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読んだ時点でブログにあげていこうと思う。
p.14 【相模】小田原城 監修・文=諏訪間順 イラストレーション=香川元太郎
[感想]
毎号、城の鳥瞰復元図を楽しみにしていた。
そのイラストを描いていた香川元太郎先生が2024年12月12日に逝去されたとのこと。この小田原城が最後の作品になったのは残念だ。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
p.22 フェアリー・バラクーダ 写真彩色監修・文=白石光 写真彩色=山下敦史
日本の97式艦上攻撃機やダグラスTBDデバステーターが活躍していた頃、イギリスの艦上攻撃機はフェアリー・ソードフィッシュだった。
イギリスはその後、フェアリー・アルバコアを開発したが評判が悪く、その後が本機だった。
[感想]
しかし、このスタイルは・・・
それでも合計2600機生産され、対日戦にも参加しているとのことだから、戦争の勝敗は兵器の性能によらないのだなぁ、と思う。
p.50 プロホロフカ戦車戦の虚実 文=山崎雅弘
クルスク戦車戦といえば、史上最大の戦車戦で、中でもプロホロフカ戦車戦は両軍会わせて1,500両の戦車が草原せましと暴れ回った大戦車戦だ・・・と聞いていた。
しかし、それは、冷戦期に作られた虚像だった。
ソ連側は、ドイツ軍から戦争の主導権を奪い取った決戦だった、と宣伝したい。
西側は、「パウル・カレル」の著作で、独ソ戦について、知ることが多かった。だが、パウル・カレルは本名パウル・シュミットで、ナチ党のプロパガンダに重要な役割を担った。そんな彼がクルスクの戦いについてはソ連側とほぼ同様に描写し、もう少しでドイツ軍は勝てた、というストーリーにしている。
思惑は違えど利害が一致して、プロホロフカ戦車戦の虚構が広まったのだ。
ソ連の崩壊で、ソ連側から様々な資料が出てきて、独ソ戦の実態が徐々に明らかになってきた。そしてわかったのは、プロホロフカの戦いでは、ソ連軍第5親衛戦車軍は、640両の戦車のうち、58%の371両を失う大損害を受け、稼働数は42%の269両に減っていた。ドイツ軍第2SS装甲軍団は、273両の戦車のうち、損害はわずか15%の42両で、85%の231両が稼働状態にあった。
つまり、ドイツ軍の圧勝だったのだ!!
だが、ドイツ軍は、それ以上、進撃できなかった。攻勢限界点に達していたのだ。
実態は、戦術レベルではドイツ軍の圧勝、作戦レベル、戦略レベルでは、ソ連軍の勝利だったのだ。
[感想]
独ソで利害が一致して両者ともに、クルスクを一大決戦に位置づけたとは・・・非常に興味深い内容だった。
新史料によって歴史の見方が変わるところを見ることができて面白かった。
戦況図や戦闘序列も詳細で、面白い記事になっている。
p.97 ビッグセブン 軍縮条約が生んだ最強の戦艦たち 文・彩色写真監修=白石光 写真彩色=山下敦史
ビッグセブンとはワシントン軍縮条約期の日米英の40cm砲搭載戦艦の7隻のことだ。
日本=長門、陸奥
アメリカ=メリーランド、コロラド、ウェストヴァージニア
イギリス=ネルソン、ロドニー
[感想]
私は白黒写真をカラー化することは余り賛成ではない。
しかし、今回の写真を見て、彩色したカラー写真もまた詳細がわかっていいものだ、と思った。
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