Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

5_SPI_Patton's 3rd Army

「川の対岸に支配地域(ZOC)が及ばない」について考えてみた AH『タクテクス・II』(TACTICS・II)

先日、A氏と対戦していた時の雑談で、「作戦級ゲームでよく支配地域(ZOC:Zone of Control)(*)が川の向こう側には効果がない、とあるけど、あれは逆に川が障害にならなくておかしいと思うのですよ。」とA氏が話していた。 (*)ZOCのことを、日本語では「支配地…

シミュレーションゲームマガジン『SIMULATOR』第12号(1984/09/25)

legalalien.sakura.ne.jp もくじはこちら 隔月刊の『SIMULATOR』誌。当時の価格で400円。全67ページ。 p.6 パネル・ディスカッション ゲームデザインにおける創造性 司会:鈴木銀一郎 パネリスト:高梨俊一 黒田幸弘 高梨俊一氏は、ゲームを作る時の「バラン…

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)でドイツ軍が勝利するにはどうしたらいいのだろうか? これまでの経験からドイツ軍は防御拠点や構築陣地にこもりながら組織的な退却をするのがいいことがわかってきた。 最初はモーゼル川沿いで、その次はマジノ線で、…

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)延長シナリオ バトル・レポート(AAR)

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)を24ターン)までプレイした。独軍はうまく戦線を整理したと思ったが12ターンでは米軍実質的勝利。24ターンでは米軍実質的勝利となった。独軍難しい。

西部戦線シリーズ(Victory in the West)戦力チット研究

西部戦線シリーズ(Victory in the West)の最大の特徴は最初の戦闘をするまで、戦力チットを引かないと戦力がわからない点である。 士気水準(練度)Morale Level)と兵員充足度(員数)(Combat Class)である程度はわかるが、かなりの幅がある。 そこでそれぞれの…

西部戦線シリーズ(Victory in the West)戦闘結果表研究 

SPIから出版され、ホビー・ジャパンがライセンス販売し、コマンドマガジン第81号で再版された『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)は、西部戦線シリーズ(Victory in the West)だ。共通ルールと共通の戦闘結果表を使っている。 サイコロ2個振るので、この戦闘…

CMJ081『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)ヒストリカル・ノート

コマンドマガジン第133号の山内克介氏の『知られざる戦場:メッツ1944』に基づいてマップ上で史実を再現してみたい。 第1ターン(1944/11/8) ヘクス1528を第26歩兵師団が、ヘクス1426を第35歩兵師団が攻撃し、前進した。 ヘクス1627に後退したドイツ軍は第4タ…

CMJ081『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)

今回のテーマは全ターンアメリカ軍第83歩兵師団が補給切れというルールをきちんと適用した上で、史実以上の進撃できるか、ドイツ軍は史実並みの防御ができるかを検証することだ。 初期配置 アメリカ軍第12軍団への命令は次の通り。 第26歩兵師団は南部から東…

CMJ081『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)

コマンドマガジン第133号の『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)をソロプレイしてみた。 初期配置 第1ターン(1944/11/8) 天候曇天(泥濘) ヘクス1630 5-1 D1(1) ヘクス1528 6-1 D1(1) ヘクス1426 2-1 D1(1) ドイツ軍はここで渡河されるとChateau-Salinsを守…

コマンドマガジン第81号(2008/06/20)

『コマンドマガジン』第81号(2008/06/20)を入手して読んでみた。 付録ゲームは『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)だ。 Strategy & Tactics誌第78号、SPI社とHJ社からボックスゲームで発売されたので、これで4回目の発売になる。 ゲームの紹介はこちらだ。…

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)第4弾(Part 2)

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)第4弾(Part 2)です。

ドイツ軍全滅!! HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)第3弾(Part 4)

Part 3はこちら 第16ターン(1944/11/23) 天候曇り アメリカ軍第12軍団支援ポイント44 第20軍団支援ポイント49 アメリカ軍移動後 アメリカ軍が残ったドイツ軍を包囲した。 ヘクス3017 D4(3)突破!!ドイツ軍第13軍団装甲教導師団第901,902自動車化歩兵連隊、…

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)第3弾(Part 3)

Part 2はこちら 第11ターン(1944/11/18) 天候薄曇り アメリカ軍第12軍団支援ポイント30 第20軍団支援ポイント15 アメリカ軍移動後 第12軍団第26歩兵師団、第20軍団第5歩兵師団、第10機甲師団、第80歩兵師団は移動しない。 ヘクス2210 A1(1) ヘクス2009 D1(1)…

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)第3弾(Part 2)

Part 1はこちら 第6ターン(1944/11/13) 天候晴れ アメリカ軍第12軍団支援ポイント20 第20軍団支援ポイント15 アメリカ軍移動後 ドイツ軍はメッツやFalquemontで包囲された。アメリカ軍の一部が北上し、Neunirehen(ヘクス3010)を占領した。ドイツ軍はまたもや…

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)第3弾(Part 1)

前回のバトル・レポート(AAR)では、ドイツ軍はアメリカ軍の一気の突破を許してしまった。」今回は、ドイツ軍はそれを防ぐための作戦がないか試してみた。 初期配置 第1ターン(1944/11/8) 天候曇り アメリカ軍第12軍団支援ポイント40 第20軍団支援ポイント35 …

米軍突破成功!! HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army) バトル・レポート(AAR)

HJ『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)をソロ・プレイした。 初期配置 このゲームでは、アメリカ軍戦車大隊と砲兵以外は配置場所が決まっている。 第1ターンは移動できないユニットが多いので、ピンク色の空いているユニットで「第1ターン移動不可」マーカ…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第37号(1986/12/1)

TACTICS第37号(1986/12/1)を読んでみた。 特集は「星のゲームたち」 付録ゲームはSPI『ポエニ戦争』(The Punic Wars)。 もくじは次のとおり。 p.42 ポエニ戦争(下) 有坂純 ゲーム盤上で進路や戦場を示してくれているのでとてもわかりやすい。 こういうヒスト…

HJ/SPI 『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)戦闘記録/Battle Record

『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)SPI社の『Strategy & Tactics』誌第78号、後にSPI社がボックスゲーム『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)として出版(日本ではホビージャパンの和訳がついた)し、その後、ホビージャパンから出版され、さらにその後、『…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第36号(1986/11/1)

TACTICS第36号(1986/11/1)を読んでみた。 特集は「PATTON」 付録ゲームはオリジナル『凍結戦線:デミヤンスク1942』(FROZEN FRONT)。 もくじは次のとおり。 p.11 INTREP EPC 『失われた勝利』STRデザインコンテスト入選作品だそうだ。1941年から1945年の独ソ…

HJ 『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)バトル・レポート(AAR)

『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)SPI社の『Strategy & Tactics』誌第78号、後にSPI社がボックスゲーム『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)として出版(日本ではホビージャパンの和訳がついた)し、その後、ホビージャパンから出版され、さらにその後、『…

HJ 『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)ユニット研究

『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)SPI社の『Strategy & Tactics』誌第78号、後にSPI社がボックスゲーム『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)として出版(日本ではホビージャパンの和訳がついた)し、その後、ホビージャパンから出版され、さらにその後、『…

HJ 『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)ゲーム紹介

『猛将パットン』(Patton's 3rd Army)SPI社の『Strategy & Tactics』誌第78号、後にSPI社がボックスゲーム『パットン第3軍』(Patton's 3rd Army)として出版(日本ではホビージャパンの和訳がついた)し、その後、ホビージャパンから出版され、さらにその後、『…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第22号(1985/7/1)

TACTICS 第22号 表紙 TACTICS第22号(1985/7/1)を読んでみた。 特集は『すばらしき戦術級の世界』 付録ゲームはなし。 もくじは次のとおり。 TACTICS 第22号 もくじ p.4 進め!空中騎兵 GDW/HJ『現代機甲戦』(Assault)シリーズ第2弾の『ブーツ・アンド・サド…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第18号(1984/11/1)

TACTICS 第18号 表紙 TACTICS第18号(1984/11/1)を読んでみた。創刊3周年記念特大号だ。 表紙は、『トラベラー』(Traveller)。特集は表紙と同じ『トラベラー』(Traveller)。なんと122ページ中の56ページを占める!! 付録ゲームは『サレルノ攻防戦』(A Danger…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第16号(1984/7/1)

TACTICS 第16号 表紙 TACTICS第16号(1984/7/1)を読んでみた。表紙は、HJ 『ノルウェー1940』のボックス・アート。特集は「War in the East」。付録ゲームは『プロホロフカ戦車戦』と『オーバーロード作戦』の豪華二本立て!部隊を動かし戦闘させるにはOPによ…

シミュレーションゲームマガジン タクテクス TACTICS 第3号(1982/5/1)

TACTICS 第3号(1982/5/1)を読んでみた。特集は「SFゲーム総覧」。 TACTICS 第3号 表紙 この号を買ったときには、正直がっかりした。なぜなら読みたいページが少なかったからだ。当時は、SFゲームに興味がなく、SFゲーム自体を持っていなかったからだ。これは…