Haruichiban0707のウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開したウォーゲーマーのノート。

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第26号(1986/1/1)

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TACTICS第26号 表紙

 

TACTICS第26号(1986/1/1)を読んでみた。

付録ゲームはSPI『パンドラ号の遭難』(The Wreck of the B.S.M. PANDORA)。


もくじは次のとおり。

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TACTICS第26号 もくじ

この号は自分の持っているゲーム、興味あるゲームの記事が少なかった。

 

p.5 The Tip of a Berg -氷山の一角- タクテクス愛読者アンケート集計結果

「あなたは、念じてサイコロを振ると、出したい目が出る確率が上がると信じますか?」という質問には6割以上の人が信じているとの結果は面白い。また「あなたは、一方が押しまくるワン・サイド・ゲームで、どちらを持ちたいと思いますか?」という質問には、約6割の人が押される方が好きだ、という回答は驚いた。海外のゲーマーに対して同じ質問をぶつけたらどうなるか興味深い。

 

INTREP

リデル・ハート氏の『ヒストリー・オブ・ザ・セカンド・ワールド・ウォー』(History of the second world war)という本があるらしいが、それを基にしたゲームがあるのは知らなかった。全9作だそうだが、最後まで刊行したのだろうか?Boardgame Geekで確認すると、最初の2作で終わったようだ。

 

ヘルファイア・パス』(Helfire Pass)、『オコーナーズ・オフェンシブ』(O'cornor's Offensive)の2作は『ウォー・ゲーマー』誌39号と41号の付録で、北アフリカの戦いを2作だ。『ヘルファイア・パス』(Helfire Pass)は、ブレビティ作戦とバトルアックス作戦のシナリオがついており、ユニット数50から100個とお手軽なゲームだ。『オコーナーズ・オフェンシブ』(O'cornor's Offensive)は、1940年の英軍によるイタリア軍を壊滅させた戦いのゲームだ。

 

ファランクス』(PHALANX)は、古代戦の戦術級ゲームだ。『タクテクス』誌にしては珍しく辛口の紹介記事だ。

 

p.30 よみがえれ大巨人 "第二次欧州大戦"をもっとビッグに楽しもう 戸島毅with東洋大学シミュレーション研究会

SPI『第二次欧州大戦』(War In Europe)は、当時、20,000円で限定販売された超ビッグ・ゲームだ。よりヒストリカルな展開にするためのルールの提言だ。マジノ線が高すぎる評価だから下げる、1940年にはドイツ軍がノルウェーに侵攻できないのでポイントを変えるなどだ。このゲームはやったことはないが、意外とヒストリカルな展開にはならないのだなぁ、と驚いた。

 

p.46 War in the East 北方軍集団バルト沿岸の突進 山下竜二

連載3回目は、北方軍集団によるレニングラードに向けてのバルト三国の進撃だ。

よくまとまっていてわかりやすい。この頃、ホビー・ジャパンから『ベーシック3』というゲームが出ており、その中に『レニングラード』というゲームが含まれているらしい。レニングラードをめぐる戦いは、昔、『攻防900日』を読んだり、SPI『レニングラード』(Leningrad)を持っていたので、いずれはプレイしてみたい。Boardgamegeekを見ると、『ベーシック3』の『レニングラード』とSPI『レニングラード』(Leningrad)は同じゲームのようだ。何とか入手してまたやってみたいものだ。

 

p.70 How to Make Wargame ”グデーリアン装甲集団”Panzergruppe Guderianのできるまで(後篇) リチャード・H.バーグ 井上浩一/訳

シミュレーション・ウォー・ゲームができるまでの工程がp.71に載っている。どのゲームもこうしてゲームが世の中に出てきてるのかぁ~、と感心する。

 

p.86 Squad Leader Clinic スコード・リーダー・クリニック<AH>”戦闘指揮官”シリーズ徹底解析 突撃期(後編) ジェネラル誌17巻6号 ブルース・J・デギ 小山純一/訳

『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズをフェイズごとに分析する、という視点も面白い。特に突撃期はできるアクションのバリエーションが豊富だということを改めて認識できた。

 

p.89 サンタクルーズ諸島沖波高し <ツクダ>”南太平洋海戦”オフィシャル・リプレイ 島津彰

ツクダの『南太平洋海戦』のリプレイだ。ゲームのマップを使った戦況図がありわかりやすい。二段組みの左側を日本軍、右側を米軍が同時刻にどんな行動をとり何を考えていたかがわかる記述になっており、面白い。空母戦の緊迫感がよく伝わってくる。こういうバトル・レポート(AAR)をもっと読みたい。

 

p.110 Motion Picutre's Field

映画の紹介は、『アンダー・ファイア』『コクーン』、『グーニーズ』、『コーラス・ライン』、そして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。懐かしい!!