6月から7月にかけては、やはり、ノルマンディー上陸作戦だろう。
しかも、2024年はちょうどノルマンディー上陸作戦から80年だ!
ということで、コマンドマガジン第46号『D-DAY』をプレイしてのバトル・レポート(AAR)だ。
今回は『コマンドマガジン』第46号のp.14からp.16の作戦研究とリプレイを参考にしてプレイしてみた。
【1】初期配置
p.14の図1を参照して、上陸し、艦砲射撃や空軍を配置した。
艦砲射撃は0406(2), 0606(3), 0908
航空支援は0306,0407,0707,0807(2)
航空阻止は0808
【2】第1ターン(1944/06/06-06/09)
連合軍第1作戦フェイズ
p.14の記述通り、米軍第82空挺師団がヴァローニュ(0306)へ移動してドイツ軍第709国民擲弾兵師団を、第101空挺師団はカランタン(0407)へ移動してドイツ軍第91国民擲弾兵師団を拘束する。
英軍第6空挺診断は11007へ移動してドイツ軍第711国民擲弾兵師団を拘束する。
ユタ海岸には米軍第4,8歩兵師団が、オマハ海岸には第1,29歩兵師団が上陸開始した。
ゴールド海岸には英軍第50歩兵師団が、ジュノー海岸には第15歩兵師団と第3カナダ歩兵師団が、スウォード海岸には第7機甲師団と第3歩兵師団が上陸開始した。
ドイツ軍第1作戦フェイズ
ドイツ軍はヴァローニュ(0306)とカランタン(0407)と1107で攻撃する。ヴァローニュ(0306)ではドイツ軍の攻撃力2-1(空軍)=1でダイスが5で損害数2-1(ユニット防御力)-1(都市)=0で損害なしだ。
カランタン(0407)でも1107でも損害なしだ。
ドイツ軍第243国民擲弾兵師団はヴァローニュ(0306)に向かうかシェルブール(0203)に籠城するか、南下してクタンス(0208)に向かうかだが、今回は米軍第82空挺師団を仕留めるために、ヴァローニュ(0306)に向かう。
これで第2作戦フェイズで米軍第82空挺師団に損害を与える確率は50%だ。
ドイツ軍は第21装甲師団を英軍を海に追い落とそうと、カーン(0909)からスウォード海岸(0908)に進ませた。
また、第716国民擲弾兵師団をカーン(0909)へ移動させた。
連合軍第2作戦フェイズ
ヴァローニュ(0306)やカランタン(0407)はドイツ軍の反撃によるリスクがあるので攻撃しない。
ユタ海岸(0406)ではドイツ軍陣地が破壊された!
オマハ海岸(0606)ではドイツ軍第352国民擲弾兵師団と陣地が激しい艦砲射撃を浴びて破壊された。米軍への反撃は激しかったが米軍に損害は出なかった。
ゴールド海岸(0707)ではドイツ軍陣地を英軍が突破に失敗した。
ジュノー海岸0807)でもドイツ軍陣地が連合軍空軍の空爆で飛散した。
スウォード海岸(0908)でも激しい艦砲射撃でドイツ軍陣地と第21装甲師団が吹っ飛んだ。ドイツ軍の反撃で英軍第3歩兵師団が全滅し第7機甲師団がステップロスした。
ドイツ軍第2作戦フェイズ
ヴァローニュ(0306)でのドイツ軍の攻撃だったが、米軍第82空挺師団に損害が出なかった。
カランタン(0407)でのドイツ軍の攻撃にも米軍第101空挺師団が耐えた。
1107ではドイツ軍の攻撃に対する英軍第6空挺師団の反撃でドイツ軍第711国民擲弾兵師団がステップロスした。
連合軍第3作戦フェイズ
スウォード師団でステップロスしている英軍第7機甲師団はカーン(0909)に進みたい所だが、ここは第2ターンでの補充を待つために進まない。
【2】第2ターン(1944/06/10-06/16)
英軍第7機甲師団は補充で復活した。
p.14の通り、航空阻止マーカーをアヴランシュ(0213)、ヴィルディユ(0411)、コンデ(0712)、ファレーズ(0912)、カーン(0909)に配置した。
また航空支援マーカーをカランタン(0407)に配置した。
艦砲射撃はヴァローニュ(0306)とゴールド海岸(0707)にそれぞれ2枚ずつ配置した。
連合軍第1作戦フェイズ
ゴールド海岸(0707)でついにドイツ軍陣地が破壊された。
1107でドイツ軍第711国民擲弾兵師団を英軍第6空挺師団が全滅に追い込んだ。
ユタ海岸(0406)の米軍第8歩兵師団がヴァローニュ(0306)へ、第4歩兵師団がカランタン(0407)へ移動した。
ユタ海岸(0406)に米軍第6機甲師団が上陸した。
オマハ海岸(0707)に上陸した第1歩兵師団がサン・ロー(0509)へ、第29歩兵師団がバイユー(0708)へ移動した。
第9歩兵師団が上陸した。
ジュノー海岸の英軍第15歩兵師団と第3カナダ歩兵師団が、スウォード海岸(0908)の第7機甲師団が、カーン(0909)へ進撃した。ジュノー海岸(0807)には第4カナダ機甲師団が、スウォード海岸(0908)に上陸した。
ドイツ軍第1作戦フェイズ
ヴァローニュ(0306)、カランタン(0407)のドイツ軍の攻撃は米軍に撃退された。
バイユー(0708)でドイツ軍IF高射砲連隊が連合軍の逆襲に遭い壊滅した。バイユー(0708)を連合軍が占領した。
Wから進入するドイツ軍4個師団はアヴランシュ(0213)で航空阻止マーカーによって止められた。
Sから進入するドイツ軍はコンデ(0712)とファレーズ(0912)で阻止された。
Eから進入するドイツ軍全てがカーン(0909)に集結した。
連合軍第2作戦フェイズ
ヴァローニュ(0306)でドイツ軍第243国民擲弾兵師団が0205へ後退した。
カランタン(0407)でドイツ軍第91国民擲弾兵師団がステップロスして0308へ後退した。
カーン(0909)で英軍が攻撃するが、ドイツ軍は撃退した。ドイツ軍の反撃で英軍第3カナダ歩兵師団、第15歩兵師団、第7機甲師団がステップロスし、第3カナダ歩兵師団がスウォード海岸(0908)へ後退した。
米軍第6機甲師団がシェルブール(0203)に向けてヴァローニュ(0306)を迂回して0305へ進む。
バイユー(0708)にいた米軍第29歩兵師団がヴィレル・ボカージュ(0710)進撃し占領した。
オマハ海岸(0606)にいた第9歩兵師団がサン・ロー(0509)へ進撃した。
ジュノー海岸(0807)に上陸した第4カナダ機甲師団がカーン(0909)に増援に入る。第50歩兵師団はバイユー(0708)の防衛に入る。
ドイツ軍第2作戦フェイズ
ヴァローニュ(0306)でドイツ軍が攻撃するが攻撃力0だ。米軍の反撃でドイツ軍第709国民擲弾兵師団が0206へ後退した。
カーン(0909)でドイツ軍が反撃したが英軍に損害なしだったが、英軍の反撃でドイツ軍IIF高射砲連隊が0910に後退した。
ドイツ軍第243国民擲弾兵師団がシェルブール(0203)に入城した。
第91国民擲弾兵師団はクタンス(0208)に入城した。
コンデ(0712)にいた第12SS装甲師団と装甲教導師団がヴィレル・ボカージュ(0710)に突進した。
ファレーズ(0912)にいた部隊が0910に進撃した。
連合軍第3作戦フェイズ
カーン(0909)の戦闘は激しいが互角だった。
p.14にある作戦通りに、0305にいる米軍第6機甲師団がシェルブール(0203)に突入した。
ドイツ軍第3作戦フェイズ
ヴィレル・ボカージュ(0710)でドイツ軍2個装甲師団が米軍第29歩兵師団に攻撃をかけたが米軍に損害を与えられなかった。
カーン(0909)でドイツ軍の攻撃により英軍第7機甲師団がスウォード海岸(0908)に後退した。
下の写真で英本土から海岸ボックスへ移動忘れていたことに気づいたので、今さらだが、ユタ海岸行き船団ボックスに米第5機甲師団、オマハには第99歩兵師団、ゴールドに第1ポーランド機甲師団、ジュノーに第43歩兵師団を配置する。
【3】第3ターン(1944/06/17-06/23)
英軍は第7機甲師団と第3カナダ歩兵師団を補充する。
連合軍はシェルブール(0203)に艦砲射撃マーカー2個と空軍マーカー2個を配置する。
カーン(0909)とヴィレル・ボカージュ(0710)に空軍マーカーを2個ずつ配置する。
連合軍第1作戦フェイズ
シェルブール(0203)でドイツ軍守備隊2個がステップロスした。
カーン(0909)で英軍が攻撃したがドイツ軍も反撃しどちらも無傷だった。
米軍第8歩兵師団がシェルブール(0203)に援軍に向かう。
米軍第82空挺師団が0206でドイツ軍第709国民擲弾兵師団を拘束する。
米軍第1,4歩兵師団がクタンス(0208)に進撃しドイツ軍第91国民擲弾兵師団を拘束する。
英軍第50歩兵師団がサン・ロー(0509)に入り、米軍第9歩兵師団がヴィレル・ボカージュ(0710)に援軍に入る。
英軍第2カナダ歩兵師団がバイユー(0708)の防衛に入る。
ドイツ軍第1作戦フェイズ
ヴィレル・ボカージュ(0710)で米軍第9歩兵師団がステップロスした。
カーン(0909)でドイツ軍の攻撃では英軍に損害を与えられなかった。英軍の反撃でドイツ軍第2装甲師団、第353、第716国民擲弾兵師団がステップロスして、後者2個師団が後退した。
0312にいたドイツ軍がグランヴィル(0111)とヴィルディユ(0411)に移動した。
0910にいたドイツ軍3個師団がカーン(0909)に突撃する。
連合軍第2作戦フェイズ
シェルブール(0203)でドイツ軍シェルブール守備隊が全滅した。また第243国民擲弾兵師団がステップロスした。ドイツ軍の反撃は無力だった。
クタンス(0208)でドイツ軍第91国民擲弾兵師団が全滅した。
ドイツ軍の反撃で米軍第4歩兵師団がステップロスして0308へ退却した。クタンス(0208)を米軍が占領した。また、カランタン(0407)-0308-クタンス(0208)の線を米軍が占領したので、コタンタン半島のドイツ軍が補給切れになった。
カーン(0909)で英軍の攻撃により、ドイツ軍IIF高射砲連隊と第77国民擲弾兵師団がステップロスして後退した。ドイツ軍の反撃を受けて英軍第3カナダ歩兵師団がステップロスした。第7機甲師団はステップロスしてスウォード海岸(0908)に後退した。
スウォード海岸(0807)に上陸した第1ポーランド機甲師団がカーン(0909)に増援に入る。
米軍第99歩兵師団がバイユー(0708)に移動し、ヴィレル・ボカージュ(0710)の増援に入る準備だ。
ユタ海岸(0406)に上陸した米第5機甲師団が0206へ移動する。
ドイツ軍第2作戦フェイズ
ドイツ軍はヴィレル・ボカージュ(0710)で攻撃したが、米軍が粘り損害を与えられなかった。ドイツ軍も損害はなかった。カーン(0909)で攻撃するとドイツ軍の攻撃力6で英軍に損害を与える確率は67%だ。英軍の反撃力が12なのでドイツ軍に損害が出る確率が67%ある。ここは攻撃しないことにした。
ドイツ軍はコタンタン半島への補給線を通すために、クタンス(0208)に第346国民擲弾兵師団を移動させる。
第77国民擲弾兵師団と第716国民擲弾兵師団を少しでも防御しやすい森林に移動させる。
連合軍第3作戦フェイズ
シェルブール(0203)でドイツ軍第243国民擲弾兵師団が0104に後退した。シェルブール(0203)を連合軍が占領した。史実だと第4ターンだから1週間早い占領だ。
0206でドイツ軍第709国民擲弾兵師団が全滅した。
カーン(0909)で英軍が攻撃したがドイツ軍は無傷だ。ドイツ軍の反撃で第1ポーランド機甲師団がステップロスしてスウォード海岸(0908)に後退した。
ドイツ軍第3作戦フェイズ
カーン(0909)で英軍第4カナダ機甲師団がステップロスした。
ヴィレル・ボカージュ(0710)で米軍第29歩兵師団がステップロスした。
【4】第4ターン(1944/06/24-06/30)
このターンから艦砲射撃がなくなる。
連合軍空軍はヴィレル・ボカージュ(0710)とカーン(0909)にそれぞれ2個ずつ配置する。
連合軍第1作戦フェイズ
カーン(0909)で英軍が攻撃したがドイツ軍に損害が出なかった。
英軍にも損害が出なかった。
ヴィレル・ボカージュ(0710)では攻撃してもドイツ軍に損害を与える確率が0%のため攻撃しない。
クタンス(0208)で第1歩兵師団が攻撃したが双方損害なしだ。
シェルブール(0203)を攻略した米軍第6機甲師団と第8歩兵師団が、ドイツ軍第243国民擲弾兵師団にとどめを刺すために0104へ移動した。
0308にいる米軍第4歩兵師団が0409へ移動する。
0206にいる米軍第5機甲師団と第82空挺師団がクタンス(0208)に入城する。
カランタン(0407)にいた米軍第101空挺師団が0608の森林に移動する。
英軍第7機甲師団がカーン(0909)に突撃する。
ユタ海岸(0406)に米軍第3機甲師団、オマハ海岸(0606)に第90歩兵師団、ゴールド海岸(0707)に英軍第11機甲師団、ジュノー海岸(0807)に英軍第53歩兵師団が上陸した。
ドイツ軍第1作戦フェイズ
ヴィレル・ボカージュ(0710)で米軍第9歩兵師団が0709へ後退した。
カーン(0909)では両軍とも損害が出なかった。
ドイツ軍第266国民擲弾兵師団をアヴランシュ(0213)に入城させた。
連合軍第2作戦フェイズ
0104でドイツ軍第243国民擲弾兵師団が全滅した。
クタンス(0208)でドイツ軍第346国民擲弾兵師団が0209へ後退した。
カーン(0909)でドイツ軍第2装甲師団、第17SS装甲擲弾兵師団がステップロスして後退した。英軍第15歩兵師団がスウォード海岸(0908)に後退した。
ユタ海岸(0406)に上陸した米軍第3機甲師団が0508へ移動した。オマハ海岸(0606)に上陸した第90歩兵師団もサン・ロー(0509)に、バイユー(0708)にいた第99歩兵師団と合流した。サン・ロー(0509)にいた英軍第50歩兵師団がバイユー(0708)に向かった。ゴールド海岸(0707)に上陸した英軍第11機甲師団がカーン(0909)に入城した。ジュノー海岸(0807)に上陸した英軍第53歩兵師団が0809まで前進した。
ドイツ軍第2作戦フェイズ
ヴィレル・ボカージュ(0710)での攻撃では米軍第29歩兵師団には損害を与えられなかった。
ドイツ軍はコタンタン半島を占領した米軍に備えて第716国民擲弾兵師団をコンデ(0712)へ、第353国民擲弾兵師団を0911へ移動させた。クタンス(0208)から後退した第346国民擲弾兵師団をグランヴィル(0111)へ後退させた。
連合軍第3作戦フェイズ
米軍第5機甲師団がグランヴィル(0111)へ突進した。0104にいた米軍第6機甲師団が0207へ移動する。
0508にいた米軍第3機甲師団がヴィルディユ(0411)へ突進する。
カーン(0909)にいた英軍第7機甲師団が1109へ、第11機甲師団が1009へ移動して次ターンにEから進入してくるドイツ軍増援に備える。
スウォード海岸(0908)にいた第1ポーランド機甲師団がカーン(0909)に前進する。
ドイツ軍第3作戦フェイズ
ヴィレル・ボカージュ(0710)で米軍第29歩兵師団が全滅した!!
【5】第5ターン(1944/07/01-07/07)
連合軍はアヴランシュ(0213)、ヴィルディユ(0411)、0514、コンデ(0712)、ファレーズ(0912)、1110を航空阻止した。ヴィルディユ(0411)を航空支援する。
連合軍第1作戦フェイズ
グランヴィル(0211)でドイツ軍第275国民擲弾兵師団がステップロスした。
ヴィルディユ(0411)で第265国民擲弾兵師団がステップロスして0312へ後退した。
1009でドイツ軍第IIF高射砲連隊が全滅した。
米軍第82空挺師団が0211へ移動した。第6機甲師団と第1歩兵師団がグランヴィル(0111)へ入城した。
0104にいた第8歩兵師団が0207へ移動した。
0409にいた第4歩兵師団が0510へ移動した。
バイユー(0708)にいた第50歩兵師団が0809へ移動した。
0810へ英軍第53歩兵師団と第2カナダ歩兵師団が、0910へ第4カナダ機甲師団と第3カナダ歩兵師団と第15歩兵師団が前進した。
英軍が東からヴィレル・ボカージュ(0710)を包囲する腹づもりだ。
ユタ海岸(0406)に第2機甲師団、オマハ海岸(0606)に第2歩兵師団、ゴールド海岸(0707)に英軍近衛機甲師団、ジュノー海岸(0807)に第59歩兵師団が上陸した。
ドイツ軍第1作戦フェイズ
0910でドイツ軍第2装甲師団と第17SS装甲擲弾兵師団の攻撃で英軍第4カナダ機甲師団、第3カナダ歩兵師団、第15歩兵師団がステップロスした。英軍の反撃は効果なかった!!
ドイツ軍第2SS装甲師団がコンデ(0712)に入った。Wから進入した2個師団はアヴランシュ(0213)で足止めだ。アヴランシュ(0213)にいた第266国民擲弾兵師団がヴィルディユ(0411)の増援に向かい0312で足止めされる。
Eから進入する第1SS、第9SS、第10SS装甲師団と第16L国民擲弾兵師団が1109に突入する。
連合軍第2作戦フェイズ
グランヴィル(0111)でドイツ軍第275国民擲弾兵師団が全滅し、第346国民擲弾兵師団はステップロスして0210へ移動した。米軍第1歩兵師団がステップロスした。
ヴィルディユ(0411)でドイツ軍第3降下猟兵師団がステップロスして0512へ退却した。
0810でドイツ軍第77国民擲弾兵師団が全滅した。
0910で英軍3個師団がドイツ軍第2、第17SS装甲擲弾兵師団によって撃退された。
0207にいた米軍第8歩兵師団が0210に入りドイツ軍第346国民擲弾兵師団を拘束する。
第90歩兵師団がヴィルディユ(0411)へ、、第4歩兵師団が0610の高地に、第99歩兵師団が0609へ進んだ。
英軍第43歩兵師団が0711へ移動してヴィレル・ボカージュ(0710)を包囲した。
1009にいた英軍第11機甲師団が1109へ移動し第7機甲師団と合流する。
ジュノー海岸(0807)にいた第59歩兵師団が1008へ、ゴールド海岸(0707)の近衛機甲師団がスウォード海岸(0908)に移動した。
オマハ海岸(0606)に上陸した米軍第2歩兵師団がサン・ロー(0509)に入った。
ユタ海岸(0406)に上陸した第2機甲師団が0508へ移動した。
ドイツ軍第2作戦フェイズ
1109で英軍第11機甲師団がステップロスし、第7機甲師団がステップロスして1008に退却した。英軍の反撃で第16L国民擲弾兵師団がステップロスして1108へ退却した。
ドイツ軍第2SS装甲師団が0711に前進してヴィレル・ボカージュ(0710)への補給線を維持する。
ヴィレル・ボカージュ(0710)にいる2個装甲師団を後退させる手もあるが、ここを失うと守りにくいのでここは死守しようとする。
連合軍第3作戦フェイズ
米軍は0312に3個機甲師団を集めた。
第2機甲師団をヴィルディユ(0411)に移動させた。一気に南部から地図盤突破してサドンデス勝利を狙う。
英軍近衛機甲師団が1108に移動してドイツ軍を牽制する。
ドイツ軍第3作戦フェイズ
0711で英軍第43歩兵師団がドイツ軍第2SS装甲師団の攻撃でひとたまりもなく壊滅した。
1109で英軍第11機甲師団が全滅した!!さすがに第1SS、第9SS、第10SS装甲師団は強い!!
【6】第6ターン(1944/07/08-07/14)
天候が悪くこのターンの連合軍の航空支援はわずか2枚だ。
カーン(0909)と1108に航空支援をする。
連合軍第1作戦フェイズ
0210でドイツ軍は損害を受けなかった。ドイツ軍第346国民擲弾兵師団の反撃で米軍第6歩兵師団がステップロスした。
0312でドイツ軍第265、第266国民擲弾兵師団が0313へ退却した。
1108でドイツ軍第16L国民擲弾兵師団が全滅した。
米軍第2機甲師団と第90歩兵師団が0512の森に突進した。第82空挺師団が0212へ移動した。グランヴィル(0111)の第1歩兵師団が0210に突進して第6歩兵師団の増援に入る。ヴィルディユ(0411)に第2歩兵師団が入城した。サン・ロー(0509)に第101空挺師団が入る。
英軍の2個歩兵師団が、1010に第15歩兵師団、1009に第6空挺師団が、0911に進撃して0910の森林にいるドイツ軍2個装甲師団を包囲する。
下の写真で青いマーカーを載せたユニットは攻撃して移動できないユニットだ。
ドイツ軍第1作戦フェイズ
ついにドイツ軍はヴィレル・ボカージュ(0710)から第12SS装甲師団を引き抜き、0512の森林防衛に向ける。
ヴィレル・ボカージュ(0710)は装甲教導師団で守る。
0910にいた第17SS装甲擲弾兵師団と第2装甲師団は0810へ移動してヴィレル・ボカージュ(0710)と0911の双方ににらみをきかせる。1109の第1SS、第9SS装甲師団が1009の第6空挺師団に襲いかかる。
連合軍第2作戦フェイズ
0210でドイツ軍第346国民擲弾兵師団が全滅した。
0911でドイツ軍第353国民擲弾兵師団がステップロスしてファレーズ(0912)へ後退した。
0312の3個機甲師団が0313へ突進した。
0411の第2歩兵師団が0512の増援に移動する。
サン・ロー(0509)に第35歩兵師団が入った。
0508に第4機甲師団が前進した。
英軍はカーン(0909)に3個歩兵師団を集め防衛に当たる。
ドイツ軍第2作戦フェイズ
0512でドイツ軍の攻撃で米軍3個師団が後退し、第90歩兵師団はステップロスした。米軍の反撃でドイツ軍第3降下猟兵師団がステップロスして0513に退却した。
0810で英軍第50歩兵師団がステップロスした。
1009で英軍第6空挺師団が全滅した。
ドイツ軍はユニット数が不足しており連合軍のサドンデス勝利を防ぐので精一杯だ。油断すると包囲され補給切れになりそうで危険だ。
連合軍第3作戦フェイズ
0313でドイツ軍第265、第266国民擲弾兵師団が全滅した。これでアヴランシュ(0213)に籠城する2個師団だけが米軍の地図盤南端突破を防ぐ部隊だ。
米軍第4機甲師団が0609に移動しヴィレル・ボカージュ(0710)の装甲教導師団に狙いを絞った。
ドイツ軍第3作戦フェイズ
0810で英軍第50歩兵師団が壊滅した。
ドイツ軍としてはなんとか連合軍戦線の裏に回って補給線を断ちたい。
しかし連合軍がうまく戦線を張っており、抜けることができない。
【7】第7ターン(1944/07/15-07/21)
ドイツ軍は13ユニット48攻撃力46防御力だ。
連合軍は26ユニット81攻撃力59防御力だ。
ユニット数で連合軍がちょうど2倍だ。
このターンも航空支援は2個だ。
連合軍はアヴランシュ(0213)に航空支援2個を投入した。
米軍の3個機甲師団がアヴランシュ(0213)に突入した。
0312,0313に米軍部隊が移動して戦線を構築する。
0610,0711に米軍部隊が移動してヴィレル・ボカージュ(0710)を再包囲する。
英軍も09列に戦線を張り、ファレーズ(0912)に第2カナダ歩兵師団が突入した。
ドイツ軍第1作戦フェイズ
ヴィレル・ボカージュ(0710)や0810にいるドイツ軍3個装甲師団が補給切れになる危機だ。仕方ないので0810にいる第2装甲師団と第17SS装甲擲弾兵師団がコンデ(0712)へ後退した。装甲教導師団は0811へヴィレル・ボカージュ(0710)を放棄して後退した。
連合軍第2作戦フェイズ
アヴランシュ(0213)で、攻撃力14でダイスは5で8
8-2-1(都市)=5だ。ドイツ軍第5降下猟兵師団が壊滅して第343国民擲弾兵師団がステップロスして0114に後退した。
ファレーズ(0912)で攻撃力3でダイスは6で5
5-2-1(都市)=2で、ドイツ軍第353国民擲弾兵師団がステップロスして0913へ後退した。
0312、0411にいる第1,第2,第8,第35歩兵師団の4ユニットが0213の道路から地図盤外へ突破した。
【9】勝利条件の確認
[12-1](2)によると、「連合軍は、シェルブールを占領し、かつ地図盤のS(南)、W(西)の表示がある道路ヘクスから、4ユニット以上を盤外に出した場合に戦略的勝利を得ます。」とあるので、サドンデスで連合軍の戦略的勝利だ。
【10】感想
シェルブール(0203)占領とコタンタン半島封鎖の影響の大きさがよくわかった。カランタン(0407)ー0308ークタンス(0208)の線でコタンタン半島のドイツ軍を補給切れにすることの効果が大きいことを実感した。
その結果、連合軍の地図盤南端への突破が成功した!!米軍はシェルブール(0203)を狙うのではなくクタンス(0208)を攻略してコタンタン半島を補給切れにしてからシェルブール(0203)を攻略する作戦もあると思った。今度試してみたい。
ヴィレル・ボカージュ(0710)でのドイツ軍の抵抗は激しく効果的だった。しかし東西から包囲されると後退せざるを得ない。
今回、カーン(0909)では激戦になった。ドイツ軍はカーン(0909)から後退して0910の森林で戦ったが、そこも突破されるとファレーズ(0912)で耐えるしかない。今回は北東から英軍上陸海岸を狙う意志を見せて英軍の地図盤南端への突破を牽制した。しかしドイツ軍は英軍上陸海岸に向けて突破しようとすると包囲されて補給切れにされる恐れがあるので、本気では狙えなかった。
p.14にある第1ターンや第2ターンの航空支援マーカーや艦砲射撃マーカーの配置はとても有効だと思った。
本誌の作戦研究やリプレイのタイトルに「常山の蛇では生ぬるい」の意味もよくわかった。連合軍の進撃路は大きく3つあるからだ。コタンタン半島を占領して南下する道、ヴィレル・ボカージュ(0710)から南下する道、そしてカーン(0909)から南下する道だ。この3本の道を常山の蛇の頭、中、尾と例えることができる。
ドイツ軍はこの三本の道のどこに装甲師団を向けるか考えないといけない。
とてもいい表現だと思う。
このゲームは小さなマップで少ないユニット数でルールも簡単で面白い。
またプレイしてみたい。