Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

フィンランド軍の戦い方がよくわかった AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)シナリオ23『静かな死』(Silent Death) バトル・レポート(AAR)


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AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)のシナリオ23はまた冬戦争がテーマだ。

採用されたルールは、114.スキー部隊兵、115.前線昇進だ。前線昇進は、余計にサイコロを振ることが増えるだけのルールに思うが、指揮官が少ない側にとっては低い確率だとしても凄いチャンスになる。

 

勝利条件は、フィンランド軍の勝利条件は分隊や建物を合計22個、壊滅したり破壊することだ。

フィンランド軍の損害が出ると数値が差し引かれるのでなるべく自軍の損害が少なくしなければいけない。

 

■初期配置

天候 強風

環境条件 泥、雪

風向 北東から南西


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■第1ターン(1939/12/9)

天候 微風

風向 北東から南西


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S1でソ連軍1個分隊壊滅

K1の白兵戦でソ連軍1個分隊壊滅

M2の白兵戦でソ連軍8-1指揮官戦死 1個分隊壊滅

R3の白兵戦でソ連軍7-0指揮官戦死

S3の白兵戦でソ連軍1個分隊壊滅

T1の白兵戦は混戦状態

U1の白兵戦でソ連軍1個分隊壊滅

寝込みを襲われたソ連軍は指揮官2名、分隊5個を失った。


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天候 無風

風向 北東から南西

N2で脱出不能のためソ連軍1個分隊壊滅

T1の白兵戦でソ連軍1個操作班壊滅

ソ連軍は2人の指揮官と6個分隊と1個操作班を失った。

フィンランド軍は9ポイント獲得した。

 

■第2ターン

天候 無風

風向 南東から北西

T4でソ連軍1個分隊壊滅

N1でソ連軍1個分隊が脱出不能のため壊滅。

フィンランド軍は11ポイント獲得した。


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天候 無風

風向 南から北

N2でフィンランド軍1個分隊回復のサイコロ12のため壊滅。

S5でソ連軍2個分隊と1個操作班壊滅


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フィンランド軍は12ポイント獲得した。

 

■第3ターン

天候 無風

風向 南西から北東


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フィンランド軍は13ポイント獲得した。

天候 無風

風向 北西から南東


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フィンランド軍は13ポイント獲得した。

 

■第4ターン

天候 無風

風向 南西から北東

O5でソ連軍1個操作班狂暴化

L4でソ連軍操作班1個壊滅。

O5の白兵戦でソ連軍狂暴化操作班壊滅


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フィンランド軍は15ポイント獲得した。

天候 無風

風向 南東から北西

ソ連軍は戦闘可能な分隊が皆無だ。

 

P6でソ連軍8-0指揮官戦死、2個分隊、1個操作班壊滅


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フィンランド軍は20ポイント獲得した。

 

■第5ターン

天候 微風

風向 南西から北東

フィンランド軍はあとは放火して勝利条件を満たすことを狙う。

J4 でソ連軍操作班壊滅

L4の建物を爆破し廃墟にした。

3ヘクスから火災が発生した。


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ソ連軍の損害

12個分隊

6個操作班

3人の指揮官

4ヘクスの火災

1ヘクスの廃墟

 

26ポイント。

 

フィンランド軍の損害

1個分隊

 

1ポイント。

 

差し引き25ポイントでフィンランド軍の勝利

 

■感想

第1ターンの奇襲でほぼ決まった。

ソ連軍は立て直せないうちに全滅した。

フィンランド軍がソ連軍に使わせないために自国の村や家を燃やしながら戦った。

その状況がよくわかった。

そうしないと数が多いソ連軍を防げないフィンランドの苦しさがよくわかるが、想像すると辛い。