Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第2号(1982/3/1)

 TACTICS 第2号(1982/3/1)を読んでみた。北アフリカ作戦の特集だった。私は北アフリカ作戦関連のゲームはなぜかやったことはなかったが、読んでみてやりたくなってきた。さっそく、アバロンヒルの『ドイツアフリカ軍団』(Afrika Korps)か、エポック社の『砂漠の狐』がないか、ヤフオクを探してみることにする。

f:id:Haruichiban0707:20210907224008j:plain

TACTICS 第2号 表紙

もくじはこちら。

 

f:id:Haruichiban0707:20210907224031j:plain

TACTICS 第2号 もくじ

 

 

 『戦闘指揮官』(Squad Leader)の「追加シナリオ」は、本当はルールブックで翻訳されていなかったシナリオ9から12。ルールブックのページが厚くなってコストを抑えられなかったからか、翻訳が締め切りに間に合わなかったからかわからないが、よくないなぁ、と当時思った。

 『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)の追加シナリオ集は、General誌 Vol.18, No.2からのもので、嬉しかった。そういえば、Air Forceもやってみたい。

 「内外ゲームガイド」では、SPI『潜水艦の戦い』(Up Scope !)がある。この中では、アバロンヒルの『サブマリン』(Submarine)と比較している。私の大好きなゲームの一つだった『サブマリン』が「ゲーム性があり、楽しめ、にぎやかで興奮を楽しめるゲーム」であり、『潜水艦の戦い』は「地味で忍耐を要求する部分を重視しているゲーム」と評している。当時はそうは思わなかったが、最近、『サブマリン』を再購入しやっていると、この評価は納得できる。『サブマリン』については、またいろいろと書いてみたいことが山積みなので、またの機会に書くこととする。

 

 約40年も前の雑誌なので、広告も面白い。アバロンヒルゲーム協会(JAHGA)やSPIゲーム協会(JASPIGA)があったのだなぁ。JAHGAは入って会員証をもらったと思うが捨ててしまったなぁ。

f:id:Haruichiban0707:20210907224054j:plain

アバロンヒルゲーム協会とSPIゲーム協会

 

 「コンピューターシミュレーションゲームの実際」(ジェネラル誌17巻2号より大河誠司/訳)では、『THE MIDWAY CAMPAIGN GAME』(ミッドウェイ海戦ゲーム)の紹介。ここにある画面例は・・・。う~~~ん。これでは感情移入できず、高いお金払って買う気が起こらなかった。空母戦や戦術級ゲームはコンピュータ向きだが、当時のメモリー、CPUでは、これが限界だったのだ。技術革新の凄さを改め実感する。

f:id:Haruichiban0707:20210907224130j:plain

THE MIDWAY CAMPAIGN GAME(ミッドウェイ海戦ゲーム)