前回はこちら
haruichiban0707.hatenablog.com
前回、ドイツ軍があっさり包囲されたので、今回は、ドイツ軍がうまく防御して1ターンでも長く戦える作戦がないか考えてみた。
■初期配置
アメリカ軍が進入してくるヘクスがわかっているので、進入したら即支配領域になるように配置した。また包囲されないように薄い戦線を張るようにした。
■第1ターン(1944/06/19)
アメリカ軍は早速、大渋滞だ。アメリカ軍ユニットが進入できない場合のルールは記載がない。地図外にもヘクスが続いているはずなのだから砲兵隊が支援することができそうに思うが、今回は進入していないユニットは戦闘に参加できないこととした。
西のドイツ軍は要塞地帯に無事撤退できた。
■第2ターン(1944/06/20)
ドイツ軍司令部とアメリカ軍歩兵連隊がEXで相撃ち!
このゲームではアメリカ軍にとって相撃ちが一番痛い。
ドイツ軍は着々と要塞地帯に入城した。
■第3ターン(1944/06/21)
ドイツ軍歩兵2個連隊とアメリカ軍歩兵2個連隊が相撃ち!
要塞地帯ではアメリカ軍がARで後退。
ドイツ軍が要塞地帯の防衛態勢を整えた。
■第4ターン(1944/06/22)
砲台も要塞地帯も4対1で攻撃し、要塞地帯のドイツ軍壊滅!砲台破壊!
■第5ターン(1944/06/23)
砲台2個目を破壊!!
ドイツ軍は要塞地帯に残ったユニットを配置して防衛にあたる。
アメリカ軍の戦力は司令部を除くと42。
ドイツ軍は19。要塞地帯にいるので2倍になって38。
■第6ターン(1944/06/24)
要塞地帯なのでDRの結果は無効。
ドイツ軍はどの要塞地帯も砲兵の支援が受けられるように配置変えした。砲兵支援は攻撃時だけなので、要塞地帯突破されたときにシェルブールに部隊を配置しておくだけの意味しかないが。
■第7ターン(1944/06/25)
アメリカ軍はドイツ軍の弱い所に移動する。
アメリカ軍のサイコロ運が悪くまたもDR。効果なし
ドイツ軍は内線の利を活かして空っぽの要塞地帯に部隊移動する。
■第8ターン(1944/06/26)
アメリカ軍は2ヶ所から要塞地帯突破を狙う。
アメリカ軍のサイコロ運が悪く、ドイツ軍司令部が守る要塞地帯でまたもDR。効果なし
西の要塞地帯は突破
■第9ターン(1944/06/27)
勝利条件に第9ターンがあるのは史実でこのターンにシェルブールのドイツ軍がこうふくしたからだろう。
史実が6月27日だから1ターン1日として第9ターンが6月27日でつじつまが合う。
西の要塞地帯のドイツ軍部隊は壊滅した。
遂にドイツ軍司令部も壊滅した。
ドイツ軍はシェルブールに後退した。
■第10ターン(1944/06/28)
ドイツ軍最後の砲台が破壊された!!
■第11ターン(1944/06/29)
ドイツ軍歩兵大隊とアメリカ軍戦車大隊が相撃ち
アメリカ軍の実質的勝利!!
■感想
今回は、前回よりもうまくドイツ軍が戦えた、と思う。
早めに要塞地帯に撤退し防御を固め、EXによりアメリカ軍の戦力が落ちるのを祈るのがドイツ軍の作戦だろう。
もう少しドイツ軍の配置や作戦について研究してみたい。
入門用ゲームとしてこのゲームはどうだろうか?
簡単なルールだが、それほど知られていない戦いだし、ゲーム的にも一方的な展開になる。
映画や小説になっているような有名な戦いか、互角の戦いになるような、テーマを入門用にした方がよかったと思う。