Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

『ドイツ戦車軍団 エル・アラメイン』ユニット研究

エポック社が1982年に発売し、2013年3月25日に国際通信社がジャパン・ウォーゲーム・クラシックス vol.3として再販した『ドイツ戦車軍団』は4個のゲームが同梱された手軽な入門用ゲームだ。その中の一つに『エル・アラメイン』がある。

そのユニットについて調べてみたのが次の表だ。

ドイツ軍 戦力 移動力 ユニット数
6 10 2
4 10 5
2 8 3
1 8 1
小計 39  9.3* 11
イタリア軍 戦力 移動力 ユニット数
4 6 1
3 6 1
2 6 1
1 6 1
1 3 4
小計 14  4.5* 8
枢軸軍合計 53  7.3* 19

 *移動力は全ユニットの移動力平均

イギリス軍 戦力 移動力 ユニット数
4 8 4
3 8 1
2 8 1
2 4 10
1 8 1
1 4 3
合計 45  5.4* 20

*移動力は全ユニットの移動力平均

戦力合計を見ると、ドイツ軍39、イタリア軍14で枢軸軍合計53。イギリス軍は45。若干、枢軸軍の戦力が上だ。

移動力平均は、ドイツ軍9.3、イタリア軍4.5、枢軸軍平均7.3。イギリス軍は5.4なので、ドイツ軍はイギリス軍より約4移動力が大きい。枢軸軍全体でも平均2大きい。

ユニット数は、ドイツ軍11、イタリア軍8、枢軸軍合計19。イギリス軍20でほぼ互角だ。

ドイツ軍は戦力と移動力で勝るが、イタリア軍がどちらも劣るため、足を引っ張ってしまう。イギリス軍としては、イタリア軍をいかに攻めて戦線に穴を開けて勝利条件を達成するかが鍵になるだろう。