Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Starter Kit #4 Scenario S69 STOVEPIPE FUNERALを 日本語に訳してみた

 



MMP『ASL Starter Kit #4』(ASLSK#4)のScenario S69 STOVEPIPE FUNERALのシナリオカードを日本語訳してみた。

 

タイトルの日本語は『葬儀の煙突』と言ったところだ。

象徴的なタイトルで意図はよくわからないが、破壊された日本軍の九七式中戦車チハの比喩だと思う。

サイパン島の戦いを再現したシナリオだ。

 

A Grove of ASLにも和訳がなかった。

 

Scenarios/S/69 Stovepipe Funeral - A grove of ASL

 

ここからシナリオカード本体の訳始まりだ。

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シナリオ・デザイン:ヴィンセント・マレスカ(Vincent Maresca)

 

サイパン チャランカノア近辺 1944年6月15日
 戦略的に重要な南マリアナ諸島を占領するための侵攻の一環として、トーマス・ワトソン少将の第2海兵師団が、6月15日にサイパンの南西海岸に上陸した。
 斎藤義次中将は、部隊の大部分をアメリカの海岸砲撃にさらさないことを選択したが、代わりに第43歩兵師団と第9戦車連隊を内陸に配備し、侵略者を海に追いやるために海兵隊の海岸堡に反撃した。
 海兵隊は砲撃の援護の下、上陸したが、すぐに浜辺を押し通り、海岸堡の北側の側面を形成し、チャランカノアの北にある海岸高速道路を封鎖した。
 齋藤は相対的に有利な状況で、比較的平坦で開放的な地形を利用して、五島正大佐が率いる戦車第9連隊が、日本軍に対抗する陣地をアメリカ軍が構築する前に破壊しようとして、諸兵科連合攻撃を開始した。

 

地図盤:

 地図盤mを使用する。

ゲームバランス:
 アメリカ軍:各米軍に3-4-8HSを1個追加する。
 日本軍:勝利条件で、「6個分隊相当以上」を「5個分隊相当以上」に変更する。

ターン記録表:
 6ターン
 アメリカ軍が先に配置 日本軍が先に移動

勝利条件:

 日本軍は、ゲーム終了時に、I7の2ヘクス以内に6分隊相当以上の非混乱状態ユニットがいれば勝利する。
 MAが機能し移動可能な戦車は、2個分隊相当として数える。

戦闘序列:

アメリカ軍
 第2海兵師団 第6海兵連隊 A中隊とG中隊の一部[ELR:5]

 ヘクス列V上またはV列より西に配置する。
  7-6-8 x 6
  9-2 x 1
  8-0 x 1
  MMG x 2
  BAZ44 x 2
 
 中隊予備:第4ターンに地図盤西端より登場
  7-6-8 x 3
  9-1 x 1
  BAZ44 x 1

  

日本軍

 第43歩兵師団 第136歩兵連隊と第9戦車連隊の一部[ELR:4]
 ヘクス列Z上またはZ列より東に配置する。

  4-4-8 x 3
  4-4-7 x 9
  2-3-7 x1
  2-2-8操作班 x 1
  9-1 x 1
  8-0 x 1
  MMG x 1
  LMG x 2
  MTR x 1
  Type 97B CHI-HA x 2

 

特別ルール:
 1. 疎生ジャングルを含めてPTO地形(8.2)が有効。建物は小屋ではない(8.2.1)。

 

結末:
 海兵隊の戦車が上陸するのを待っている時、第6海兵連隊のA中隊とG中隊のバズーカ兵を防御側が粉砕した。
 戦車第9連隊は、海岸堡に対して一連の攻撃的でありながら調整されていない側面攻撃を開始したが、海兵隊はバズーカと対戦車擲弾で日本の戦車のほとんどを破壊し、最後の日本の戦車は第6海兵連隊の指揮所からわずか75ヤードで停止した。
 海兵隊は戦線を保持し、日本の反撃を粉砕し、D+1日に東に向かって前進を続け、サイパンの南半分を切り離した。