Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Starter Kit #4 Scenario S71 AMERICAN DEVILを 日本語に訳してみた

 



MMP『ASL Starter Kit #4』(ASLSK#4)のScenario S71 AMERICAN DEVILのシナリオカードを日本語訳してみた。

 

タイトルの日本語は『アメリカの悪魔』と言ったところだ。

ルソン島での戦いを再現したシナリオだ。

 

A Grove of ASLにも和訳がなかった。

 

http://war.game.coocan.jp/ASL/index.php?Scenarios%2FS%2F71%20American%20Devil

 

ここからシナリオカード本体の訳始まりだ。

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シナリオ・デザイン:ケン・ダン(Ken Dunn)

 

フィリピン ルソン島 ポトポト 1945年1月17日
 日本軍が可能な限り新型開発を余儀なくされるまで、日本の戦車生産はどの段階でも、連合国のそれよりもはるかに遅れていた。
 一般的に、中部太平洋と南太平洋の珊瑚礁と緑豊かなジャングルでは、戦車戦は存在しなかった。
 しかし、フィリピン、特にルソン島では別であった。
 日本の戦車第二師団は、フィリピンの防衛を支援するように命じられた。
 これは、その広大な地域、複数の島、そしてアメリカ軍の意図に関する十分な情報の欠如のために困難な任務であった。
 ダグラス・マッカーサー将軍は、ルソン島の、1941年に日本軍が侵攻した場所のすぐ近くに上陸することを選択した。
 戦車第七連隊は、すでにこの地域にいる日本軍部隊を支援し、島の内部へのアメリカ軍の前進に対抗するために移動するように命じられた。
 戦車第二師団の戦闘マニュアルは、フィリピンの戦いは「・・・アメリカの悪魔の完全な全滅か、我が軍の完全な潰滅のいずれかで終わるだろう」と述べていた。

 

地図盤:

 地図盤m, oを使用する。

ゲームバランス:
 アメリカ軍:アメリカ軍の援軍のM8をM4A3と交換。
 日本軍:日本の初期配置に8 +1指揮官を1人追加

ターン記録表:
 6.5ターン
 アメリカ軍が先に配置 日本軍が先に移動

勝利条件:

 日本軍は25VP以上を獲得するとすぐに勝利する。
 VPは、アメリカ軍ユニットを除去すると以下のように獲得できる。
 分隊/操作班は2VP、HSは1VP、-1指揮官は2VP、0または+1指揮官は1VP。
 M4A3は6VP、M8は5VP、M3A1対戦車砲は2VP。
 さらに、日本軍は、ゲーム終了時に支配する地図盤oの建物ヘクスごとに1VPを獲得し、ゲーム終了時に地図盤mのヘクス列V(ヘクス列V含む)の東にある建物ヘクスごとに2VPを獲得する。

戦闘序列:

アメリカ軍
 第43歩兵師団第103歩兵連隊第3大隊、第716戦車大隊C小隊の一部[ELR:3]
  ヘクス列MとVの間に配置(ヘクス列M,Vを含む)。M8とM3A1対戦車砲(および操作班)は、ヘクス列M(ヘクス列M含む)の東に配置可能
  6-6-6 x 11
  3-4-6 x 1
  2-2-7 x 1
  8-1 x 1
  8-0 x 2
  7-0 x 1
  MMG x 3
  BAZ45 x 3
  MTR x 1
  M8 x 1
  M3A1 AT x 1
  
 第2ターンに地図盤東端から進入
  9-1 x 1
  6-6-6 x 1
  3-4-6 x 1
  M4A3 x 1
  M8 x 1

  

日本軍

 第2自動車化歩兵連隊第1大隊、戦車第7連隊第4中隊[ELR:4]
 ヘクス列Jの西側(ヘクス列J含む)に配置する。
  4-4-7 x 14
  2-2-8操作班 x 2
  9-1 x 1
  9-0 x 1
  8-0 x 1
  MMG x 2
  LMG x 4
  MTR x 3
  DC x 4
  Type 89B Chi-RO x 3
  Type 97B Chi-HA x 2
  Type 95 Ha-Go x 3  

  

 

特別ルール:
 1.疎生ジャングルを含むPTO地形(8.2)が有効。道路は通常通り存在し、全ての1ヘクス建物は小屋である(8.2.1)。
 2.DCを保有する日本歩兵ユニットは、バンザイ突撃の要件を満たしている場合、AFVに対して単独のバンザイ突撃(8.1.8.6)を指揮官であるかのように宣言できる。
  すぐに目標AFVに突撃する必要がある(インパルス移動なし)。
  全ての目標AFVヘクスへの防御臨機射撃後に混乱していない場合、すぐに目標AFV(CCV5、-3DRM)をCC攻撃(DCを消費する)し、その後MPhを続行する。

 

結末:
 アメリカ軍の計画立案者は、日本の戦車が島にあることをよく知っていたので、戦闘のため異例なほど多数の独立戦車大隊を投入した。
 第716戦車大隊は、第43歩兵師団に配属され、すぐに分割されて、戦車中隊1個が各歩兵連隊に同行した。
 日本軍は、リンガエン湾の海岸堡部隊を攻撃する決死挺身切込隊(自殺侵入部隊)による4つの別々の攻撃を組織したが、これらの攻撃はばらばらであり、調整が不十分であった。
 戦車第7連隊から抽出された襲撃部隊は、ポトポトでアメリカ軍を攻撃し、そこでアメリカのシャーマン戦車を含む準備された防御に遭遇した。
 日本軍戦車はシャーマン戦車の装甲を側面または背面から貫通することができたが、正面装甲は貫通できず、最終的には深刻な損失で撤退を余儀なくされた。