Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

『ASL Starter Kit #3』車両ルールメモその1 ユニット編


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Advanced Squad Leader Starter Kit #3(ASLSK3)ではいよいよ車両が登場する。

ルールを読んでまとめてみた。

まずはユニット上の数字の意味を見てみる。

 

目次

  1. 【1】移動MP[1.2.7]
  2. 【2】砲塔[7.2]
  3. 【3】装甲値[7.1]
  4. 【4】車両目標のサイズ[7.3]
  5. 【5】車載機関銃[7.8]
  6. 【6】主兵装(MA)
  7. 【7】車両識別用アルファベットと接地圧[7.6]
  8. 【8】裏面[7.4.1][7.5]

 

【1】移動MP[1.2.7]

 右上の14というのが許容MP(移動ポイント)だ。下のIV号戦車の場合、14だ。数字を囲んでいる白い楕円形のマークが完全装軌式車両を意味する。

 なるほど確かにキャタピラみたいだ。

 

 丸い白円で囲まれているのが装甲車だ。丸いタイヤだと思えばいいだろう。これはオリジナルのAH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズと同じだ。

 

 

【2】砲塔[7.2]

 車両の周囲の白い四角形や円は砲塔を意味する。

 細い円は高速回転砲塔(T)だ。

 

 細い四角は低速回転砲塔(ST)

 

 太い四角は制限付き低速回転砲塔(RST)だ。

 

 白い円や四角で囲まれていないのが無砲塔車両だ。

 

 

【3】装甲値(AF)[7.1]

 移動MPの下に2個ある数字が装甲を意味する。上が正面、下が側面/後面を意味する。

 これはオリジナルのAH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズと同じだ。

 だが、オリジナルだとマイナス3からプラス3だったが、ASLだとマイナスがなくプラス26などと凄い数字だ。

 ルールブックによると11ランクあるそうだ。

 0、1、2、3、4、6、8、11、14、18、26だそうだ!!

 これは少しわかりにくい。この数字の上がり方は一体どういうルールなのだろう?

 これならA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,Kでもよかったのではないか?

 

 ○や□で囲まれているものがあるが、○は砲塔のランクが車体より1ランク低く、□は砲塔のランクが車体より1ランク高い。

 

 下のVI号戦車E型の例だと次のようになる。

 砲塔前面装甲が14

 車体前面装甲が11

 砲塔側面/後面装甲が8

 車体側面/後面装甲も8

 

 

 下のV号戦車G型の例だと、次のようになる。

 砲塔前面装甲が26!!

 車体前面装甲が18

 砲塔側面/後面装甲が6

 車体側面/後面装甲も6

 

 

 下のVI号戦車B型だと、次のようになるわけだ。

 砲塔前面装甲が18

 車体前面装甲が26

 砲塔側面/後面装甲が11

 車体側面/後面装甲も8

 

 

【4】車両目標のサイズ[7.3]

 装甲の数値の色によって、車両目標の大きさが決まる。

 超大型は前面装甲も側面/後面装甲も赤文字だ。

 

 大型目標は前面装甲のみ赤文字だ。

 

 平均的目標は両方とも黒文字だ。

 

 小型目標は前面装甲が白い○に書かれている。

 

 超小型目標は両方の装甲が白い○に書かれている。

 

 

 

【5】車載機関銃[7.8]

  装甲の下に記載がある数字は車載機関銃だ。

 BMG/CMG/AAMGの順だ。

 BMGは車体機関銃で射程8ヘクス

 CMGは同軸機関銃で射程12ヘクス

 AAMGは対空機関銃で射程8ヘクスだ。

 

 下のIV号戦車ではBMG3、CMG5、AAMG2だ。

 

 

 1プレイヤーターンにCCPhと主兵装(MA)と同じフェイズに1回しか射撃できない。

 ただし敵MPhと続くDFPhは同じフェイズとみなす。

 BMGはVCA(車体射界)内のみ、CMGはTCA(砲塔射界)内のみ、AAMGはCE状態の時に射界の外側にも射撃可能。

 

【6】主兵装(MA)

 左下の数字は主兵装を表す。

 下のIV号戦車の場合、75L砲で、射撃頻度(ROF)1だ。

 
 下の例だとBMGの4火力が主兵装になる。Bの後ろの数値は故障ナンバーだ。
 

 

【7】車両識別用アルファベットと接地圧[7.6]

 左上のアルファベットは車両識別用アルファベットだ。

 ここが○で囲まれていると低接地圧、□で囲まれていると高接地圧を意味する。ボグ状態になりやすいかなりにくいかを表現している。ボグ状態とは泥などの不整地にはまり装甲不能になることだ。

 

 下の車両は車両識別用アルファベットが□で囲まれているので低接地圧のためボグ状態になりにくい。

 さすがはT34だ。

 

 下のケーニヒス・ティーガー(キング・タイガー)は車両識別用アルファベットが○で囲まれているので高接地圧のためやはりボグ状態になりやすい。

 

 

【8】裏面[7.4.1][7.5]

 裏面が残骸なのは、オリジナルのAH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズと共通だ。

 しかしAH『G.I.勝利への礎』(G.I. Anvil of Victory)でもそうだったが、残骸が横向きで表面と異なる。[7.4.1]によると、残骸はLOS妨害となり、+1の妨害DRMを受けることになった。

 オリジナルのAH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズだと残骸の置き方によってLOSが通るかどうか微妙だったからこのルール変更は納得できる。

 また、生存ナンバーが見当たらない。小林源文『黒騎士物語』で描かれたような破壊された戦車から脱出して戦うようなことがもうできないのは残念だ。

 裏面には、諸々の煙幕展張や砲弾についての記載がある。

 

 sD=拡散煙幕カウンターを置く。

 sM=TCA内でかつ3ヘクス以内の目標ヘクスに拡散煙幕カウンターを置く。

 sP=拡散煙幕カウンターを置くがCE状態でないと発射できない。

 sN=BU状態(ハッチ閉鎖状態)の時に自身のヘクスに拡散煙幕カウンターを置く。

 

 他にもいろいろな記載が裏面にはあるが、ASLSKでは使用しないものもあるようなので、一旦、これで先に進むことにする。

 次は移動ルールだ。