国際通信社の『ドイツ装甲軍団1』(ガザラの戦い)をプレイしてみた。
今回のテーマは、枢軸軍が「至トブルク」に達してサドンデス勝利になるのを、イギリス軍がいかに防ぐか、だ。サドンデス勝利を防ぐには、イギリス軍は地図盤北東へ進む枢軸軍を防衛線を張って防がないといけない。
■初期配置
■第1ターン(1942/05/26)
0807は地雷原があったので6-1ではなく、本当は5-1だったがイギリス軍第50師団第150歩兵旅団潰滅
イギリス軍は薄くて心許ないが、「至トブルク」への進撃路を塞ぐ戦線を張れた。
■第2ターン(1942/05/27)
0312でイギリス軍第7師団第3インド自動車化歩兵連隊潰滅
0314でドイツアフリカ軍団をイギリス第7師団第4機甲旅団が撃退した。
シディ・ムフタ(1108)を枢軸軍が占領した。
1011でドイツ軍第21装甲師団第3機械化偵察大隊潰滅
北西部ではイタリア軍が押されている。
このままだと枢軸軍補給源が危険だ。
■第3ターン(1942/05/28-05/31)
ドイツ軍は、ビル・エル・グビ(0621)、エル・アデム(1417)を目指して前進する。
イタリア軍は北西部の補給源を守るために集結する。
0317でイギリス軍第7師団第7自動車化歩兵連隊潰滅
1107でイギリス軍第1師団第201G自動車化歩兵連隊が枢軸軍を撃退した。
イギリス軍は北東部エル・アデム(1417)を守りトブルクへの道を塞ぐ。
北西部では地道に枢軸軍補給源を狙う。
シディ・ムフタ(1108)は奪還した。
1500のイタリア軍は退却不能だったが両軍損害なしのC(Contact)
1314ではドイツ軍第580偵察大隊潰滅
■第4ターン(1942/06/01-06/04)
枢軸軍がシディ・ムフタ(1108)、ビル・エル・グビ(0621)占領。
1321でイギリス軍第2南アフリカ師団第4歩兵旅団とドイツ軍第15装甲師団第33偵察大隊潰滅
0821でイギリス軍第5インド師団が29歩兵旅団潰滅
1018でイギリス軍第2南アフリカ師団第6歩兵旅団潰滅
1314でイギリス軍第1機甲旅団潰滅
北西部ではイタリア軍が踏ん張っている。
枢軸軍が占領した都市には予備のマーカーを置いている。「至トブルク」への道を守る北東部のイギリス軍の戦線が崩壊した。
1414、1701とも50%の確率で枢軸軍ユニットを潰滅できたが、ともにC(Contact)!!
■第5ターン(1942/06/05-06/09)
ビル・エル・アルマート(0911)も枢軸軍占領。
エル・アデム(1417)も枢軸軍占領。
枢軸軍が東西で全面攻勢をかける。
北西部
北東部
1408でイギリス軍第7師団第4機甲旅団、ドイツ軍第90軽歩兵師団第200自動車化歩兵連隊潰滅
1520,1415ともにC(Contact)
1401でイギリス軍第1南アフリカ師団第1歩兵旅団潰滅
1800でイギリス軍第1南アフリカ師団第3歩兵旅団潰滅
北東部で、イギリス軍は防衛線を張りドイツ軍のトブルク突破を塞ぐ。
■第6ターン(最終ターン)(1942/06/10-06/14)
1415でイギリス軍第1師団第22機甲旅団潰滅
イギリス軍は11ユニット失った。
枢軸軍は4ユニットを失った。(8点)
イギリス軍は都市2ヶ所6点
枢軸軍は都市4ヶ所12点
このままならイギリス軍14点。枢軸軍23点。
枢軸軍の勝利だ。
1500でイタリア軍サブラタ師団潰滅。
枢軸軍の補給源1ヶ所をイギリス軍が占領。
1718でドイツ軍第15装甲師団第8装甲連隊潰滅
■勝利条件の確認
イギリス軍は11ユニット失った。(11点)
枢軸軍は6ユニット(うちドイツ軍5ユニット)を失った。(11点)
イギリス軍は都市2ヶ所6点
枢軸軍は都市4ヶ所12点
イギリス軍17点。枢軸軍23点。
枢軸軍の方が点数が多いので、枢軸軍の勝利だ。
■感想
イギリス軍は枢軸軍のサドンデス勝利を防ぐことに成功した。
その代わり都市を4ヶ所失った。東西を横切っている道路を第一の防衛戦として、そこでもう少し粘り、崖の所を第二戦線にできるといいのだがユニット数が少ないのでなかなか難しい。
悪魔の大釜をいわれた史実の展開にはならないが、両軍とも作戦をいろいろ研究すると面白いゲームだ。