2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
国際通信社の『ドイツ装甲軍団1』(ガザラの戦い)をプレイしてみた。 今回のテーマは、枢軸軍が「至トブルク」に達してサドンデス勝利になるのを、イギリス軍がいかに防ぐか、だ。サドンデス勝利を防ぐには、イギリス軍は地図盤北東へ進む枢軸軍を防衛線を張…
国際通信社の『ドイツ装甲軍団1』の中に入っている『ガザラの戦い』について、大木毅『「砂漠の狐」ロンメル』角川新書(2019/03/10)のp.204からp.215をもとに、盤上にユニットを並べて雰囲気を確認してみた。 あくまで雰囲気であり、ユニットの位置や部隊名…
AH『クロス・オブ・アイアン』(Cross of Iron)のシナリオ17『コロスチェンの崩壊』(Debacle at Korosten)をプレイしてみた。 ドイツ軍の電撃戦により装甲部隊と歩兵部隊の間に間隙ができた。そこをソ連軍騎兵隊が突いて弱いドイツ軍歩兵部隊を襲った。 この…
ドイツ第6軍がスターリングラードで包囲されたため、ドイツ軍第11「幽霊」装甲師団がスターリングラード救出のため急遽第79ソフォーズに向かった。学生の頃、「ソフホーズ」と習ったが、ホビー・ジャパン版ルール・ブックでは「ソフォーズ」と訳している。 …
『タクテクス』(TACTICS)第55号(1988/6/1)を読んでみた。 特集は「戦うためのTACTICS 伸びゆく戦術級ゲーム特集」 付録ゲームは<TSR/SPI>の『ブライテンフェルトの戦い』(Thirty Years War Breitenfeld) 表紙は、AH『G.I.勝利への礎』(G.I.:Anvil of Victory)のシナリ</tsr/spi>…
78年前の今日、ヨーロッパではマーケットガーデン作戦の最終日だったので、日付は違うが、HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)シナリオ4「Drop of the Devils」をプレイしてみた。 1944/09/17 PMターン(第1ターン)から09/18 PMターン(第4…
78年前の今頃、ヨーロッパではマーケットガーデン作戦の終盤だったので、HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)シナリオ7「All-American」をプレイしてみた。 1944/09/17 PMターン(第1ターン)から09/18 PMターン(第4ターン)までの4ターン。…
1982年に発売されたHJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)の紹介だ。 デザイナーは石川輝氏。デヴェロッパーは桜井真一氏。ボックスアートはRodger MacGowan氏。このボックス・アートは大好きだ。(青文字は私の感想) グラフィックやレイア…
78年前のちょうど今頃、マーケットガーデン作戦の真っ最中だった。 ということで、HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)シナリオ3「地獄のハイウェイ」をプレイしてみた。 Veghel(フェーヘル)近郊で行われた、ドイツ軍によるアメリカ軍第1…
前篇はこちら haruichiban0707.hatenablog.com ■第5ターン ●ドイツ軍プレイヤーターン SPW251/1が全周機銃で4Y7を射撃し1個分隊戦闘不能 V号戦G-Dが4CC6を射撃 距離480m(12ヘクス) 命中確認ナンバー7 A射界外を射撃0、C移動期に移動して前進射撃期に射撃0、I…
このシナリオは、包囲されたドイツ軍第1装甲軍がフーベから脱出する。 勝利条件はドイツ軍が少なくとも10台のトラックを護送部隊の状態で地図盤西端から盤外に出せば勝利だ。 このシナリオで追加されるルールは83.SS(親衛隊)、84.護送部隊、85.パンツァーシ…
サンセットゲームズ プラン・サンセットvol.5へのリンク 『プラン・サンセット』vol.5を読んでみた。 特集はOCS(Operation Combat Series)。 表紙はヨーロッパの地図とアジアの地図にOCSシリーズのマップを重ねたもの。OCSにどんなゲームがあり、どこを舞台…
78年前の今頃、ヨーロッパではマーケットガーデン作戦が行われていたので、HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)シナリオ5「第30軍団を突破」をプレイしてみた。 1944/09/17 PMターン(第1ターン)から09/18 PMターン(第4ターン)までの4ター…
78年前の今日(9/17)は、マーケットガーデン作戦が始まった日だ。 そこで、HJ『マーケットガーデン作戦』(Operation Market-Garden)シナリオ6「Screaming Eagles」をプレイしてみた。 このゲームは今から40年前の1982年に発売されたゲームだ。 このシナリオは…
ウォーゲームの趣味を再開させてからほぼ1年。 この間に驚いたのが、昔はボックスの中に入っていたウォーゲームが、今はジップロックに綺麗に入っていることだ。 ジップロックだとボックスに比べると薄いので保管が便利だと思った。 ただ問題もあると思った…
K2P『ドイツ装甲軍団2』は2in1のゲームだが、そのうちの一つ、『レッド・タイフーン』をプレイしてみた。このゲームの紹介記事はこちらだ。 haruichiban0707.hatenablog.com 第一弾のバトル・レポート(AAR)はこちらだ。 haruichiban0707.hatenablog.com 前回…
前回まではこちら haruichiban0707.hatenablog.com ■第6ターン ソ連軍T34/76Cがドイツ軍IV号戦車を射撃。 距離320m(8ヘクス)。命中ナンバーは4。A射界外+0、C移動後前進射撃期に射撃+0、Iハッチを閉じた+0、砲のタイプで-0、J目標移動中+0、N捕捉目標-2、Q目…
このシナリオは、ソ連軍は歩兵が登場しなくて戦車のみ登場する。本シリーズでは珍しいシナリオだ。 ソ連軍の勝利条件は搭載火器が機能している4輛の戦車を地図盤2の西端から盤外に出すことだ。その際、ドイツ軍の走行可能な戦車が1輛も残っていないことが条…
『タクテクス』(TACTICS)第53号(1988/4/1)を読んでみた。 特集は「アメリカの時代ーゲーマーのためのアメリカ史ー」 アメリカ発見(※)から独立、開拓、南北戦争、現代戦から未来戦と、アメリカの歴史とウォーゲームを紹介する特集。 (※)コロンブスによるアメ…
『タクテクス』(TACTICS)誌第2号(1982/3/1)の付録ゲーム『シェルブール攻防戦』の史実を、マップ上にユニットをざっくり配置して、確認してみた。 ノルマンディーに上陸した連合軍は、設備の充実した港を確保していなかったため、補給に苦しんでいた。シェル…
今回、ドイツ軍はモスクワを占領すると達成できるサドンデス勝利をせずに北東部からの突破を目指してみる。 ■初期配置 ■第1ターン(1941/09/30) ドイツ軍第1戦闘フェイズ後 ドイツ軍第2戦闘フェイズ後 装甲部隊が遮二無二前進すると、追いつけない歩兵部隊と…
K2P『ドイツ装甲軍団2』は2in1のゲームだが、そのうちの一つ、『レッド・タイフーン』をプレイしてみた。このゲームの紹介記事はこちらだ。 haruichiban0707.hatenablog.com ■初期配置 このゲームではフォーメーションごと(軍/軍団)に配置場所が決まっている…
このゲームは短時間でプレイできる。 今回は、ドイツ軍が1ターンでも長く戦うためにどう防衛するのがいいか考えてみた。 ■初期配置 南端のアメリカ軍登場ヘクスであるBやCはドイツ軍のZOCで止める。 ■第1ターン(1944/06/19) アメリカ軍は、ドイツ軍のZOCによ…
前回まで ■第6ターン 4P6でルーマニア軍1個分隊逃亡!!(ゲームからはユニットを除去) 3R1でソ連軍1個分隊全滅 4U6でソ連軍指揮官Eastnov、1個分隊全滅 4W5でソ連軍1個分隊戦闘不能 3X3でソ連軍1個分隊戦闘不能 ソ連軍の残りはは指揮官1人。4-4-7分隊10個。…
AH『クロス・オブ・アイアン』(Cross of Iron)の最初のシナリオだ。 ウクライナのオデッサの北西にある小さな町バルタをめぐる争奪戦を再現したシナリオだ。ドイツ軍は東から奇襲をかけこの町を奪取しようとする。ドイツ軍の勝利条件は地図盤3の南端に通じる…
TACTICS第51号(1988/2/1)を読んでみた。 特集は「東部戦線」 付録ゲームはSPI/TSRの『星作戦』(Operation Star) 表紙はGDW『バルバロッサ作戦』(Fire in the East)の初期配置。 もくじは次のとおり。 p.4 東部戦線ゲーム大集合 佐藤弘明 1941年 1942年 1943…
前回はこちら haruichiban0707.hatenablog.com 前回、ドイツ軍があっさり包囲されたので、今回は、ドイツ軍がうまく防御して1ターンでも長く戦える作戦がないか考えてみた。 ■初期配置 アメリカ軍が進入してくるヘクスがわかっているので、進入したら即支配…
国際通信社から2022年8月10日発売された『ドイツ装甲軍団2』はワールド・ウォー・シリーズの第10作目となり、『モスクワ'41』と『レッド・タイフーン』の2 in 1ゲームだ。そのうちの『レッド・タイフーン』をご紹介する。 本ゲームは『ドイツ装甲軍団』シリ…
国際通信社の『コマンドマガジン』第166号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社『マレンゴの戦い』(Marengo : Napoleon in Italy, 14 June 1800)だ。デザイナーは、あの巨匠ジェイムズ・ダニガン氏。 特集は『マスト・アタックの世界』 今回の特集の切り口には…
ボード・ウォー・ゲームの趣味を復活させてから約1年が経過した。 「ボード・ウォー・ゲームの楽しさは何だろう?」 「何が楽しくてこの趣味をやっているんだろう?」 と考えてみた。 楽しさのポイントは次の5個あると思う。 1. 共感 2. 検証 3. 勝利 4. 改…