Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

8_雑誌:コマンドマガジン

『コマンドマガジン』175号(2024/2/20)を読んでみた

Amazon Kindle版はこちら 国際通信社のコマンドマガジン第175号はこちら 国際通信社の『コマンドマガジン』第175号を読んでみた。 付録ゲームは『諸国民の戦い』(The Encirclement at Leipzig, 16-19 October 1813)だ。 もともとはSPI『Napoleon At War』の4…

連合軍はナポレオン軍を潰滅できるか?  CMJ175『諸国民の戦い』(The Battle of NATIONS)3日目シナリオ バトル・レポート(AAR)

SPI社から1975年に発売された4ゲームが1個になったクワドリゲーム『Napoleon At War』の最後の1個 である、CMJ175『諸国民の戦い』(The Batlle of NATIONS The Encirclement at Leipzig, 16-19 October 1813)の3日目シナリオをソロ・プレイしてみた。3日目シ…

ナポレオンは歴史を逆転できるか!?  CMJ175『諸国民の戦い』(The Battle of NATIONS)バトル・レポート(AAR)

SPI社から1975年に発売された4ゲームが1個になったクワドリゲーム『Napoleon At War』の最後の1個 である、CMJ175『諸国民の戦い』(The Encirclement at Leipzig, 16-19 October 1813)をソロ・プレイしてみた。 1813年10月16日から19日のライプチヒの戦い、…

『コマンドマガジン』174号(2023/12/20)を読んでみた

kindle版はこちら 国際通信社のコマンドマガジン第174号はこちら 国際通信社の『コマンドマガジン』第174号を読んでみた。 付録ゲームは『永禄辛酉 川中島合戦』だ。 もともとは翔企画のSSシリーズ『信玄 vs 謙信 ー川中島合戦ー』だ。 その時の旧版と、今回…

『コマンドマガジン』173号(2023/10/20)を読んでみた

国際通信社の『コマンドマガジン』第173号を読んでみた。 付録ゲームは『群燕のルフトヴァッフェ』(Goering's Jet)だ。デザイナーは、タイ・ボンバ氏だ。 ドイツ軍がスターリングラードや北アフリカやノルマンディーで死守せず、戦力を温存しつつ後退した時…

『コマンドマガジン』172号(2023/08/20)を読んでみた

ワグラムの戦い The Peace of Vienna, 5-6 July 1809 国際通信社の『コマンドマガジン』第172号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社のNAWシリーズの一作『ワグラムの戦い』(Wagram The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)だ。デザイナーは、Irad B. Hardy氏。 こ…

フランス軍の中央突破成功!  CMJ172『ワグラムの戦い』(The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)バトル・レポート(AAR)

SPI社から1975年に発売され『タクテクス』(TACTICS)誌第47号(1987/10/01)の付録になり、今回、『コマンドマガジン』第172号(2023/08/20)の付録ゲームとなった『ワグラムの戦い』(Wagram : The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)をソロ・プレイしてみた。 1809…

馬上で疾走する将軍の気分  CMJ172『ワグラムの戦い』(The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)バトルレポート(AAR)

SPI社から1975年に発売され『タクテクス』(TACTICS)誌第47号(1987/10/01)の付録になり、今回、『コマンドマガジン』第172号(2023/08/20)の付録ゲームとなった『ワグラムの戦い』(Wagram : The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)をソロ・プレイしてみた。 1809…

CMJ172『ワグラムの戦い』(Wagram:The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)ゲーム紹介

SPI社から1975年に発売され『タクテクス』(TACTICS)誌第47号(1987/10/01)の付録になり、今回、『コマンドマガジン』第172号(2023/08/20)の付録ゲームとなった『ワグラムの戦い』(Wagram : The Peace of Vienna, 5-6 July 1809)ご紹介する。 1809年7月5日から…

『コマンドマガジン』171号(2023/06/20)を読んでみた

国際通信社の『コマンドマガジン』第171号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社『バトル・フォー・クルスク』(Battle For Kursk)だ。デザイナーは、Trevor Bender氏。 このゲームはもともとC3iマガジン第24号で発表されたゲームだ。 マップはクルスク周辺だけで…

フランス軍難しい CMJ169『イエナ・アウエルシュタットの戦い』(The Battle for Prussia, 14 October 1806)バトル・レポート(AAR)

今回はプロイセン軍は北に後退しながら戦ってみる。 プロイセン軍はオプションAを選択した。 目次 ■初期配置 ■第1ターン夜(1806.10.14) ■第2ターン夜 ■第3ターン夜 ■第4ターン霧 ■第5ターン霧 ■第6ターン ■第7ターン ■第8ターン ■第9ターン ■第10ターン ■第1…

2ゲーム並行プレイしている面白さ! CMJ169『イエナ・アウエルシュタットの戦い』(The Battle for Prussia, 14 October 1806)バトル・レポート(AAR)

初めてなので、本誌にあるリプレイや歴史ノートは読まずにプレイしてみる。 プロイセン軍はオプションAを選択した。 目次 ■初期配置 ■第1ターン夜(1806.10.14) ■第2ターン夜 ■第3ターン夜 ■第4ターン霧 ■第5ターン霧 ■第6ターン ■第7ターン ■第8ターン ■第9…

『コマンドマガジン』169号(2023/02/20)を読んでみた

国際通信社の『コマンドマガジン』第169号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社『イエナ・アウエルシュタットの戦い』(The Battle for Prussia, 14 October 1806)だ。デザイナーは、Thomas Walczyk, Frank Davis氏。 このゲームはもともとSPI社が出版しホビージ…

墺軍積極攻勢作戦を試してみた CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

前回の戦いでオーストリア軍は序盤から中盤にかけて、フランス軍を一兵でも減らしておかないと、最期の反撃宣言後の反撃でフランス軍によって壊滅することがよくわかった。 その反省を活かし、今回のオーストリア軍は積極的に攻勢に出てみた。 目次 ■初期配…

仏軍戦力温存最後の大反撃作戦を試してみた CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)をプレイしてみた。 今回はフランス軍は引いて戦力温存し、最後の反撃で一気に奪還する作戦をとってみる。 目次 ■初期配置 ■第1ターン(1800.06.14) ■第2ターン ■第3ターン ■第4ターン ■第5ターン ■…

墺軍は早めに攻勢に出てみた CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

前回、CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)をプレイしたとき、オーストリア軍は、全軍揃ってから攻撃したがMarengo(1412)に到達できずに終わった。 haruichiban0707.hatenablog.com 本ゲームの紹介はこちらだ haruichiban0707.hatenab…

墺軍 全軍揃ってからの総攻撃! CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

前回、CMJ166『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)をプレイしたとき、オーストリア軍は、早めに戦端を開いたが、渋滞に苦しみ、後続部隊がなかなか戦場に到達せず、集結しないで個々に戦いに入っていった。 haruichiban0707.hatenablog.com …

K2P『ドイツ装甲軍団2』(モスクワ'41)バトル・レポート(AAR)第2弾

今回、ドイツ軍はモスクワを占領すると達成できるサドンデス勝利をせずに北東部からの突破を目指してみる。 ■初期配置 ■第1ターン(1941/09/30) ドイツ軍第1戦闘フェイズ後 ドイツ軍第2戦闘フェイズ後 装甲部隊が遮二無二前進すると、追いつけない歩兵部隊と…

K2P『ドイツ装甲軍団2』(レッド・タイフーン)ゲーム紹介

国際通信社から2022年8月10日発売された『ドイツ装甲軍団2』はワールド・ウォー・シリーズの第10作目となり、『モスクワ'41』と『レッド・タイフーン』の2 in 1ゲームだ。そのうちの『レッド・タイフーン』をご紹介する。 本ゲームは『ドイツ装甲軍団』シリ…

『コマンドマガジン』166号を読んでみた

国際通信社の『コマンドマガジン』第166号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社『マレンゴの戦い』(Marengo : Napoleon in Italy, 14 June 1800)だ。デザイナーは、あの巨匠ジェイムズ・ダニガン氏。 特集は『マスト・アタックの世界』 今回の特集の切り口には…

CMJ166『マレンゴの戦い』(Marengo:Napoleon in Italy 14 June 1800)バトル・レポート(AAR)

『コマンドマガジン』第166号の付録ゲームは『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy, 14 June 1800)だ。 このゲームの紹介は以下のリンク参照 haruichiban0707.hatenablog.com ■初期配置 初期配置は決まっており、ユニットの裏にヘクス番号が書いてある。 ■オ…

CMJ166『マレンゴの戦い』(Marengo:Napoleon in Italy 14 June 1800)ゲーム紹介

SPI社から1975年に発売され『タクテクス』(TACTICS)誌第34号(1986/09/01)の付録になり、今回、『コマンドマガジン』第166号(2022/08/20)の付録ゲームとなった『マレンゴの戦い』(Napoleon in Italy 14 June 1800)をご紹介する。 1800年6月14日のマレンゴの戦…

K2P『ドイツ装甲軍団2』(モスクワ'41)バトル・レポート(AAR)

国際通信社の『ドイツ装甲軍団2』は2 in 1のゲームだが、そのうちの『モスクワ'41』をプレイしてみた。 ゲーム紹介は、以下を参照。 haruichiban0707.hatenablog.com ■初期配置 ■第1ターン(1941/09/30) ●ドイツ軍第1移動フェイズ といっても、すぐソ連軍ZOC…

K2P『ドイツ装甲軍団2』(モスクワ'41)ゲーム紹介

国際通信社から2022年8月10日発売された『ドイツ装甲軍団2』はワールド・ウォー・シリーズの第10作目となり、『モスクワ'41』と『レッド・タイフーン』の2 in 1ゲームだ。そのうちの『モスクワ'41』をご紹介する。 1941年9月30日から12月5日までのモスクワ攻…

CMJ166とTAC034『マレンゴの戦い』マップとユニット比較

『コマンドマガジン』166号が到着した。 今号の付録ゲームはSPIの『マレンゴの戦い』 これは『タクテクス』(TACTICS)誌34号』 (1986/9発行)の付録でもあった。 『タクテクス』(TACTICS)誌34号を引っ張り出してきてマップを比較してみた。 左がTACTICS版、右…

ソ連軍の反撃のタイミングが難しい CMJ108『ノモンハン1939』バトル・レポート(AAR)第3弾

『コマンドマガジン』第108号の付録ゲーム『ノモンハン1939』は、『ドイツ戦車軍団』のシステムをベースにし、オーバーラン攻撃ルールとモラル値を追加したプレイアブルなノモンハン事件を扱ったゲームだ。 commandmagazine.jp 今回は、ソ連軍の反撃のタイミ…

CMJ038『1940』でスイスを経由してフランス侵攻を試してみた

『コマンドマガジン』38号(2001/04)の付録ゲームの『1940』は、1980年にGDW社から発売された120シリーズの一つのゲームだ。 120シリーズは、120個のユニットと120分のプレイ時間で楽しめるプレイアブルなウォーゲーム・シリーズだ。 フランスを降伏させるた…

『1940』GDWオリジナル版とCMJ038版

『コマンドマガジン』第38号(2001/04/01)の付録の一つは、1980年にGDW社から発売された『1940』をリメイクしたものだ。 commandmagazine.jp 【1】マップの違い GDW社版のマップは、地形がわかりやすく機能的ではあるが、使っている紙や少ない色数で、全体が…

リプレイ記事にあった作戦を試してみた CMJ038『1940』バトル・レポート(AAR)

GDW社から1980年に120シリーズの一つとして出版されたのが、『1940』だ。 120シリーズとはユニット数120個以内、プレイ時間120分以内を目指した、プレイアブルなウォーゲーム・シリーズだ。 それを2001年に『コマンドマガジン』38号がリデザインし再発売した…

ジレンマが悩ましい CMJ108『ノモンハン1939』バトル・レポート(AAR)第2弾

前回、ソ連軍のモラルが0になってしまったので、今回は、ソ連軍のモラルが下がらないような戦い方をしようと思う。 初期配置 第1ターン(1939/07/03) ハルハ河西岸を南下する日本軍は地図盤西端からソ連軍増援が来るのを防ぐために部隊を残しながら南下する。…