Strategy & Tactics誌 第77号(1979年11月-12月号)/SPI『奇襲空挺部隊』(Paratroop)『レッド・デビルス』(Red Devils)について、プレイエイドを作ってみた。
プレイエイド
ルール・ブックやチャート類は、概念に沿った並び順なので、実際にプレイしていくと、あっちを見たりこっちを見たりするものだ。
そこで、ゲーム準備時、ゲーム全体の特別ルール、特定ターンに参照すべき事、各ターンのフェイズごとに参照する可能性のある項目、の順序でルールの並び順を変更し、ターン中のルール・ブックを参照するのは、フェイズをルールの概要を、時系列に並べたルールの項番をつけたものだ。
地形効果表
地形効果表に砲兵列と兵科マークを追加した。
レッド・デビルスの砲兵は、移動に関しては道路移動以外は機械化部隊になっている。
移動に関して機械化部隊なのか、移動以外が機械化部隊なのか、混乱してしまう。
また、砲兵といっても対戦車砲部隊を含むのか含まないのか混乱してしまう。
そこで、列と兵科マークを追加してわかりやすくした。
機会射撃や隣接していない攻撃部隊用のマーカー
また、機会射撃や戦闘時にどの砲兵が攻撃したかわからなくなりやすい。そのため、何か他のゲームで余っているカウンターを使って、機会射撃を実施したユニットや、攻撃時に遠距離から攻撃に参加したユニット上に載せるととても便利だ。
移動フェイズや戦闘フェイズの終わりに載せたカウンターを外せばよい。
下の写真では青いカウンターがそれである。
地図に追記その1 勝利ポイントヘクス
また、勝利ポイントヘクスは、ヘクスの辺をピンクで囲んでわかるようにした。ユニットを配置していると見えにくいのでヘクスの辺を塗るのがポイントである。
地図に追記その2 降下時のサイの目操作
降下時のサイの目操作がわかるように各ヘクスにサイの目操作の数値を記載した。記載がないヘクスは降下禁止である。
参考にしたのは下記Boardgemegeekのファイルである。若干、間違いもあるように思えるが、とても参考になった。
地図に追記その3 Rough(山地)
Rough(山地)とBroken(荒地)の違いがわかりにくい。Boardgamegeekの下記リンク先を参考にして、Rough(山地)には、マジックで点々を記載した。
美しくないので、オークションに出す時には、いろいろ改造しているから、値段がつかないだろうが、ゲームはプレイしてナンボのものだ。また、プレイしやすくするために改造することでゲームの理解が深まり、愛着も湧いてくるものだ。