Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Starter Kit Scenario S57「HAASE TO HOLD ON」を 日本語に訳してみた

f:id:Haruichiban0707:20260222110136j:image

 

 

MMP『ASL Starter Kit』(ASLSK)のScenario S57 HAASE TO HOLD ON  のシナリオカードを日本語訳してみた。

 

シナリオカードは、Wargame Vaultからダウンロードした。初出はS56(初出:Special Ops #5(2014)だ。

 

 タイトルの日本語は『耐えるハーゼ』と言ったところだ。

 

A Grove of ASLには下記リンクがあるが、中味はない。

 

Scenarios/S/57 Haase to Hold On - A grove of ASL 

 

舞台は1942年2月25日の、ソ連、ウグラ駅だ。

https://www.google.com/maps/place/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2+%E3%80%92215430+%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF+%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%83%A9/@55.1859349,33.8946185,8.17z/data=!4m6!3m5!1s0x46cc799c8b5792d1:0x4e52fe13dd5c8f3f!8m2!3d54.7770414!4d34.3239746!16s%2Fg%2F121ln4p0?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI2MDUyMC4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D

 

 

ここからシナリオカード本体の訳始まりだ。

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シナリオ・デザイン:ヴィンセント・マレスカ(Vincent Maresca)

 

ソ連、ウグラ駅、1942年2月25日:ソビエト軍のモスクワ反攻作戦は、ヴィャジマ及びユフノフ地域において中央軍集団の第4軍と第4装甲軍の後方地域及び補給線を断ち切ることで包囲することを目的とした。この達成のため、ゲオルギー・ジューコフ将軍は深部騎兵作戦、空挺作戦、パルチザン作戦を駆使した。ヒトラーは将軍たちのモスクワからの撤退計画を「いかなる犠牲を払っても死守せよ」との命令で覆した。その結果、ドイツ軍が占領する集落はすべて要塞化された。ヴィャジマ南西50キロに位置するウグラ鉄道駅もその一つで、アルフレート・ハーゼ少佐の戦闘集団所属4個中隊が守備していた。この駅は戦略的に重要なウグラ川橋梁に隣接し、ソ連第4空挺軍団の降下区域の真っただ中に位置していた。。

 

地図盤:

 地図盤:q (ヘクス列A-AAのみ使用)

 

ゲームバランス:

 ドイツ軍:ドイツ軍戦闘序列の7-0指揮官を8-1を交換する。

 ソ連軍:ソ連軍第2ターン増援に4-2-6分隊1個を追加する。

 

ターン記録表:
 5.5ターン
 ドイツ軍が先に配置 ソ連軍が先に移動 

 

勝利条件:

 ゲーム終了時に、建物O7とP5を支配することで、ソ連軍は、勝利する。

 

戦闘序列:

ドイツ軍

 第4軍、ハーゼ戦闘集団の一部 [ELR: 3]:建物ヘクスの2ヘクス以内に配置する(SSR 2参照):

  4-6-7 x 5

  4-4-7 x 4

  2-2-8 x 1

  9-1 x 1

  8-0 x 1

  MMG x 2

  LMG x 1

  20L AA Flak 38 x 1

  第2ターンに地図盤南端から進入する。:

   4-6-7 x 1

   4-4-7 x 2

   7-0 x 1

   LMG x 1

 

ソ連軍

 第4空挺軍団、第9空挺旅団、第4大隊の一部 [ELR: 3] :第1ターンに地図盤北端から進入する。: 

  4-5-8 x 11

  9-1 x 1

  8-0 x 1

  MMG x 1

  LMG x 1

  50*mm MTR x 1

  DC x 2

 第1パルチザン連隊、キルロフ・グループ:第2ターンに地図盤東端から進入する(SSR 3参照)。:

  4-2-6 x 6 

  8-1 x 1

  LMG x 1

 

特別ルール:
 1. 1積雪のため、道路ボーナスと急速歩移動は適用されず、丘を登る時/降りる時における移動/突撃/潰走に追加で1MFを消費する。
 2. ドイツ軍プレイヤーは、MMC(およびそれにスタックしているSMC/SW)1個を、建物、森林、果樹園ヘクス内に秘密裏に記録して、隠匿配置できる。これらのユニットは、射撃・直接射撃・指揮能力修正使用・移動時、またはソ連軍ユニットが当該ヘクスへ進入もしくは進入を試みた際に地図盤上に配置される。ソ連軍が当該ヘクスへ、地域射撃を行い、IFTで「NE」以外の結果が出た場合も配置される。隠蔽ユニットはその結果の影響を受ける。ソ連軍歩兵ユニットがMPh中に当該ヘクスへの進入を試みた場合、当該ユニットは、MPh終了地点である前にいたヘクスへ戻す。APh中に進入を試みた場合、白兵戦を実施し、隠蔽ユニットは待ち伏せ判定に-2の修正を受ける。ソ連軍軍ユニットがRtPh中に進入を試みた場合、ドイツ軍ユニットは発見され、ソ連軍ユニットは別の経路で潰走を継続しなければならない(ただし匍匐後退は不可)。ドイツ軍ユニットは任意のタイミングで自らを地図盤上に登場させることができる。

 3. パルチザンはELRの対象外であり、未熟な部隊とはみなされない。

 

結末:

 ソ連第4空挺軍団は2月17日から18日にかけての夜に作戦を開始した。しかし、降下地点が分散し不正確だったため、空挺部隊が編成を整えるまでに3日を要した。これにより、ドイツ軍の後方支援部隊と警察部隊は各村落を全方位防御態勢に整える時間を得た。軽武装の空挺部隊は重火器支援を欠き、情報不足からドイツ防衛部隊の戦力を過小評価していた。パルチザンは、防御では有用だったが、攻撃時には結束力を失った。ハーゼ戦闘集団は、重要な河川渡河地点兼兵站拠点に対するソ連軍の初期攻撃を撃退することに成功した。包囲されたウグラ駅守備隊は、空輸補給と倉庫在庫に支えられ、物資不足のソ連騎兵・空挺部隊・パルチザン部隊に対し、厳しい冬の環境下で、1942年4月、救援部隊が包囲網を突破するまでの2か月間、持ちこたえた。