Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ソ連軍wX2を急襲占領!! ASL Starter Kit Scenario S55「THE FIRE BRIGADE」バトルレポート(AAR)(その1)

 

MMP『ASL Starter Kit』(ASLSK)のScenario S55 THE FIRE BRIGADE  のシナリオカードを日本語訳してソロプレイしてみた。

 

シナリオカードは、Wargame Vaultからダウンロードした。初出はSpecial Ops #4(2013)だ。

 

 タイトルの日本語は『炎の旅団』と言ったところだ。

 

A Grove of ASLには下記リンクがあるが、中味はない。

 

Scenarios/S/55 The Fire Brigade - A grove of ASL

 

拙訳はこちらだ。

haruichiban0707.hatenablog.com

 

舞台は1944年5月2日の、ルーマニア、トゥルグ・フルモス(Târgu Frumos)だ。

 

下記WIkipediaに、戦闘の背景が詳しく書かれている。

ja.wikipedia.org

 ゲームターン数は、6.5ターン。先攻がソ連軍だ。

 勝利条件は、ゲーム終了時に、少なくとも7個の複数ヘクス建物を支配することで、ソ連軍の勝利だ。ただし、少なくとも2個は、地図盤w上に存在している必要がある。複数ヘクス建物は、地図盤wに4個、地図盤uに8個、合計12個あるので、過半数を超えれば、ソ連軍の勝利だ。

 

 

 

■初期配置

 枢軸軍は、ドイツ軍は、6.5個分隊26火力+LMG2挺6火力合計32火力、ルーマニア軍7個分隊24火力+MMG1挺4火力+LMG1挺2火力合計30火力総計62火力だ。ただし、ドイツ軍は、第2ターンに増援として登場するので、第2ターンソ連軍プレイヤーターまでは、ルーマニア軍30火力で、約3倍の火力のソ連軍と戦わないといけない。

 対するソ連軍は、18個分隊76火力+MMG1挺4火力+LMG3挺6火力合計86火力で、枢軸軍の約1.4倍の火力だ。

 枢軸軍は、地図盤uに、ルーマニア軍を配置し、時間稼ぎに努める。全ての建物を守るほどの戦力はないので、uM7、uI3の建物に、それぞれ2個分隊、3個分隊を集中配置して、開豁地を移動するソ連軍に、機銃弾を浴びせる。

 ソ連軍は、uL8-uM9の建物に628分隊3個とMMGで火点を構築し、uM7, uI5のルーマニア軍分隊潰滅を狙う。447分隊は、地図盤北端と南端を西進し、uP2-uP3、wDD7-wEE7の建物に急行して、複数ヘクス建物の無血占領を狙う。

初期配置



果たしてどうなるか?

 

■第1ターン(1944/05/02)

 ソ連軍248HS(半個分隊)が、急速歩移動を宣言し、道路移動ボーナスを使って、uI11=>uI10(1)=>uI9(2)=>uJ8(3)=>uJ7(4)=>uJ6(5)=>uJ5(6)=>uJ4(7)と移動した。

 ルーマニア軍は、uK6から6火力DRM(ダイスロール修正)-2で臨機射撃しDR5+1-2=4、2MC(士気チェック)だ。ソ連軍248HSのMCDR(士気チェックダイスロール)10+2=12で、クラス低下し237HSになり混乱状態になった。残留火力は2だ。ソ連軍にしてみれば、このHSは、ルーマニア軍に臨機射撃させるのが目的だから、十分、役割を果たしたことになる。

 2個目の248HSが、uK11=>uK10(1)=>uK9(2)=>uK8(3)=>uL7(4)=>uL6(5)と急速歩移動した。ルーマニア軍は、uL5から6火力DRM-2で臨機射撃し、DR2+4-2=4で、また2MCだ。ソ連軍248HSのMCDR7+2=9で混乱状態になった。

 ソ連軍447分隊2個が、uB11=>uB10(1)=>uB9(2)=>uB8(3)=>uB7(4)=>uB6(5)=>uB5(6)と急速歩移動した。

 8-0指揮官率いる458分隊が、uC11=>uC10(2)=>uC9(3)=>uC8(4)=>uC7(5)=>uC6(6)=>uC5(7)=>uD4(8)と急速歩移動した。

 458分隊が、uD11=>uD10(1)=>uD9(3)=>uD8(4)=>uD7(6)、uE11=>uE10(2)=>uE9(3)=>uE8(4)=>uE7(5)=>uD6(6)、と急速歩移動した。

 447分隊が、uP11=>uP10(1)=>uP9(2)=>uP8(3)=>uP7(5)=>uO7(6)と急速歩移動した。uM7のルーマニア軍は、臨機射撃するか迷うが、ここは隠忍自重する。

 447分隊が、uP11=>uP10(1)=>uP9(2)=>uO9(3)=>uN8(4)=>uM8(5)と急速歩移動した。ルーマニア軍は、347分隊が6火力DRM-2で臨機射撃しDR2+3-2=3でK/2だ。447分隊が損耗し237HSになり2MCでMCDR11+2=13で、クラス低下し226HSになり混乱状態になった。残留火力は2だ。

 447分隊が、uG11=>uG10(2)=>uG9(4)=>uH8(5)と急速歩移動した。

 447分隊が、uH11=>uI11(1)=>uI10(2)=>uI9(3)=>uJ8(4)=>uK8(5)=>uL7(6)と急速歩移動した。ルーマニア軍は、仕方ない。uM7から10火力=>8火力DRM-2で臨機射撃し、4+3-2=5で2MCだ。残留火力は4だ。447分隊のMCDR6+2=8で混乱状態になった。

 だが、これで、uM7のルーマニア軍2個分隊は、臨機射撃をしてしまったので、隣接ヘクスしか連続臨機射撃できない。それこそソ連軍の狙いだ。

 7-0指揮官率いる458分隊が、uF11=>uF10(1)=>uF9(3)=>uG9(5)=>uH8(6)と移動した。

 9-2指揮官率いる628分隊3個とMMG1挺が、uM11=>uM10(1)=>uM9(3)=>uN8(5)と移動した。

 458分隊が、uN11=>uN10(2)=>uN9(3)=>uN8(4)と移動した時、8-1指揮官率いるルーマニア軍が、6火力DRM-1で臨機射撃しDR3+2-1=4で2MCで残留火力1だ。458分隊のMCDR10+1=11で混乱状態になった。

 7-0指揮官率いる458分隊が、uN11=>uN10(2)=>uO10(3)=>uO9(4)=>uO8(6)と移動した。

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 ルーマニア軍は、uM7からuL7に8火力で防御射撃する。6+1=7でNMCだ。447分隊はMCDR6で士気チェックに成功した。

 uL5から3火力=>2火力でuL6への防御射撃はDR6で萎縮が発生して1火力で効果なしだ。

 uI5からuJ4への12火力DRM-1の防御射撃は、DR1+5-1=5で2MCで、237HSのMCDR9+2=11で除去された。

 

 ソ連軍は、uO7からuM7へ2火力DRM+4で前進射撃するが、DR9+4=13で効果なしだ。

 uL8からuM7に9火力=>8火力DRM+1で前進射撃するが、DR8+1=9でPTC(釘付けタスクチェック)だ。ルーマニア軍347分隊のTCDR(タスクチェックダイスロール)は、それぞれ7と5で、2個分隊ともタスクチェックに成功した。

 

 混乱状態のソ連軍は、uN8=>uO8、uM8=>uM9、uL7=>uK7、uL6=>uK7、uJ6=>uK7と潰走した。

 

 ソ連軍は、uB5=>uB4、uD4=>uE4、uD6=>uC6、uD7=>uD6、uG8=>uH7、uH8=>uH7、uI8=>uI7、uH8=>uI8、uO7=>uN6、uO8=>uN7と突撃した。

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 ソ連軍は、14個分隊53火力+MMG1挺4火力+LMG2挺4火力の合計61火力が健在だ。3個分隊12火力+LMG1挺2火力合計14火力が混乱状態になった。ルーマニア軍7個分隊24火力+MMG1挺4火力+LMG1挺2火力合計30火力は、健在だ。

 ルーマニア軍は、少しでも長く生き延びることが重要だ。

 uM7からuN7に16火力DRM+3で準備射撃し、1+3+3=7で、2MCだ。ソ連軍458分隊のMCDR7+2=9で混乱状態になった。

 ルーマニア軍は、uI5=>uI4(2)、uK4=>uL3(2)、uK5=>uK4(2)と警戒移動して後退した。ソ連軍が、uH7-uI7が射撃グループを作り、uK4に臨機射撃する。13火力=>12火力でDRM+5でDR4+3+5=12で効果なしだ。残留火力は4だ。

 ルーマニア軍が、uL5=>uL4と警戒移動した。

 

 ソ連軍がuN6からuM7を防御射撃したが、効果なしだ。

 uL8からuM7への防御射撃は22火力=>20火力DRM+1で、DR5+4+1=10で、1MCだ。ルーマニア軍347分隊のMCDRは、それぞれ6と5で、1個分隊が釘付け状態になった。

 ルーマニア軍は、uI4からuK7に6火力DRM+4でDR8+4=12で効果なしだが、uK7のソ連軍混乱状態2.5個分隊をDM状態にした。

 

 ソ連軍は、uN7=>uO8へ、潰走した。

 

 ルーマニア軍は、uL4=>uL3、uL3=>uM3と突撃した。

 

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■第2ターン

 ソ連軍は、13個分隊52火力+MMG1挺4火力+LMG2挺4火力の合計60火力が健在だ。4個分隊16火力+LMG1挺2火力合計18火力が混乱状態になった。ルーマニア軍7個分隊24火力+MMG1挺4火力+LMG1挺2火力合計30火力は、健在だ。ソ連軍は、ルーマニア軍の約1.5倍の火力がある。

 しかし、このターンに、ドイツ軍6.5個分隊26火力+LMG2挺6火力、合計32火力が到着するので、火力で枢軸軍が逆転してしまう。

 ソ連軍は、勝利条件である複数ヘクス建物をまだ1個しか支配していない。

 ソ連軍は、wX1-wX2とwDD7-wEE7のの複数ヘクス建物支配を狙って、全速で前進する。合わせて、uM7-uN7の建物や、uP2-uP3の建物の奪取も狙う。

 

 uL8の火点からuM7に、22火力=>20火力、DRM+1で、準備射撃する。DR4+4+1=9で、1MCだ。ルーマニア軍のMCDRは7+1=8で混乱状態、5+1=6で士気チェックに成功した。

 

 uB4のソ連軍447分隊2個が、uB4=>uB3(1)=>uB2(2)=>uB1(3)=>uB0(4)と移動した。458分隊が、道路移動ボーナスを使って、uC6=>uB5(1)=>uC5(2)=>uD4(3)=>uE4(4)=>uF3(5)と移動した。458分隊が、uD6=>uC6(1)=>uB5(2)=>uC5(3)=>uD4(4)=>uE4(5)と移動した。

 447分隊が、uH7=>uH6(1)=>uI6(2)と移動した。ルーマニア軍が、uK4からuI6に、3火力=>2火力、DRM0で臨機射撃し、DR9で効果なしだ。447分隊は、uI6(2)=>uI5(4)と移動を継続した。ルーマニア軍は、8-1指揮官率いる447分隊2個が、16火力DRM+1で臨機射撃しDR11+1=12で効果なしだ。残留火力は8だ。

 458分隊が、uH7=>uH6(1)=>uH5(5)=>uH4(6)と急速歩移動した。458分隊が、uI4からuH4に8火力DRM-1で臨機射撃しDR5+5-1=9で、萎縮が発生し6火力でDR9となり効果なしだ。残留火力は4だ。

 458分隊が、uI7=>uJ6(1)=>uJ5(2)=>uJ4(3)と前進した。ルーマニア軍が、uK4から3火力=>2火力DRM-2で連続臨機射撃しDR11-2=9で効果なしだ。残留火力は1だ。uI4から12火力DRM-3で連続臨機射撃しDR11-3=8で1MCだ。458分隊のMCDR8+1=9で混乱状態になった。残留火力は6だ。

 7-0指揮官が、uI8=>uJ7に警戒移動した。

 458分隊が、uO8=>uM7に警戒移動した。ルーマニア軍は、uM7から6火力DRM+2で臨機射撃しDR8+2=10で効果なしだ。残留火力は2だ。

 8-0指揮官率いる458分隊が、uE4=>uF3(1)=>uG3(2)=>uH2(3)と移動した。uI4のMMGが4火力DRM-2で臨機射撃しDR4+6-2=8で効果なしだ。残留火力2だ。uI2(4)と移動を継続した時、uL3からルーマニア軍347分隊が、3火力=>2火力、DRM-2で臨機射撃し、DR4+4-2=6で、萎縮発生のため1火力でDR6になったが、効果なしだ。

 ソ連軍8-0指揮官と458分隊は、uI1(5)=>wY1(6)=>wY2(7)と道路移動ボーナスを使って前進した。

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 ルーマニア軍が、uM7からuN7に3火力=>2火力DRM+3で最終射撃するが、DR4+3=7で効果なしだ。

 uI4からuI5にMMG4火力DRM+3で、最終射撃するが、2+3+3=8で効果なしだ。ROFが維持されているので、再度同じように最終射撃しDR3+6+3+12で効果なしだ。

 

 ソ連軍は、uI5から4火力DRM+3でuI4に前進射撃するが、DR10+3=13で効果なしだ。uN6-uN7からuM7へ8火力DRM+3で前進射撃し10+3=13で効果なしだ。

 

 ソ連軍は、uJ4=>uJ5へ匍匐後退した。uM7のルーマニア軍347分隊は、潰走不能により潰滅した。

 

 ソ連軍は、wY2=>wX2、uB0=>wFF1、uF3=>uG3、uE4=>uF3、uH4=>uI4、uI5=>uI4、uJ7=>uK7、uN6=>uM7、uN7=>uM7と突撃し、uI4とuM7の2ヶ所で白兵戦を挑む。

uM7の白兵戦


 uM7の白兵戦だ。

 不意打ち判定は、ソ連軍2-1(エリート分隊)=1、ルーマニア軍6のため、差が3以上あるので、ソ連軍の不意打ち成功だ。

 ソ連軍は、8:3=2:1で、攻撃する。除去ナンバー7だ。DRMは、不意打ち成功-1で、DR7-1=6で、ソ連軍の勝利だ!!

 ソ連軍は、uM7-uN7の複数ヘクス建物を支配した。

 

uI4の白兵戦

 uI4の白兵戦だ。
 不意打ち判定は、ソ連軍3、ルーマニア軍2-1(指揮能力修正)-1(エリート)=0で、差が3以上あるので、ルーマニア軍の不意打ち成功だ。

 ルーマニア軍は、戦闘比13:8=>3:2、DRMは、不意打ち成功-1、指揮能力修正-1、CX状態分隊への攻撃-1で合計-3だ。除去ナンバー6だ。DR6-3=3で、ソ連軍2個分隊が除去され、uI4の白兵戦はルーマニア軍の勝利だ!!

 

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 ソ連軍は、13.5個分隊60火力+MMG1挺4火力+LMG2挺4火力の合計68火力が健在だ。1.5個分隊6火力+LMG1挺2火力合計8火力が混乱状態になった。ルーマニア軍5個分隊18火力+MMG1挺4火力合計22火力が、健在だ。ソ連軍は、ルーマニア軍の約3倍の火力がある。

 しかし、このターンに、ドイツ軍6.5個分隊26火力+LMG2挺6火力、合計32火力が到着するので、火力で枢軸軍の1.25倍と拮抗してくる。

 ソ連軍は、勝利条件の複数ヘクス建物を、wX1-wX2、uM7-N7、uL8-uM9の3個を支配している。

 

 このターン、ドイツ軍増援が到着する。wDD7-wEE7の建物と、wW7-wX6の建物、wU7-wV6の3個を確保しないといけない。ルーマニア軍が全滅するのは時間の問題になるだろうが、できれば、一兵でも多くのソ連軍を潰滅させて、1ターンでも長く生き延びてもらいたいものだ。

 

 ルーマニア軍が、uK4からuJ5に、3火力=>2火力、DRM0で、準備射撃し、DR10で効果なしだ。uI4からuK7への準備射撃は、16火力DRM+4で、DR4+1+4=9で、1MCだ。ソ連軍7-0指揮官のMCDR5+1=6、248HSのMCDR5で士気チェックに成功した。447分隊のMCDR8+1=9、458分隊のMCDR9+1=10で、混乱状態になった。

 

 ドイツ軍は、8-0指揮官率いる468分隊3個が、wEE11=>wEE10(1)=>wEE9(2)=>wEE8(4)=>wEE7(6)と移動した。

 8-1指揮官率いる468分隊2個が、wY11=>wY10(1)=>wY9(2)=>wX8(3)=>wW8(4)=>wV7(5)と移動した。468分隊と248HSが、wY11=>wY10(1)=>wY9(2)=>wX8(3)=>wW8(4)と移動した。

 

 ソ連軍458分隊と447分隊が、uM7からuI4を、6火力DRM+4で、防御射撃したが、DR5+4=9で効果なしだ。

 uK7からuI4へ、2火力DRM+5で防御射撃し、DR5+5=10で効果なしだ。

 

 ソ連軍458分隊が、uJ5=>uJ6(1)=>uI7(3)へ潰走した。

 

 ドイツ軍は、wV7=>wU7、wW8=>wW7へ突撃した。ルーマニア軍は、uK4=>uL3、uI4=>uI3と突撃した。

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■その2へつづく

haruichiban0707.hatenablog.com