 全面真っ白なのだ!! 「…

堀場亙氏のTwitterスペース「ウォーゲームにおける誇張と省略」を聴いてみた

堀場工房の、堀場亙氏によるTwitterスペースを録音で聴いた。 https://t.co/s7YPKScboG — 堀場工房 (@horiba_wataru) 2023年7月5日 テーマは「ウォーゲームにおける誇張と省略」 ゲストとしてBANZAIマガジンvol.14の付録ゲーム『続・八甲田山 黒溝台会戦』の…

【雑感】ヘクス上を移動する戦車ユニットの違和感

先日堀場亙氏のTwitterのスペースに参加した。 その時堀場氏がデザインした『MC☆あくしず』誌第69号の付録ゲーム『ノルマンディー戦車戦1944』で、ヘクスでなくスクエアにした理由について語っていた。 その際、堀場氏は「ヘクス上の動きは戦車の動きではな…

【雑感】思い込みは恐い

先日、VASSALでMMP『Advanced Squad Leader Starter Kit #1』(以下ASLSK)を対戦して、驚いたことが二点あった。 ●火炎放射器を使えるのは指揮能力-2,-3の指揮官と突撃工兵だけではない 対戦相手が火炎放射器を8-0指揮官に持たせていた。 それはできない、あ…

2022年を振り返る

2022年は、シミュレーション・ゲームの趣味復活2年目だった。 あいかわらずブランクをうめる年だった。 ロシアによるウクライナ侵攻 今年は、ロシアがウクライナに本格的に侵攻したのが驚きだった。 最初は、旧共産圏の内ゲバみたいなものか、と思ったが、こ…

【雑感】MMP『Doomed Battalions』のボックスアート

MMPから出ている『Doomed Battalions』のボックスアートは、迫力あって印象に残る。見慣れない戦車で、二つの砲塔があり、SFっぽくて好きな戦車で、インパクトあるボックスアートだ。 たまたま下の本のページをパラパラめくってたら見つけた!! 2003/05/10…

発見!AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズ・シナリオ集サイト

AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズのシナリオを集めたサイトを発見した!! どんなシナリオなのかはよくわからないが、ダウンロードしてプレイしてみるのが楽しみだ。 好きな人が沢山いて皆さん楽しんできたのだなぁ~。 ○The Australian Wargamer htt…

ボードやユニット自作のコツ TAC002『シェルブール攻防戦』雑感

夏休みの工作の宿題の気分で、『タクテクス』(TACTICS)誌第2号(1982/3/1)の付録ゲーム『シェルブール攻防戦』を作ってみた。 昔ながらに地図とユニットをコピーし、厚紙に貼り、カッターで切って作った。 もともとの印刷が白黒なのでコピーしても海が黒くな…

えっ!?そうだったの?ちゃんと読まないと! AH『クロス・オブ・アイアン』(Cross of Iron)

AH『クロス・オブ・アイアン』(Cross of Iron)のルールブックの後ろの方にはこのゲームに登場する砲や車両の一覧表が載っている。 ほとんどの情報がユニット上に載っているのであまり真面目に読まずにプレイしてきた。 だが、しかし、しっかり読んでみると、…

ウォーゲーム保管方法に関する一考察

ウォーゲームの趣味を再開させてからほぼ1年。 この間に驚いたのが、昔はボックスの中に入っていたウォーゲームが、今はジップロックに綺麗に入っていることだ。 ジップロックだとボックスに比べると薄いので保管が便利だと思った。 ただ問題もあると思った…

【雑感】ボード・ウォー・ゲームの楽しさとは?

ボード・ウォー・ゲームの趣味を復活させてから約1年が経過した。 「ボード・ウォー・ゲームの楽しさは何だろう?」 「何が楽しくてこの趣味をやっているんだろう?」 と考えてみた。 楽しさのポイントは次の5個あると思う。 1. 共感 2. 検証 3. 勝利 4. 改…

「シミュレーションゲームと歴史」 雑感

昔の『タクテクス』誌の読者コーナーで、「シミュレーションゲームと歴史」の議論が活発だった。(※) それは、「戦争をゲームにして楽しんでいる後ろめたさを、隠そうとしているにすぎない。」と断じる人達に対して反論したいからだろう。『タクテクス』誌第4…

復活『タクテクス』(TACTICS)第1号

2022年3月19日に、ホビー・ジャパンから復活『タクテクス』(TACTICS)第1号として発売されたのがこれだ。 明智光秀関連のゲーム3個が同梱されている点はお買い得だ。 これが届いた時、嬉しくてまだ読む前に書いたのがこちらだ。 haruichiban0707.hatenablog.c…

【参考文献】大木毅『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』岩波新書(2019/7/19)

話題になっているので読んでみた。 読む前は「今さら独ソ戦?何か新しいことあるのか?」と正直思った。 読んでみて驚いたのは、ドイツ国防軍がヒトラーに責任転嫁していたことだ。 1970年代に読んだ本は確かにそういう本が多かった。だが、それは最近間違い…

ボード・ゲームという言葉に対する違和感

ウォーゲームの趣味を復活させてから違和感を感じたことが「ボード・ゲーム」(ぼどげ)という言葉だった。 いろいろな人が、ウォーゲームとボード・ゲームを対比して使っているように思えたからだ。 「ウォーゲームはルールが難しいし戦史を知らないとプレ…

「ウォーゲームで歴史に思いを馳せる」の記事を読んでて思ったこと

DSSSM(松浦豊)さんの下記リンク先の記事を読んだ。 dsssm.blog.fc2.com 満洲事変を起こした石原莞爾を、もし本当に「日本国民が賞賛したことが原因で、陸軍が石原莞爾などを処分できなかった」のだとすると、なぜ日本国民が満洲事変を賞賛したのか、検討し…