Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

【参考文献】太平洋戦争研究会『101人の人物で読み解く太平洋戦争』PHP研究所 (2023/07/28)


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もくじは以下のとおりだ。


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太平洋戦争に関わった政治家や軍人など101人の人物を、顔写真と2ページから3ページの解説記事で簡単に紹介した本だ。

名前を知っている人でも意外と顔が知られていない人もいて、顔写真を見ることができたのはよかった。また、日本人名にはちゃんとふりがながふってあるので、わかりやすい。
一人あたり2ページから3ページというのはさすがに短すぎて解説が少し中途半端だった。
もう少し人数を減らして解説ページを増やした方がよかったと思う。

戦争後半になると、玉砕した将軍たちが増えてくる。一人一人の悲壮な最期を読むと、辛くなってくる。
絶対国防圏を破られたところで和平を模索するべきだった、と思う。
昔は1943年に降伏したイタリアは情けない、と思っていた。
本土を蹂躙されたドイツや、本土を潜水艦で孤立され空襲で丸焼けにされ原爆を落とされ沖縄で壮絶な地上戦をやった日本は、異常な戦いをしたものだと今は思う。

太平洋戦争に関与した人たちの事典として手元に置いておいてもいいと思う。

それにしても最近は文庫でも820円(税別)と高価になったものだ。