Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

いよいよ最終決戦!! ASL Starter Kit Scenario S59「MOPPING UP」バトルレポート(その4/4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 MMP『ASL Starter Kit』(ASLSK)のScenario S59 MOPPING UP  のシナリオカードを日本語訳してソロプレイしてみた。

 

シナリオカードは、Wargame Vaultからダウンロードした。初出は、S58(初出:Special Ops #6(2015)だ。

Advanced Squad Leader: Starter Kit Expansion Pack #1 (2nd Edition)にも同梱されている。

 

 タイトルの日本語は『後始末』『掃討』と言ったところだ。

 

A Grove of ASLには下記リンクがあるが、中味はない。

 

Scenarios/S/59 Mopping Up - A grove of ASL

 

拙訳はこちらだ。

haruichiban0707.hatenablog.com

 

 

 

■前回まで

haruichiban0707.hatenablog.com

 

■第7ターン(最終ターン) 最終決戦の結果はいかに!?

 

 艦砲射撃dr5で効果なしだ。

 

 アメリカ軍は、7.5個分隊39火力+MMG1挺4火力、合計43火力が、健在だ。 

 ドイツ軍は、2.5個分隊10火力+MG4挺14火力、合計14火力が統制状態だ。

 

 いよいよ、最終ターンだ。アメリカ軍は、このターン中に、6個の勝利条件建物を占領するか、残ったドイツ軍2.5個分隊全てを、混乱状態または除去するか、しないと勝利がない。

 

 アメリカ軍は、全ユニットを、白兵戦を挑むように突撃させる。

 

 T8の8-0指揮官と536分隊は、下の写真の①のように移動して、S10のドイツ軍447分隊を包囲殲滅する。

 T6の、MMG所有546分隊は、道路移動ボーナスを使って、下の写真の②のように移動して、O6のMMGを牽制する。

 S4の8-1指揮官と226HSは、下の写真の③のように移動して、N4を目指す。

 下の写真では、混乱状態だが、この回復フェイズに回復した546分隊が、下の写真の④のように移動して、O4に進む。

 下の写真では、DMマーカーが載っているが、回復フェイズに回復した546分隊と、9-1指揮官は、下の写真の⑤のように移動して、M5へ向かう。

 R8にいる546分隊は、下の写真の⑥のように移動して、O8を目指す。

 R5にいる666分隊は、下の写真の⑦のように移動して、P4を目指す。

 

 果たして想定どおり移動できるだろうか?

 

 T8にいた8-0指揮官がT10に、536分隊R9に移動した。ドイツ軍の臨機射撃はなしだ。

 T6にいるMMG所有546分隊が、S7=>R6=>Q7=>P6と移動した時、O6のMMG所有447分隊が、臨機射撃した。

 5+4=9火力。近接射撃により9x2=18火力=>16火力だ。DRMは、FFNAM-1とFFMO-1の合計-2だ。DR5+4=9。9-2(DRM)=7で、結果は、2MCだ。色づきダイスの目が5なので、ROFは終了だ。残留火力は8だ。546分隊の士気チェックDRは2+1+2MC=5で、士気チェックに成功した!!

 546分隊は、O7まで移動を継続した。

 447分隊とMMGは、連続臨機射撃する。

 5+4=9火力。近接射撃(x2)と連続臨機射撃(x1/2)により、相殺されて、9火力=>8火力だ。DRMは、FFNAM-1とFFMO-1の合計-2だ。DR6+2=8。8-2(DRM)=6で、結果は、1MCだ。色づきダイスの目が6なので、ROFは終了だ。残留火力は4だ。546分隊の士気チェックはDR1+1+1MC=3で、士気チェックに成功した!

 

 これで最大火力のMMGの射撃が終了した。

 R8の546分隊が、急速歩移動を宣言して、Q9=>P8=>O8=>N7=>N6と移動した。途中で、O8の建物を占領している。

 「げっ!南から突入してくるのか!?」N3のアメリカ軍に備えていたN5の8-0指揮官が、振り返った。

 「N6を撃てぇ~~~っ!」237HSに命じた。


 2火力x2(近接射撃)=4火力で、DRMは、FFNAM-1とFFMO-1で、合計-2だ。DR6+1-2=5で、結果は1MCだ。残留火力は2だ。546分隊の士気チェックは5+5=10だ。クラス低下し536分隊になり、混乱状態になった。

 R3の546分隊が、急速歩移動を宣言して、Q3=>P3=>O4と移動した。

 「何っ!?第7ターン開始時の写真で考えたルートと違うじゃないか!?」

 「おそらく、T6に残留火力が残るのを防ごうという敵の魂胆でしょう。」

 「えぇ~い!仕方ない。臨機射撃を・・・。いや、待てよ。敵は、急速歩移動を宣言してCX状態だな。となると、前進射撃や不意打ち判定や白兵戦で+1の修正が働くな。ここはガマンだ。」

 8-1指揮官が、急速歩移動を宣言して、R3=>Q3=>P3=>O4と移動した。
 バズーカ砲を所有する226HSが、R3=>Q4と移動した。

 「また、第7ターン開始時の写真の動きと違うじゃないか!」

 「敵も、状況見て、考えが変わったのでしょう。」

 「まだ、R5に666分隊2個と、N3に9-1指揮官と546分隊1個がいるなぁ。R5の666分隊は、絶対、P4に突入してO5にいる俺達に白兵戦を挑んでくるだろう。N3の9-1指揮官と546分隊は、N4に突入して、N5の237HSに白兵戦を挑むつもりだろう。ここは、臨機射撃せずに、ガマンだ。」

 

 

 

 R5の666分隊1個が、Q6=>P4と移動した。Q6-Q5の建物を占領した。

 「分隊火力だけで臨機射撃だ!!撃て撃て撃てぇ~~~っ!」

 O5の436分隊が、4火力x2(近接射撃)=8火力、DRM-2(FFNAM-1とFFMO-1)で、射撃する。DR5+2-2=5で、2MCだ!!残留火力は4だ。

 

 666分隊の士気チェックは、2+5+2MC=9だ。666分隊が混乱状態になった。

 

 同じR5にいた666分隊が、Q6=>P4に移動した。

 残留火力4による攻撃は、DR5+3-2(FFNAM-1, FFMO-1)=6で、NMCだ。666分隊の士気チェックは、3+1=4で成功した。

 O5のLMGで、臨機射撃する。火力3x2(近接射撃)=6で、DRM-2(FFNAM-1, FFMO-1)だ。DR6+2-2=6だ。1MCだ。色つきダイスの目が6なのでROF終了だ。残留火力は、現在の4より少ないので、4のままだ。666分隊の士気チェックは、1+3+1=5で成功だ。



 最後に移動するのは、N3の9-1指揮官と546分隊だ。

 警戒移動を使って、N3=>N4へ1ヘクス移動する。

 「来たぞ!N4を撃って撃って撃ちまくれ!」

 ドイツ軍は、N5の237HS、O5の436分隊とLMGで、連続臨機射撃する。

 

 

 2火力+4火力+3火力=10火力 近接射撃(x2)と連続臨機射撃(x1/2)で相殺されて10火力=>8火力だ。

 DRMは、FFNAMは、警戒移動のため、適用されないので、FFMO-1だけだ。DR6+6-1=11だ。LMGが故障した!!

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 アメリカ軍が、O7からO6に、Q4からO5に、O3-P3からO4に、N4からN5に、前進射撃したが、効果なしだ。

 N6のアメリカ軍536分隊が、N7に匍匐後退した。

 P4のアメリカ軍666分隊が、P3に潰走した。

 

 S10のドイツ軍447分隊が、潰走不能により除去された。

 P4のドイツ軍247HSが、Q6に潰走した。Q6の建物には、アメリカ軍が不在だが、潰走したドイツ軍は、混乱状態のため、Q6の建物をドイツ軍は支配できない。建物の支配のためには、統制状態でないといけないからだ[2.0 Control参照]。

 

 アメリカ軍は、Q4=>Q5、R9=>S10、P4=>O5、O7=>O6、O4=>O5、N4=>N5に突撃した。

 

 M6に、ドイツ軍8-0指揮官が残ってしまうではないか!!

 9-1指揮官は、移動フェイズに、N3=>N4=>M5と移動したことにして、M5=>M6と突撃したことにする。対戦では、さかのぼって、手を変えるのは、厳禁だが、これは、ソロプレイなので、面白くするためにご容赦ください。

 

 M6、N5,、O5、O6の4ヶ所で、白兵戦だ。

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 M6の白兵戦だ。



 不意打ち判定drは、アメリカ軍1-1(指揮能力修正)=0、ドイツ軍は5で、差が3以上なので、アメリカ軍が不意打ち成功だ。

 戦闘比は、1:1で、DRMは、除去ナンバー5だ。DRMは、不意打ち成功-1と指揮能力修正-1の合計-2だ。DR2+4-2=4で、ドイツ軍8-0指揮官の除去成功だ。

 

 N5の白兵戦だ。 

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 不意打ち判定は、アメリカ軍2、ドイツ軍4で、差が3未満のため、不意打ちなしだ。

 アメリカ軍の戦闘比は、5:3=1:1で、除去ナンバー5だ。

 ドイツ軍の戦闘比は、3:5=1:2で除去ナンバー4だ。

 アメリカ軍のDR5+4=9、ドイツ軍のDR1+1=2で、アメリカ軍546分隊の除去成功だ。

 

 この瞬間、アメリカ軍は、N5を占領できないことが確定した!!

 

 O5の白兵戦だ。

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 不意打ち判定は、アメリカ軍3-1(指揮能力修正)+1(CX)=3、ドイツ軍2+1(未熟兵)=3で、差が3未満のため不意打ちなしだ。

 アメリカ軍は、戦闘比12:4=3:1で、除去ナンバー8だ。DRMは、指揮能力修正-1、CX+1=0だ。ドイツ軍は、少しでも確率を上げるため、666分隊だけ攻撃し、4:6=1:2で除去ナンバー4だ。DRMは、CX-1だ。アメリカ軍のDR1+5=6で、ドイツ軍436分隊の除去成功だ。ドイツ軍のDR5-1=4で、アメリカ軍666分隊の除去成功だ。

 

 O6の白兵戦だ。 

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 不意打ち判定は、アメリカ軍dr3、ドイツ軍drも3だ。差が0なので、不意打ちなしだ。

 アメリカ軍は、5:4=1:1で、除去ナンバー5、DRM0だ。ドイツ軍は、4:5=1:2で除去ナンバー4で、DRM0だ。

 アメリカ軍DR2+6=8だ。ドイツ軍DR4+2=6だ。混戦状態だ。

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 いよいよ、第7ターンの裏、ドイツ軍の攻撃、最終ターンだ。

 ここで艦砲射撃dr1だ。続いて振ったdrも1で、尖塔が破壊された。30火力DRM+3で、DR6+2+3=11で、1MCだ。247HSのDR4+5+1=10で、損耗して、除去された!!

 

 アメリカ軍は、3.5個分隊17火力+MMG1挺4火力、合計21火力が、健在だ。 

 ドイツ軍は、1.5個分隊6火力+MG4挺10火力が、統制状態だ。

 

 ドイツ軍は、現在、混戦状態の、O6にいる447分隊と、N5に237HSが、統制状態のまま、生き残れれば、勝利だ。

 それを防ぐためには、アメリカ軍は、N5の8-0指揮官と237HSを混乱状態に陥れ、O6の混戦状態の解決が必要だ。

 アメリカ軍は、S10で、ドイツ軍LMGを鹵獲した。

 

 ドイツ軍で行動できるのは、N5にいる8-0指揮官と237HSだけだ。O6にいるMMG所有447分隊は、混戦状態で、白兵戦しか実行できない。

 N5の8-0指揮官と237HSは、一縷の望みをかけて、O5に準備射撃する。火力は、2火力x2(近接射撃)=4だ。DRMは、石造建物+3だ。DR6+4+3=13で効果なしだ。

 O5のアメリカ軍8-1指揮官と546分隊は、N5に防御射撃する。5火力x2(近接射撃)=10火力=>8火力だ。DRMは、石造建物+3-1(指揮能力修正)+1(CX)=+3だ。DR6+5+3=14で効果なしだ。

 アメリカ軍は、Q5からO6に、バズーカ砲で防御射撃するか迷う。命中したら、8火力で、米独両軍に損害の可能性がある。ドイツ軍の士気が7、アメリカ軍の士気が6なので、アメリカ軍の方が、損害を被る確率が高い。白兵戦だとアメリカ軍の方が損害を与える可能性が高いので、防御射撃はやめておく。

 

 アメリカ軍が、N7=>O8に潰走する。

 

 N5のドイツ軍は、M6に突撃するか、O6に突撃するか、突撃しないか迷う。

 迷ったが、このまま、N5に残っていれば、N5の建物を確保し、統制状態ユニットが残るので、ドイツ軍の勝利確定だから、N5に残ることにした。

 



 O6の白兵戦の続きだ。

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 混戦状態だったので、不意打ち判定はない。

 ドイツ軍は、4:5=1:2で除去ナンバー4だ。

 アメリカ軍は、5:4=1:1で除去ナンバー5だ。

 ドイツ軍のDR5+5=10で効果なしだ。 

 アメリカ軍のDR4+4-8でこちらも効果なしだ。

 

 これでゲーム終了だ。

 

■勝利条件の確認

 アメリカ軍が、N5, O6の建物を支配できなかったので、アメリカ軍は、「M列のヘクスおよびその東側のすべての建物を支配」できなかった。

 また、N5に8-0指揮官、237HS、O6に447分隊が、残ったので、アメリカ軍は、「非混乱状態のドイツ軍ユニットが1つも残っていない」状態にできなかった。

 どちらの条件も、アメリカ軍は達成できなかったので、ドイツ軍の勝利だ。

 

■損害状況の確認

 アメリカ軍の損害は、以下の表の通りだ。

 

 

 クラス低下や混乱状態を、除去の50%として、損耗率を計算している。666分隊については、クラス低下と混乱状態が重なり、損耗率が上昇している。全体の、損耗率は59%だ。

 

アメリカ軍

参加数

統制状態

残存数

クラス低下

/

鹵獲

混乱状態

/

故障

除去 損耗率(%)
666分隊 9 0 4 2 4 78
347HS 1 0 1 0 1 50
指揮官 3 3 0 0 0 0
MMG 1 1 0 0 0 0
BAZ 1 1 0 0 0 0
DC 1 0 0 0 1 100
合計 16 5 5 2 6 59

 

 ドイツ軍の損害状況は、以下の通りだ。

 ドイツ軍の損害は、64%に達する。

 

ドイツ軍

参加数

統制状態

残存数

クラス低下

/

鹵獲

混乱状態

/

故障

除去 損耗率(%)
467分隊 2 0 0 0 2 100
447分隊 3 1 0 0 2 67
247HS 2 0 1 0 1 50
指揮官 3 1 0 0 2 67
MMG 1 1 0 0 0 0
LMG 3 0 2 1 0 50
合計 14 3 3 1 7 64

 

■感想

 

 アメリカ軍は、中央突破しようとしたのが失敗だったかもしれない。

 中央突破する舞台と、南部または北部から迂回して進撃するチームに分けて、進むべきだっただろう。

 

 ドイツ軍は、トンネルをうまく使って、後退できた。3本目のトンネルは、M6-J5だったが、勝利条件がM列以東だから、J5に伸ばすのではなく、N3やO8に伸ばしていたら、面白かった。

 

 登場ユニット数が少なく、地図盤も小さいが、激戦になること必至の面白いシナリオだ。

 また、プレイしてみたいシナリオだ。