Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

TAC002『シェルブール攻防戦』ヒストリカル・ノート

タクテクス』(TACTICS)誌第2号(1982/3/1)の付録ゲーム『シェルブール攻防戦』の史実を、マップ上にユニットをざっくり配置して、確認してみた。

 

ノルマンディーに上陸した連合軍は、設備の充実した港を確保していなかったため、補給に苦しんでいた。シェルブールを攻略することで、設備が充実した港を確保すること、パリへ進撃する連合軍諸部隊の背後の危険をなくすことを目的に、コタンタン半島の要港シェルブール攻略戦が始まった。

 

■1944/06/19

第1ターンに下の写真くらい前進したようだ。



■1944/06/21

タクテクス』誌にはゲームスケールの記載がないが、おそらく1ターン1日だろう。第3ターンの1944/06/21の戦線は下の写真のような感じだ。

 

そして、第10ターン(1944/06/28)にシェルブール港を守備するドイツ軍が降伏した。

 

降伏後もドイツ軍の一部の部隊は抵抗を続けたようだ。

 

この戦いによって、進撃する連合軍の後顧の憂いはなくなった。

しかし、ドイツ軍は港の設備を破壊しており、7月末には最初の船が入港したが、補給港としては、8月中旬までは限られた使用しかできなかった。