Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ドイツ軍前進!! ASL Starter Kit Scenario S53「WORKERS UNITE !」バトルレポート(前編)



 

MMP『ASL Starter Kit』(ASLSK)のScenario S53 WORKERS UNITE !  のシナリオカードを日本語訳してソロプレイしてみた。

 

シナリオカードは、Wargame Vaultからダウンロードした。初出はS53(初出:Special Ops #3(2012)だ。

 

タイトルの日本語は『労働者よ、団結せよ!』と言ったところだ。

 

A Grove of ASLには下記リンクがあるが、中味はない。

Scenarios/S/53 Workers Unite! - A grove of ASL

 

拙訳はこちらだ。

haruichiban0707.hatenablog.com

 

 

舞台は1941年7月16日の、ソ連、スモレンスク(Smolensk)だ。

ターン数は、6.5ターン。

勝利条件は、ゲーム終了時、rW8、zL6およびヘクスzI1の建物を支配することで、ドイツ軍が勝利する。このうち、ヘクスzI1は、ゲーム開始時にドイツ軍が支配している。

 

ゲーム開始時、ソ連軍徴募兵(および彼らとスタックしている指揮官)は、建物のあるヘクスrW8、zE4、zL6にいる間、熱狂状態となる。熱狂状態のユニットは、士気レベルが1上昇し、萎縮状態や士気動揺状態(DM状態)の効果を受けない、という特別ルールがある。

 

■初期配置

 ソ連軍は、zL6の建物、zE4の建物、rW8の建物に、それぞれ3個分隊、4個分隊、2個分隊を配置した。

 一撃で潰滅することを恐れ、最前線には配置しない。若干、後方に配置することで、接近戦や白兵戦に持ち込み、時間稼ぎすることが目的だ。

ソ連軍の初期配置

 

 ドイツ軍は、15個分隊を3個分隊ずつ5チームに分割し、それぞれ、ブラウ(青)・チーム、グルン(緑)・チーム、ホート(赤)・チーム、ゲルプ(黄)・チーム、ヴァイス(白)・チームと名付けた。

 ブラウ・チームは、17火力で、一番西を、北上し、zO列の建物に進出し、建物zL6を西から攻撃する。

 グルン・チームは、15火力で、zJ列を北上し、zJ5の建物から、建物zL6を攻撃する。

 中央を進むホート・チームは、19火力で、zI列を北上し、なるべく早く地図盤rに進撃する。状況によっては、zL6、zE4の建物攻撃を援護する。

 ゲルプ・チームは、15火力で、zH列を北上し、建物づたいに建物zE4に進む。

 ヴァイス・チームは、18火力で、zB列を北上し、zB3に火点を作り、ゲルプ・チームによる建物zE4攻略を東から援護する。

 

 

ドイツ軍の初期配置


 果たしてどうなるか?

 

■第1ターン(1944/07/16)

 ドイツ軍ブラウ・チームが、zP0(1)=>zP1(2)=>zP2(4)=>zP3(6)と移動した。( )内の数字は、移動力(MF)を意味する。M6のソ連軍426分隊が、臨機射撃する。2火力(4火力x1/2(遠距離射撃))、DRM+2(FFNAM-1, 石造建物+3)で、DR3+2(DRM)=5で、結果はNMCだ。ドイツ軍は、1個分隊が混乱状態に、1個分隊が釘付け状態になった。いきなり、ソ連軍の射撃が効果的だった。

 

 ドイツ軍グルン・チームが、zJ0(2)=>zJ1(3)=>zK2(4)=>zK3(5)=>zK4(6)と移動した。

 ドイツ軍ホート・チームが、zI1(1)=>zI2(2)=>zI3(4)=>zI4(6)と、中央を北上する。

 ドイツ軍ゲルプ・チームが、zH0(2)=>zH1(4)=>zH2(5)=>zG3(6)とzE4の建物に向かって前進する。

 ドイツ軍ヴァイス・チームが、zB0(1)=>zB1(3)=>zB2(5)と北上した。zD3-zD4のソ連軍が射撃グループを作って、臨機射撃する。6火力(4火力+2火力(4x遠距離射撃1/2))、DRM+2(FFNAM-1, 石造建物+3)で、DR4+2(DRM)=6で、結果はPTCだ。ドイツ軍は、いずれもPTCに成功し、無傷だった。

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 ドイツ軍ブラウ・チームがzP3から、ヴァイス・チームがzB2から、前進射撃するが効果なしだ。

 ドイツ軍ブラウ・チームの混乱状態になった467分隊と9-1指揮官が、敵の射程距離外の、zP2に潰走した。

 ドイツ軍グルン・チームがzK5に、ホート・チームがzI5に、ゲルプ・チームがzG4に、突撃した。

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 ドイツ軍ブラウ・チームの混乱状態だった467分隊が、DR4+4(DM状態)-1(建物内)-1(指揮能力修正)=6<士気値7のため、回復成功した。

 

 ソ連軍が、zM6からzP3を、zL6からzK5を、zE4からzG4を、準備射撃したが、効果なしだ。zM7からzP2を準備射撃し、2火力でDRM+2(石造建物+3, 指揮能力修正-1)で、DR1+2+DRM2=5でNMCだったが、ドイツ軍は士気チェックに成功した。

 「zL6の建物内にいるソ連軍の射撃は精確だ。」ブラウ・チームの9-1指揮官がうめく。

 zD3-zD4から、6火力(4火力+2火力(4x遠距離射撃1/2))、DRM+3で、DR5+3(DRM)=8で、結果はPTCだ。ドイツ軍は、2個分隊が、釘付け状態になった。

 

 ドイツ軍ブラウ・チームが、17火力DRM3(石造建物)で、zM6を防御射撃し、DR1+4+3=8で、1MCだ。ソ連軍426分隊の士気チェックDR8で、混乱状態になった。ROFが残ったMMGでzM6を射撃したが効果なしだった。

 ドイツ軍グルン・チームが、12火力DRM+3(石造建物)で、zK5からzL6を防御射撃するが9+3=12で効果なしだ。

 ドイツ軍ゲルプ・チームが、12火力DRM+3(石造建物)で、zG4からzE4を防御射撃するが、11+3=14で効果なしだ。

 ドイツ軍ヴァイス・チームが、12火力DRM+3(石造建物)で、zB2からzD3を防御射撃するが、3+2+3=8で、1MCだ。ソ連軍426分隊の士気チェックDR8で混乱状態になった。

 

 ソ連軍が、混乱状態に陥った2個分隊を、zM6=>zM7(2)、zD3=>zD4(2)=>zE5(4)と潰走させた。

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■第2ターン

 ソ連軍は、zM7でDR7-1(建物内)-1(指揮能力修正)-1(熱狂)=4で、zE5でDR4-1(建物内)-1(熱狂)=2で、回復した。

 ドイツ軍は、ブラウ・チームは、zO5に移動して火点を作ることにする。zO5だと、ソ連軍がzM7にいるとソ連軍の射程距離外だが、ドイツ軍は射程距離内なので、有利に射撃線を行えるからだ。

 グルン・チームは、zL6に準備射撃する。

 ホート・チームは、rZ10の林まで進撃する。

 ゲルプ・チームは、zE4の敵に射撃する。

 ヴァイス・チームは、zD4を無力化するために射撃する。

 

 グルン・チームが、zK5からzL6を12火力DRM3(石造建物)で準備射撃する。DR4+2+3=9でNMCだ。ソ連軍426分隊の士気チェックDR8で混乱状態になった。

 ゲルプ・チームが、zG4からzE4を12火力DRM3(石造建物)で準備射撃し、DR2+4+3=9でNMCだ。ソ連軍426分隊2個の士気チェックDR5と9で、1個分隊が混乱状態になった。

 ヴァイス・チームが、zB2からzD4へ18火力DRM3(石造建物)で準備射撃し、DR2+3+3=8で1MCだ。逸れ捻軍426分隊の士気チェックDR8で混乱状態になった。

 

 ブラウ・チームが、zP3=>zP4(1)、zP2=>zP3(2)=>zP4(3)と移動した。

 ホート・チームが、zI5=>zI6(1)=>zI7(2)=>zI8(3)=>zI9(4)=>zI10(5)へ移動した。

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 ソ連軍が、6火力DRM3(石造建物)で、zE4からzG4に、防御射撃する。DR1+1+3=5で、1MCだ。ドイツ軍467分隊1個が釘付け状態になった。

 ソ連軍が、zL6=>zM7、zE4=>zE5、zD4=>zE5と潰走した。

 ドイツ軍が、zP4=>zO5、zK5=>zL5、zG4=>zG5、zI10=>rZ10と突撃した。

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 ソ連軍426分隊が、zM7でDR7-1(建物)-1(指揮能力修正)-1(熱狂)=4で、回復成功した。

 ソ連軍426分隊が、zE5でDR3-1(建物)-1(熱狂)=1、DR6-1(建物)-1(熱狂)=4で、回復成功した。

 

 ソ連軍が、zM7からzO5を、8火力(4火力x3x1/2+2火力)DRM+2(石造建物+3指揮能力修正-1)で、準備射撃し、DR6+1+2=9で、PTCだ。ドイツ軍9-1指揮官が釘付け状態になった。

 ソ連軍が、rX7からrZ10を、2火力DRM+1(林)で、準備射撃したが、1+5+1=7で効果なしだ。

 ソ連軍が、zE4からzG4を、6火力DRM+3(石造建物)で、準備射撃し、3+5+3=11で効果なしだ。

 zE5からzG5への準備射撃は、12火力DRM+3(石造建物)で、2+2+3=7で1MCだ。ドイツ軍2個分隊の士気チェックDRは、4と4で、成功した。

 

 9-1指揮官が釘付け状態の、ドイツ軍ブラウ・チームが、zO5からzM7を、17火力DRM+3(石造建物)で防御射撃し、DR1+3+3=7で2MCだ。ソ連軍8-1指揮官DR7+2MC-1(熱狂)=8で釘付け状態だ。426分隊DR10+2MC-1(熱狂)=11で混乱状態になった。426分隊DR5+2MC-1(熱狂)=6で釘付け状態になった。LMG所有426分隊DR9+2MC-1(熱狂)=10で混乱状態になった。ROFを維持したMMGで同じヘクスを射撃したが、効果なしだ。

 

 ドイツ軍ホート・チームが、rZ10からrX7を、19火力DRM+1(石造建物+3, 指揮能力修正-2)で、射撃する。DR1+4+1=6で、2MCだ。ソ連軍426分隊のMCDR7+2MC-1(熱狂)=8で混乱状態になった。ROF維持したHMGで射撃しDR1+2+1=4で、2MCだ。ソ連軍426分隊のMCDR6+2MC-1(熱狂)=7で損耗した。ROF維持したHMGで射撃しDR2+2+1=5で1MCだ。MCDR7+1-1(熱狂)=7で損耗し、426分隊が潰滅した。

 

 ドイツ軍ゲルプ・チームが、zG4からzE4を、6火力DRM+3(石造建物)を防御射撃し、DR9+3=12で効果なしだ。zG5=>zE5を、8火力DRM+3(石造建物)を防御射撃し、DR7+3=10で効果なしだ。

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■中編につづく

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