Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

日本軍攻撃準備 ASL Starter Kit Scenario S78「NO JAPANESE WITHIN 100 MILES」バトルレポート(その4)

f:id:Haruichiban0707:20260510120145j:image

 

 

MMP『ASL Starter Kit』(ASLSK)のScenario S78 NO JAPANESE WITHIN 100 MILES  のシナリオカードを日本語訳してソロプレイしてみた。

 

 

■シナリオ概要

 

◆シナリオ背景

シナリオカードは、ASL Starter Kit Expansion Pack #2(2020)のものだ。

 

タイトルの日本語は『100マイル以内に日本軍なし』と言ったところだ。

 

拙訳はこちらだ。

haruichiban0707.hatenablog.com

 

舞台は1942年3月4日の、ジャワ島(Java)、ルウイリアン(Leuwiliang)だ。

ジャワ島(Java)、ロイウィリアン(Leuwiliang)

https://www.google.com/maps/place/Leuwiliang,+%E3%83%9C%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB+%E8%A5%BF%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AF+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2/@-6.2680786,106.6406435,8.46z/data=!4m6!3m5!1s0x2e69d9ec9e7c1e2b:0x401576d14fed440!8m2!3d-6.5741514!4d106.6320005!16s%2Fm%2F0gj8ryf?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI2MDUxNy4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D

 

 戦闘の概要については、英語版Wikipediaに記載がある。

 

https://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Leuwiliang

 

『戦史叢書』第3巻『蘭印攻略作戦』の、p.510からp.518に、この戦闘の記載がある。

 

https://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=003#

 

◆ゲームの長さ

 6.5ターン
 オーストラリア軍が先に配置する。

 日本軍が先に移動する。 

 

◆勝利条件

 ゲーム終了時に、レベル1の丘ヘクスに、オーストラリア軍統制状態ユニットがいない場合、日本軍が勝利する。

◆特別ルール

 1. PTO地形(8.2)が、有効。射程距離が1以上の場合、+1のLOS妨害DRMが適用される。ただし、これはFFMO、残留FP、潰走、阻止、および隠蔽の損失/獲得には影響しない。レベル0の建物はすべて小屋(huts)であり、レベル1の建物はすべてヤシ林(Palm Tree)である。

 2. 日本軍のPFPh開始時、任意の3ターンで、日本軍プレイヤーは任意の1ヘクスを選択し、修正なしの12FPでIFTで攻撃を行える。選択されたヘクスがレベル1の丘の場合、dr1~2で攻撃実施できる。丘でない場合、dr1で、攻撃実施できる。

 3. 各「開豁地」ヘクスの地形コスト(COT;2.0)は1.5 MFである。

 4. オーストラリア軍エリート部隊および第1線MMCは、決して萎縮しない。統制状態、非新兵(Green)オーストラリア軍ユニットは、待ち伏せdrm-1を受ける。

 5. オーストラリア軍MMGは、オーストラリア軍2-2-8操作班によって射撃された場合、ROF(1.2.4.1)が「3」となる。

 

 なお、本記事では、下記リンク先のASL Scenario Archive中にあるマップ・ファイルを印刷して使用している。

https://www.aslscenarioarchive.com/scenario.php?id=65167

 

■前回

 日本軍最初のバンザイ突撃は失敗に終わった。

 今後の展開はどうなるか?

 

 

■第4ターン

◆日本軍の方針

 「大沢隊のバンザイ突撃は失敗して、大沢隊は潰滅しました。」

 「う~~~む。敵も侮れないな。次は、全力でバンザイ突撃するぞ。後方にいる鈴木伍長(8-0)隊と綾瀬軍曹(9-0)隊を、N8-O8-O9-O10-P9のジャングルまで前進させろ。その上で、準備でき次第、できれば、次の第5ターンに、全軍でバンザイ突撃する。既にジャングルにいる部隊は、R6などの敵の隠蔽マーカーを除去して、正体をあらわにするんだ。」

 「承知しました。全軍に伝達します。

 「うむ。大沢隊の弔い合戦だ。今度は失敗するわけには行かないぞ。心して準備せよ。」

 「はっ!了解しました!」

 

 O7の日本軍237HSの自己回復は、4+1+4(DM状態)+1(自己回復能力なし)=10>士気値7のため失敗した。R7にいる豪軍Benton伍長(7-0)は、6+6+4(DM状態)=16で、損耗し、負傷dr4で負傷した。

 

◆日本軍の準備射撃で豪軍7-0指揮官、228操作班除去される!!

 八九式重擲弾筒で、J6からR6へ、準備射撃し、命中確認ナンバー7、DRM4(LOS妨害+3, 捕捉目標-1, 未確認目標+2)で、2+1+4=7で命中、ROF維持した。6FPx0.5(ATT:地域射撃タイプ:Area Target Type)=3FP=>2FP、5+2=7で効果なしだ。隠蔽マーカーは残る。維持したROFで、命中確認ナンバー7、DRM3(LOS妨害+3, 捕捉目標-2, 未確認目標+2)で、6+1+3=10で外れて、ROF終了だ。

 O9の部隊が、R6へ、準備射撃し、12FPx0.5(隠蔽目標)=6FP、DRM0(LOS妨害+1, 指揮能力修正-1)で、1+1=2で、1KIAだ!!

 「R6の隠蔽マーカーが取れました!!正体は、MMG所有228操作班と457分隊です!!無作為選択のdrは、228操作班6、457分隊1で、228操作班が除去されました1!457分隊は混乱状態になりました!!MMGの破壊drは6でそのまま残りました!」

 「よし!!よくやったぞ!」

 

 O8からQ5へ、準備射撃し、8FP、DRM+4(LOS妨害+3, CX状態+1)で、2+6+3=11で効果なしだ。LMGだけで、R7を射撃し、2FP、DRM+2(LOS妨害+1, CX状態+1)で、2+1+2=5で、NMCだ。Benton伍長(7-0)は、5+6>7-1=6で、損耗し、dr6で除去となった!!

 「Benton伍長が戦死しました!!」豪軍にその悲報が届いた。

 「何!これで我が軍の指揮官は、たった2人になったか。回復能力が著しく悪くなったなぁ~。これで持ちこたえられるだろうか・・・いや、持ちこたえるしかない。」

 

◆日本軍の移動

 綾部軍曹(9-0)率いる2個分隊が、K9=>L9(1.5)=>M9(3)=>N8(5)と移動した。

 鈴木伍長(8-0)率いる2個分隊が、J10=>K10(1.5)=>L9(3)=>M9(4.5)と移動した。

 

◆豪軍の反撃

 豪軍は、Q5からO8へ、8FP、DRM+2(密生ジャングル+2, LOS妨害+1, 指揮能力修正-1)で、2+1+2=5で、2MCだ。日本軍447分隊2個は、6+1+2=9>士気値7と1+3+2=5<士気値7で、1個分隊がステップロスして347分隊になった。

 Q6からO9への防御射撃は、4FP、DRM+3(密生ジャングル+2, LOS妨害+1)で、1+3+3=7でPTCだ。Dao大尉(10-1)のPTCは、4+1=5で、447分隊3個は、4+3-1=6、3+2-1=4、6+3-1=8>士気値7で、1個分隊のみ失敗し釘付け状態になった。

 

◆両軍の潰走

 日本軍は、O7=>O8(2)=>N8(4)と潰走した。

 豪軍は、R6=>R5(2)=>R4(3.5)=>R3(5)と潰走した。

 「げっ!R5に指揮官がいるのにそんなところまで逃げるのか!?」

 「はい。混乱状態だと、一番近くのジャングルか小屋に逃げ込みます。この場合、R2のジャングルが一番近いので、指揮官の有無にかかわらず、ジャングル目指して潰走します。」

 「パニックになっているから仕方ないとはいえ・・・。」

 

◆日本軍の突撃

 O9=>P9、O8=>O9、N8=>O8、M9=>N8、J6=>K7と突撃した。

第4ターン日本軍プレイヤーターン終了時

◆豪軍の方針

 「我が軍は4個分隊と3個操作班+MMGが健在だ。敵は、8.75分隊と1個操作班が健在だ。敵がバンザイ突撃してきても、何とかなるだろう。Q6の分隊が、R6に遺棄されたMMGを回収しろ。Q5の部隊は、O8の敵を射撃し、一兵でも多く損害を与えろ。隠蔽マーカーを載せている部隊は、何もせずに隠蔽状態を維持するんだ。」豪軍指揮官が命じた。

 日本軍は、N8で、237HSの回復試行DR6+1+4(DM状態)-1(ジャングル)=10>士気値7のため回復失敗した。

 

◆豪軍の準備射撃

 豪軍は、Q5からO8へ、8FP、DRM+2(密生ジャングル+2, LOS妨害+1, 指揮能力修正-1)で、準備射撃し、4+5+2=11で効果なしだ。

 

◆豪軍の移動は八九式重擲弾筒の活躍で失敗

 豪軍は、Q6=>R6(2)と移動した。K7からR6へ、八九式重擲弾筒で射撃し、命中確認ナンバー7、DRM+1(LOS妨害)で、1+1+1=3で致命的命中、ROF維持だ。4FP、DRM0で、1+2=3で、2MCだ。457分隊は、5+3+2=10>士気値7で混乱状態になった。維持したROFで、再度射撃し、命中確認ナンバー7、DRM0(LOS妨害+1, 捕捉目標-1)で、6+2=8>命中確認ナンバー7で外れ、ROF終了だ。

 

◆日本軍の防御射撃でMcKercher少尉(9-1)とその部下が混乱状態!!

 日本軍は、O8からQ5へ、12FP、DRM+1(LOS妨害)で、防御射撃し、1+5+1=7で1MC、ROF維持だ。McKercher少尉(9-1)の1MCは、5+4+1=10>士気値9で、混乱状態になった。228操作班の1MCは、6+1+1=8=士気値8で釘付け状態になった。457分隊の1MCは、3+4+1>士気値7で混乱状態になった。

 維持したROFの4FP、DRM+1(LOS妨害)で、2+1+1=4で、1MC、ROF終了だ。McKercher少尉(9-1)の1MCは、1+6+1<士気値9で士気チェックに成功した。457分隊の1MCは、4+4+1=9>士気値7で損耗し247HSになった。228操作班の1MCは、4+6+1=11>士気値8で混乱状態になった!!

 P9からR6へ、8FP、DRM0(LOS妨害+1, 指揮能力修正-1)で、4+2=6で、1MCだ。457分隊が、3+5+1=8>士気値7で、損耗し、247HSになった。

 O8からR6へ、13FP=>12FP、DRM+1(LOS妨害)で、3+5+1=9でNMCだ。247HSは、5+2=7>士気値6で損耗し除去された!!

 

◆豪軍の潰走

 R3=>R2(2)と豪軍は潰走した。Q5=>Q4と匍匐後退した。

第4ターン終了時

 

■つづく

 勝利条件の丘上に、オーストラリア軍は、隠蔽状態の2個分隊と2個操作班が健在だ。

 今後の展開はどうなるか?