Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

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「川の対岸に支配地域(ZOC)が及ばない」について考えてみた AH『タクテクス・II』(TACTICS・II)

先日、A氏と対戦していた時の雑談で、「作戦級ゲームでよく支配地域(ZOC:Zone of Control)(*)が川の向こう側には効果がない、とあるけど、あれは逆に川が障害にならなくておかしいと思うのですよ。」とA氏が話していた。 (*)ZOCのことを、日本語では「支配地…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第12号(1984/09/25)

legalalien.sakura.ne.jp もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全67ページ。 p.6 パネル・ディスカッション ゲームデザインにおける創造性 司会:鈴木銀一郎 パネリスト:高梨俊一 黒田幸弘 高梨俊一氏は、ゲームを作る時の「バラン…

CMJ133 『グレネード作戦』(Operation Grenade)史実シナリオ バトル・レポート(AAR)

初期配置 今回も史実シナリオとした。前回、通常の流れになるのを忘れたので今回はそれも忘れないようにする。 史実シナリオなので漸次増水。 サイコロの目は6-3=3で急流。 2/24まで上ローエルは防御側戦力×4、下ローエルでは防御側戦力×3。忘れないようにい…

HJ『オペレーショングレネード』(Operation Grenade)史実シナリオ バトル・レポート(AAR)

今回は史実シナリオに挑戦してみる。 初期配置 急流 第1ターン(1945/2/23) 天候晴れ 奇襲効果があったが戦力チットはドイツ軍に有利で2ヘクスのみで渡河成功。 第2ターン(1945/2/24) 天候薄曇り 第3ターン(1945/2/25) 天候薄曇り 第4ターン(1945/2/26) 天候…

HJ『オペレーショングレネード』(Operation Grenade)バトル・レポート(AAR)

今回はドイツ軍が急速増水するか漸次増水とするかサイコロで増水を選択した。 奇数なら急速増水、偶数なら漸次増水としたところ、急速増水となった。 アメリカ軍はD-Dayに1945/2/17を選択した。 初期配置 第1ターン(1945/2/17) 薄曇り アメリカ軍移動後 4カ…

HJ『オペレーショングレネード』(Operation Grenade)バトル・レポート(AAR)

HJ『オペレーション・グレネード』(Operation Grenade)のバトル・レポート(AAR)だ。 今回は、ドイツ軍は漸次増水を選び、アメリカ軍が、D-Dayを一番早い1945/2/17にした場合にした。 初期配置 漸次増水 Dデイ1945/02/17 ローエル川は「急流」なった。 第1タ…

CMJ133『グレネード作戦』(Operation Grenade)作戦研究

CMJ133『グレネード作戦』、HJ『オペレーション・グレネード』(Operation Grenade)では、ドイツ軍は急速増水と漸次増水を選択できる。 急速増水を選択すると、ローエル峡谷内の全ヘクスが沼沢地となる。もともと沼沢地だったヘクスは戦闘結果表で丘陵の行で…

西部戦線シリーズ(Victory in the West)戦力チット研究

西部戦線シリーズ(Victory in the West)の最大の特徴は最初の戦闘をするまで、戦力チットを引かないと戦力がわからない点である。 士気水準(練度)Morale Level)と兵員充足度(員数)(Combat Class)である程度はわかるが、かなりの幅がある。 そこでそれぞれの…

西部戦線シリーズ(Victory in the West)戦闘結果表研究 

SPIから出版され、ホビー・ジャパンがライセンス販売し、コマンドマガジン第81号で再版された『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)は、西部戦線シリーズ(Victory in the West)だ。共通ルールと共通の戦闘結果表を使っている。 サイコロ2個振るので、この戦闘…

HJ『オペレーション・グレネード』(Operation Granade)バトル・レポート(AAR)第3弾

初期配置 『タクテクス』(TACTICS)や『コマンドマガジン』の作戦研究を読むと、「ドイツ軍は漸次増水を選ぶべきだ。」とあるので、今回は、ドイツ軍が漸次増水を選択してみた。 漸次増水を選ぶと、アメリカ軍が第1ターンをいつにするか選択できるのだが、時…

コマンドマガジン 133号(2017/02/20)

『コマンドマガジン』133号(2017/02/20)を読んでみた。 付録ゲームは、かつてSPI社から発売され、ホビージャパン社(以下HJ社)から『オペレーション・グレネード』として日本語版が発売された『グレネード作戦』(Operation Grenade)だ。 このゲームは西部戦線…

HJ『オペレーション・グレネード』(Operation Granade)バトル・レポート(AAR)第2弾

初期配置 本ゲームはSPI社のStrategy & Tactics誌第84号にて発表され、その後ボックスゲームとなり、後にHJ社から日本語版が出て、その後コマンドマガジン第133号の付録となったゲームである。 西部戦線シリーズ(Victory in the West)シリーズの第2弾である…

HJ『オペレーション・グレネード』(Operation Granade)バトル・レポート(AAR)

HJ『オペレーション・グレネード』(Operation Grenade)は、SPIの西部戦線シリーズ(Victory in the Westシリーズ)の第2作だ。HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)や『シシリー上陸作戦』(Sicily)と同じルールでシミュレートする。 1945年2月に始まったアメ…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第30号(1986/5/1)

TACTICS第30号 表紙 TACTICS第30号(1986/5/1)を読んでみた。 付録ゲームはSPI『中国農場』(Chinese Farm)。中国国共内戦がテーマかと思ったら中東の戦いだったのですね。イスラエルが攻撃した農場が日本の援助でできた所で日本語の文書を見て中国の農場と勘…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第20号(1985/3/1)

TACTICS 第20号 表紙 TACTICS 第20号(1985/3/1)を読んでみた。 特集は『天翔ける駒たち-空戦ゲーム-』 付録ゲームはなし。 もくじは次のとおり。 TACTICS 第20号 もくじ 『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)シリーズのファンである私にとってはこの号は期…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第18号(1984/11/1)

TACTICS 第18号 表紙 TACTICS第18号(1984/11/1)を読んでみた。創刊3周年記念特大号だ。 表紙は、『トラベラー』(Traveller)。特集は表紙と同じ『トラベラー』(Traveller)。なんと122ページ中の56ページを占める!! 付録ゲームは『サレルノ攻防戦』(A Danger…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第16号(1984/7/1)

TACTICS 第16号 表紙 TACTICS第16号(1984/7/1)を読んでみた。表紙は、HJ 『ノルウェー1940』のボックス・アート。特集は「War in the East」。付録ゲームは『プロホロフカ戦車戦』と『オーバーロード作戦』の豪華二本立て!部隊を動かし戦闘させるにはOPによ…