Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Starter Kit Scenario S38「RAIDERS ALONG THE WALL」を 日本語に訳してみた

 

MMP『ASL Starter Kit』(ASLSK)のScenario S38 RAIDERS ALONG THE WALLのシナリオカードを日本語訳してみた。

 

シナリオカードは、下記にあるWargame Vaultのダウンロードサイトからダウンロードした。

 

https://www.wargamevault.com/product/498311/Special-Ops-ASLSK-Scenario-Bundle-Vol-1

 

タイトルの日本語は『壁沿いの襲撃者たち』と言ったところだ。

 

初出は、Special Ops #1)(2011)だ。

 

A Grove of ASLには下記リンクに和訳があるが内容の記載がない。 

Scenarios/S/38 Raiders Along the Wall - A grove of ASL

 

舞台は1944年9月22日のドイツ・シェーヴェンヒュッテだ。

 

西方防壁(West Wall)の一角をめぐる戦いだ。

 

ここからシナリオカード本体の訳始まりだ。

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シナリオ・デザイン:ケン・ダン(Ken Dunn)

 

1944年9月22日、ドイツ、シェーヴェンヒュッテ:第47歩兵連隊は、シェーヴェンヒュッテの町を占領した。この防御拠点は、ヒトラーが西側連合国から大ドイツを守るために頼りにしていた大規模な「西方防壁」防衛線の一部を構成していた。連合軍は、この地域での戦果を固める態勢になかった。なぜなら、攻勢を持続させるために必要な補給を掌握していたのは「マーケット・ガーデン作戦」側だったからだ。防衛陣地を一つずつ削られていくのを黙って見ているわけにはいかないドイツ軍は、防衛線を回復させるための反撃を開始した。。

 

地図盤:

 地図盤:u (ヘクス列A-Pを使用)

ゲームバランス:

 アメリカ軍:アメリカ軍MMGを、アメリカ軍戦闘序列初期配置に追加する。

 ドイツ軍:4-6-7分隊をドイツ軍戦闘序列に追加する。

 

ターン記録表:
 5.5ターン
 アメリカ軍が先に配置 ドイツ軍が先に移動

勝利条件:

 ゲーム終了時、ドイツ軍は建物I7とO8を支配することで勝利する。 

 

戦闘序列:

アメリカ軍

 第9歩兵師団第47歩兵連隊第3大隊の一部[ELR: 3]: ヘクス列C以西に配置する。

  6-6-6 x 6

  9-1 x 1

  8-1 x 1

  MMG x 2

 

 第746戦車大隊の厨房要員の一部:第3ターンに地図盤北端から進入する。

  5-3-6 x 2

  7-0 x 1

  M4A1 x 1

 

ドイツ軍

 第12歩兵師団第48歩兵連隊の一部隊[ELR: 2]:第1ターンに地図盤東端から進入する。

  4-6-7 x 12

  9-1 x 1

  8-1 x 1

  7-0 x 1

  MMG x 1

  LMG x 3

 

特別ルール:
 1. なし

 

結末:

 第47歩兵師団の襲撃部隊は町を激しく防衛したが、過去数ヶ月の消耗により兵力は枯渇していた。ドイツ軍は町内部に脅威的な突破を遂げた。L中隊は突破され、敵は小隊司令部へナイフで切り込む勢いで迫っていた。部隊の支援が必要だと悟ったスミス大佐は師団司令部に増援を要請した。師団は予定していたヒュルトゲン森林への攻撃から他の連隊を転用し、第47連隊の増強にあてた。しかし、より即効性のある支援は、厨房要員と近隣の第746戦車大隊の一部を戦闘に投入することで実現した。これだけで十分だった。第746戦車大隊の戦車たちはシェーヴェンヒュッテの街路を縦横無尽に駆け巡り、敵陣地を爆撃した。その光景は、兵科混成戦闘というよりむしろ西部劇の銃撃戦を思わせるものだった。