Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Starter Kit Scenario S56「IN PURSUIT OF THE FRENCH」を 日本語に訳してみた

f:id:Haruichiban0707:20260222094624j:image

 

 

MMP『ASL Starter Kit』(ASLSK)のScenario S56 IN PURSUIT OF THE FRENCH  のシナリオカードを日本語訳してみた。

 

シナリオカードは、Wargame Vaultからダウンロードした。初出はS56(初出:Special Ops #5(2014)だ。

 

 タイトルの日本語は『フランス軍追撃中』と言ったところだ。

 

A Grove of ASLには下記リンクがあるが、中味はない。

 

Scenarios/S/56 In Pursuit of the French - A grove of ASL

 

舞台は1940年6月15日の、フランス、パリ近郊だ。

 

ここからシナリオカード本体の訳始まりだ。

=======================================

 

シナリオ・デザイン:ジョー・ゴチンスキー(Joe Gochinski)

 

フランス、パリ近郊、1940年6月15日:フランス及び低地諸国侵攻作戦「ファール・ゲルブ(黄色作戦)」開始時、歩兵連隊「グロスドイッチュラント」の大半は第10装甲師団に配属され、ストンヌで戦闘を行った後、アラスにおける英軍の反撃に対処した。
ダンケルク撤退後、ドイツ軍は「ファール・ロット(赤色作戦)」を開始し、「グロスドイッチュラント」は南部に転進し、6月8日、キュイリー=ル=セーとパイヤールの両地点でラノワ川渡河点の確保に貢献した。「グロスドイッチュラント」が追撃を主導する中、フランス第2軍と第4軍は崩壊しつつあった。

 

地図盤:

 地図盤:r (ヘクス列R-GGのみ使用)、z (ヘクス列AからPのみ使用)

 

ゲームバランス:

 フランス軍:フランス軍戦闘序列内の7-0指揮官1名を9-1指揮官と交換する。

 ドイツ軍:フランス軍戦闘序列からMR/35(f)を1輛削除する。

 

ターン記録表:
 5.5ターン
 フランス軍が先に配置し先に移動 

 

勝利条件:

 ゲーム終了時、地図盤南端から13VP以上を脱出することで、フランス軍が勝利する。
分隊は2VP、半個分隊は1VP、-1指揮官は2VP、0または+1指揮官は1VP、MR/35(f)は2VPの価値がある。

 

戦闘序列:

フランス軍

 第2軍の一部 [ELR: 3]:地図盤z上のヘクス列BとHの間(ヘクス列BとHを含む)に配置する(SSR 2参照):

  4-5-8 x 2

  4-5-7 x 4

  4-3-7 x 2

  2-3-7 x 2

  8-1 x 1

  7-0 x 2

  MMG x 1

  LMG x 2

  ATR x 1

  MR/35(f) x 4

 

ドイツ軍

 「グロスドイッチュラント」歩兵連隊の一部 [ELR: 3] :地図盤Z上のヘクス列J以北に配置する。: 

  4-6-8 x 6

  2-4-8 x 2

  9-1 x 1

  8-0 x 1

  LMG x 2

  Pz IVD x 2

  第2ターンに地図盤r東端から進入する。:

   4-6-8 x 3 

   8-1 x 1

   LMG x 1

   Pz IIIF x 2

 

特別ルール:
 1. フランス軍の戦闘序列は、連合国中小国の1/2インチカウンターとイタリア軍MR/35(f)戦車を使用すること。
 2. フランス軍のAFVは機動(Motion)状態で展開可能。フランス軍ユニットは第1ターンの移動フェイズにおいて、許容移動力/移動ポイントの半分しか使用できない。

 

結末:

 フランス軍は、当初ファール・ロット(赤号)作戦に激しい抵抗を示したが、ドイツ軍の空と地上の両面における優位性は、戦闘に残った少数の部隊を圧倒した。パリは放棄され、破壊を免れるため「無防備都市」として残された。フランス当局は6月18日、休戦を求めてドイツ軍司令官らと会談した。4日後、ドイツとイタリアによるフランス分割と、ペタン元帥政府が統治する自由区域の設置を定めた協定が調印された。フランス戦線における「グロスドイッチュラント」歩兵連隊の最終任務は、パリでのドイツ軍勝利パレードへの参加であった。