これはシナリオ27の後日談といったところだ。
ロンメル率いる第7装甲師団が突破した後、フランス軍がまだ確保していたミューズ川の渡河点をドイツ軍が奪取しようとする。
追加ルールは132.自転車、133.橋だ。133.橋ルールには、橋の爆破ルールがある。
勝利条件はドイツ軍が分隊5個以上、南岸に移動させることができたら勝利だ。
変わっているのは終了ターンやフランス軍兵力が、フランス軍の引いたチットによって決まるため、ドイツ軍にわからないことだ。
最短5ターン、最長10ターンだ。
フランス軍は橋を爆破させてドイツ軍の渡河を防げば勝利できそうだ。
■初期配置
3ユニット以外は初期隠匿配置のため地図盤上に見えていない。
天候 晴れ
風向 北から南
風力 微風
■第1ターン(1940/05/17)
橋を渡りに来た装甲車をフランス軍がMMGで射撃する。距離200m(5ヘクス)。サイコロの目4以下(確率16.7%)で破壊だ。
サイコロの目3!!
撃破!!
これで橋が通行不能になった!!
フランス軍はMMGで二輌目の装甲車を射撃する。サイコロの目3以下で撃破。確率8.3%。サイコロの目6!さすがに無理だ。
爆破隊だ。
■第2ターン
ドイツ軍装甲車が残骸除去作業を開始した。
フランス軍のMMGがドイツ軍装甲車を射撃!サイコロの目は2!!撃破!!
フランス軍の出目が奇跡的に凄すぎる!!
フランス軍は爆薬設置した。後は次ターンに安全圏に脱出して橋の爆破をするだけだ。
ドイツ軍もそれがわかっているから妨害しようとする。
フランス軍指揮官は生き延びて橋を爆破できるだろうか?
■第3ターン
7I9のフランス軍Degi軍曹の部隊が7I5のドイツ軍分隊を戦闘不能にした。
7D7のフランス軍Cartier隊が7F2でドイツ軍3個分隊を戦闘不能にした!
前進射撃期にフランス軍は橋の爆破を試みる。
指揮官の士気チェック成功!
橋の爆破成功!!
さらにKIA
ドイツ軍指揮官は目の前で崩れていく橋を見て、任務の失敗を悟ったのだった。
日本軍なら精神力で渡河するだろうが、犠牲を考えるとここは一旦引くことにした。
■感想
このシナリオは、アルンヘム橋の戦いやナイメーヘン橋をめぐっての戦いを彷彿とさせ、はらはらしてスリリングで面白い!!
『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズがアクション映画の一場面をうまく再現できて面白い!!