Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

2_2_戦種:空戦

上田信、松田大秀、小林源文他『雷撃隊出動セヨ!』学習研究社(2000/08/28)

amazonのリンクはこちら=>https://amzn.to/3TNtF22 目次はこちら ■三式戦『飛燕』造形 高井康之 『震電』柏木崇男 プラモデルの写真が載っているがカッコいい! お二人は、株式会社イーストビューワークスのスケールモデル事業部で活動しているそうだ。 今も…

【参考記事】古峰文三『中東戦争航空戦1948-73』 ワン・パブリッシング『歴史群像』No.183(2024/02)

amazonの紙版へのリンクはこちら=>https://amzn.to/3tSxgBa amazonのkindle版へのリンクはこちら=>https://amzn.to/3vuBtvv もくじはこちら ■中東戦争航空戦1948-73 古峰文三 第一次から第四次までの中東戦争航空戦概要をまとめた記事だ。 第一次中東戦争…

【書籍紹介】神立尚紀(こうだち・なおき)『カミカゼの幽霊 人間爆弾をつくった父』小学館(2023/07/05)

著者の略歴を見ると『「フライデー」専属カメラマンを務め』とあり、本の内容について少し不安に思ったが、内容の濃い、とてもすばらしいノンフィクションだった。 大阪の大屋隆司の家で飼っていて、父がかわいがっていた犬が公園でつながれたままになってい…

『歴史群像』No.179(ワン・パブリッシング)(2023/06)を読んでみた(その2)

もくじはこちら 読んだ時点でブログにあげていこうと思う。 p.26 ウクライナ戦争を読む その3 作戦術 勝利を組織するために 文・解説 有坂純 ロシアによるウクライナ戦争が当初のロシア軍の想定より長引いているのは、「ロシア軍の作戦術(オペレーショナル・…

『歴史群像』No.179(ワン・パブリッシング)(2023/06)を読んでみた(その1)

もくじはこちら まだ少ししか読んでいないが、読んだ時点でブログにあげていこうと思う。 p.8 装甲兵車 文・監修=古峰文三 作図=胃袋豊彦 ドイツ軍、アメリカ軍のハーフトラックは有名だし、プラモデルにもなっているので知っていたが、そういえば日本は見…

【参考文献】『英独航空決戦』 歴史群像第二次欧州戦史シリーズ3 学習研究社 (1997/12/01)

もくじはこちら p.8 「あしか作戦」最終計画案 文/鷹光隆 CG/伊藤大地 イギリス侵攻作戦は第一波10個師団、第二波と第三波各6個師団。意外と少なかったのには驚いた。それしか運べないドイツ軍の貧弱な海運力だったのだ。 p.10 英本土上陸部隊の兵器 文・イ…

さっそくソロプレイしてみた K2P『Age of Dogfights : WWI』バトル・レポート(AAR)

K2P『Age of Dogfights : WWI』で早速ソロプレイしてみた。 選んだ機種はカードの1番と2番でイギリス軍はAirco DH.2。 ドイツ軍はFokker E.IV 拡張ボードから進入する。 拡張ボードのパトロールゾーンに配置する。 ヘクスになっているのはアクセスポイントだ…

K2P『Age of Dogfights : WWI』コンポーネント

ゲムマの後に送付されるとばかり思ってたら配送しなくなったと思ってたゲムマの日に届いてビックリした。 国際通信社の『Age of Dogfights WWI』の日本語版だ。 箱のサイズにビックリした。 比較のために隣に置いたのははほぼA4サイズのAH『戦闘指揮官』(Squ…

零戦 vs F4Fワイルドキャット AH/HJ『エア・フォース』(Air Force)シリーズ バトル・レポート(AAR)

零戦vsF4Fワイルドキャットの1機対1機の戦いをAH/HJ『エア・フォース』(Air Force)で、VASSALで再現してみた。 ■初期配置 高度は10000フィート。約3048m。 どちらも運動速度とした。零戦21型(A6M2)は速度5(約400km/時)とF4Fは速度3(約240km/時)。 ■第3ターン…

ビルマ上空 97戦vsP-40!! バトル・レポート(AAR) HJ『エア・フォース』(Air Force)

『タクテクス』(TACTICS)第44号の石川輝氏「BATTLE OVER BURMA」の記事を読んで1942年1月23日、日本の97式戦闘機25機がP-40と戦った戦いを再現してみる。 97式戦闘機はカードやユニットがないのでほぼ同性能の96式艦上戦闘機で代用する。 ■初期配置 高度1000…

AH『リヒトホーフェン』(Richithofen's War)シナリオ1 フォッカーDr1対ソッピースキャメル バトル・レポート(AAR)

昔懐かしのAH『リヒトホーフェン』(Richithofen's war)をとり出してシナリオ1をプレイしてみた。 Boardgamegeekによると、1972年発売だから半世紀も前のゲームだ。 boardgamegeek.com ■第1ターン 赤い○がフォッカーDr1。青い○がソッピースキャメルだ。 ■第2…

空戦シミュレーション・ボード・ウォーゲーム一覧

本ブログに投稿したり、ゲーム雑誌で紹介されたり、プレイした空戦シミュレーション・ゲームの一覧です。都度編集していきます。 英語名称のアルファベット順にします。 2023/03/30現在 出版社(年) 英語名称 日本語名称 デザイナー 級 ゲームスケール ターン…

K2P『F-16 ファイティング・ファルコン』(F-16 Fighting Faicon)シナリオ2

国際通信社から再版された『F-16 ファイティングファルコン』(F-16 Fighting Falcon)のシナリオ2『ローリング・サンダー』をソロプレイしてみた。 このシナリオでは、ミサイルが登場する。 第1ターン 第2ターン 爆装したF-105 2機は少しでも早く盤外に脱出す…

K2P『F-16 ファイティング・ファルコン』(F-16 Fighting Falcon)シナリオ1

国際通信社から再版された『F-16 ファイティングファルコン』(F-16 Fighting Falcon)のシナリオ1『朝鮮戦争1950』をソロプレイしてみた。 F-86 2機とMiG-15 2機が機関砲を武器にして空中戦をするシナリオだ。 初期配置 地図盤北西端にMiG-15 2機、地図盤南東…

AH/HJ『エアフォース』爆撃練習

AH/HJ『エアフォース』(Air Force)で爆撃の練習をしてみた。 【1】高高度爆撃 まずはB-17 4機を使って高高度爆撃。 高度10000フィート。 高高度爆撃は、爆撃目標ヘクス上で飛行完了しないといけない。 今回は一辺4ヘクス(880m)の六角形の都市ということにし…

AH/HJ 『エア・フォース』(Air Force)飛行訓練

AH/HJ 『エア・フォース』(Air Force)シリーズで零戦21型とF4Fを使っていろいろな運動をして飛行訓練してみた。 高度10,000フィート速度5水平飛行で開始。 零戦は運動速度だが、F4Fは標準速度なのに驚いた。 第1ターン 増速と上昇 5移動ポイント使って直進し…

ホーカー・ハリケーンと同時代の戦闘機を比べてみた 『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)シリーズ

ホーカー・ハリケーンとライバルのユニットたち ミリタリー・クラシックス vol.76でホーカー・ハリケーン特集があったので、AH『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)シリーズで、ホーカー・ハリケーンの性能カードについて調べてみた。 このシリーズのゲーム…

四式重爆飛龍(Peggy)の雷撃を盤上再現してみた

『エア・フォース』シリーズの四式重爆撃機飛龍(米軍がつけたニックネームはPeggy)で、雷撃してみた。 『ミリタリー・クラシックス』VOL.74(2021/9/9)イカロス出版p.43にある「四式重爆の雷撃法1」を、『エア・フォース』(Air Force)で再現してみた。 同誌に…

Dauntlessの魚雷ルールについて研究してみた(2)

前回、魚雷発射位置について研究してみたらバグを発見したのでリトライした。 まずは艦船が3ターン後に移動する可能性のあるヘクスを調べた。黄色い丸が移動開始ヘクスである。1, 1L, 1R, L1, R1の移動可能性が3ターンなので5の3乗で125通りある。だが、同じ…

Dauntlessの魚雷ルールについて研究してみた(1)

『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)シリーズの第2弾『ドーントレス』(Dauntless)では、艦船攻撃ルールが加わった。その魚雷ルールでは艦船をどこからどう攻めるといいのか調べてみた。 下の写真のBB1に戦艦がいるとする。直進すると、BB2,3,4と動き、第3タ…

Air Forceシリーズで横滑りを研究してみた

空戦で一番役に立つのが、横滑りだと、何かで読んだ記憶がある。 Air Forceシリーズで横滑りを試してみた。 今回は零戦52型とF6Fヘルキャット。ヘルキャットが零戦の後ろ2ヘクスについた。零戦が3ヘクス前進し左横滑りの後右旋回120度!背後から直進してきた…

Air Forceシリーズで隼と97戦性能試験をやってみた

日本陸軍の一式戦闘機隼(キ43)は、97式戦闘機(キ27)に比べて旋回性能が劣る、ということで、あやうく制式採用されなくなるところだった、という。エンジンの換装や蝶型戦闘フラップの装備などで制式採用されたということだ。 アバロン・ヒル社のAir Forceシ…

Air Forceの旋回性能に関する研究

アバロン・ヒル社の『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)、『ドーントレス』(Dauntless)、『エキスパンションキット』(Air Force Duntless Expansion Kit)は、第二次世界大戦の空戦戦術級ゲームで、大好きなゲームだった。後にホビージャパンが、『ヨーロッ…