Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

2_2_戦種:潜水艦戦

AH『サブマリン』(Submarine)における魚雷戦術研究その3

アバロン・ヒル社の『サブマリン』(Submarine)は、潜水艦の戦術級ゲームとして個人的に大好きなゲームだ。昔、かなりやりこんだゲームだ。当時は適当に魚雷を発射してはサイコロ振っていて、あまり考えなかった。が、あらためてどうやると潜水艦側が魚雷を命…

日本軍勝利!! AH『太平洋の覇者』(Victory in the Pacific) バトル・レポート(AAR)

私がウォーゲームに触れた中学生の頃、一番、プレイしたのが、このゲームだ。 さて、今回どうなるか? 目次 ■第1ターン(1941/12) ■第2ターン(1942/05) ■第3ターン(1942/09) ■第4ターン(1943/01) ■第5ターン(1943/06) ■第6ターン(1944/01) ■第7ターン.(1944/0…

連合軍が日本軍との決戦を回避すると・・・ AH『太平洋の覇者』(Victory in the Pacific) バトル・レポート(AAR)

私がウォーゲームに触れた中学生の頃、一番、プレイしたのが、このゲームだ。 今回は、下記記事で明確になったルールを採用する。また、選択ルールは[25.0]他の真珠湾ルールのみ採用する。 haruichiban0707.hatenablog.com 今回は、連合軍は第6ターンのエセ…

シンプルでエキサイティングな海戦ウォーゲームの古典 AH『太平洋の覇者』(Victory in the Pacific) バトル・レポート(AAR)

私がウォーゲームに触れた中学生の頃、一番、プレイしたのが、このゲームだ。 さて、今回どうなるか? なお、今回は、下記記事の[2024/05/30更新]前のルールでプレイしたことをお断りしておく。 haruichiban0707.hatenablog.com 目次 ■第1ターン(1941/12) ■…

『歴史群像』No.180(ワン・パブリッシング)(2023/08)を読んでみた(その1)

Amazon Kindle版へのリンク=> https://amzn.to/3x2mnyq Amazon 雑誌版へのリンク=> https://amzn.to/3RbpyuF もくじはこちら 読んだ時点でブログにあげていこうと思う。 p.33 日米最終空母決戦 マリアナ沖海戦 日本軍痛恨の中部太平洋失陥 文=宮永忠将 マリ…

ルールのもやもやがようやく晴れたPart2(哨戒艦と攻撃艦ルール) AH『太平洋の覇者』(Victory in the Pacific)

私がウォーゲームに触れた中学生の頃、一番、プレイしたのが、アバロンヒル社『太平洋の覇者』(Victory in the Pacific)だ。 その頃、ルール上、なんだかもやもやしていたのが、哨戒艦と攻撃艦ルールだった。 5/29の本ブログの記事に大変有益なコメントをい…

ルールのもやもやがようやく晴れた AH『太平洋の覇者』(Victory in the Pacific)

私がウォーゲームに触れた中学生の頃、一番、プレイしたのが、アバロンヒル社『太平洋の覇者』(Victory in the Pacific)だ。 その頃、ルール上、なんだかもやもやしていたのが以下のことだったが、最近、ルール・ブック(ホビージャパン版:版数記載なし)をあ…

【ムック紹介】『ドイツ海軍全史』 歴史群像第二次欧州戦史シリーズ25 学習研究社 (2006/10/25)

写真やイラストやCGやわかりやすい解説記事で、ドイツ海軍の歴史がよくわかるお勧めのムックだ。 p.59 ドイツ海軍全史 カイザーの海軍 文/瀬戸利春 両大戦間期のドイツ軍 文/田村尚也 両大戦間期のドイツ海軍最大の敵 フランス海軍の悲劇 文/田村尚也 ヒトラ…

AH『サブマリン』(Submarine)における魚雷戦術研究その2

アバロン・ヒル社の『サブマリン』(Submarine)は、潜水艦の戦術級ゲームとして個人的に大好きなゲームだ。昔、かなりやりこんだゲームだ。当時は適当に魚雷を発射してはサイコロ振っていて、あまり考えなかった。が、あらためてどうやると潜水艦側が魚雷を命…

やるじゃん!イタリア海軍! AH『英独大西洋の戦い』(War at Sea)バトル・レポート(AAR)

ちょっとした時間で、海戦ゲームを楽しむならやはりこのゲームだ。 枢軸軍は、伊軍はなるべく地中海の制海権を狙う。その間に独軍は英軍のいない海域に進出してPOCを稼ぎまくる作戦だ。Uボートはなるべく集中して一挙に護送船団を襲うウルフパック作戦だ。 …

『歴史群像』No.179(ワン・パブリッシング)(2023/06)を読んでみた(その2)

もくじはこちら 読んだ時点でブログにあげていこうと思う。 p.26 ウクライナ戦争を読む その3 作戦術 勝利を組織するために 文・解説 有坂純 ロシアによるウクライナ戦争が当初のロシア軍の想定より長引いているのは、「ロシア軍の作戦術(オペレーショナル・…

『歴史群像』No.179(ワン・パブリッシング)(2023/06)を読んでみた(その1)

もくじはこちら まだ少ししか読んでいないが、読んだ時点でブログにあげていこうと思う。 p.8 装甲兵車 文・監修=古峰文三 作図=胃袋豊彦 ドイツ軍、アメリカ軍のハーフトラックは有名だし、プラモデルにもなっているので知っていたが、そういえば日本は見…

『歴史群像』No.178(ワン・パブリッシング)(2023/04)を読んでみた(その2)

もくじはこちら P.140 オーストリアの第二次大戦 山崎雅弘 「え!?オーストリア!?」と思った。 第二次世界大戦前にドイツに併合され、ドイツとして戦ったはずだが、何を今さら・・・ と読む前は思った。 オーストリア出身のヒトラーがドイツ国籍をとった…

『歴史群像』No.178(ワン・パブリッシング)(2023/04)を読んでみた(その1)

この号は読み応えがあった。 もくじはこちら P2 未公開写真発見!開戦間もない柱島泊地と就役直後の戦艦『大和』 ページを開いていきなり驚いた。 当時の最重要軍事機密であろう聯合艦隊の集結地である柱島の写真だ。 各艦の様子はシルエットがわかる程度だ…

英海軍の没落 AH『英独大西洋の戦い』(War at Sea)バトル・レポート(AAR)

ちょっとした時間で、海戦ゲームを楽しむならやはりこのゲームだ。 枢軸軍は、伊軍はなるべくイタリアに引きこもり戦力温存し、1隻でも多く英軍艦隊を地中海に引きつける。その間に独軍は英軍のいない海域に進出してPOCを稼ぎまくる作戦だ。Uボートはなるべ…

ボード・ウォーゲーム用語集

2023/12/19現在 ボード・ウォーゲームの用語一覧だ。なるべく正確に記載しようとしているが、見出しだけあり内容を記載していない項目は、まだよくわかっていないところ。記載が不十分だったり間違ってたりする所があると思うが、随時更新していく予定。 【A…

AH『サブマリン』(Submarine) Scenario11 群狼 バトル・レポート(AAR)

暑い夏は海戦もので少しでも涼しくなりたいと思ったのでAH『サブマリン』(Submarine)だ。 シナリオ11 群狼をプレイした。 輸送船団は18隻。護衛艦は、イシス(I級)、ジャヴェリン(J級)、スターリング(ブラック・スワン級)、グラジオラス(フラワー級)の4隻。 …

海戦シミュレーション・ボード・ウォーゲーム一覧

本ブログに投稿したり、ゲーム雑誌で紹介されたり、プレイした海戦シミュレーション・ゲームの一覧です。都度編集していきます。 英語名称のアルファベット順にします。 2024/11/07現在 出版社(年) 英語名称 (リンク:BBG) 日本語名称 (リンク:販売元) デザイ…

【参考書籍】M.J.ホイットレー『第二次大戦駆逐艦総覧』 大日本絵画 (2000/2/1)

日本の駆逐艦の情報は日本でも多数入手できる。戦艦や空母の情報も多数入手できる。しかし、海外の駆逐艦の情報は限られている。ネットを調べれば入手できるのだろうが私の世代だとやはり紙の方がネット情報よりいいので入手した。 アメリカの駆逐艦のページ…

アバロン・ヒル 『サブマリン』(Submarine)の問題点

アバロン・ヒル社の『サブマリン』(Submarine)は大好きなゲームの一つで若い頃ずいぶんプレイした。当時は何も疑問を持たなかったが、約40年経過してこちらが大人になってみて、プレイしてみるといろいろ問題点に気がついた。「もっと前に気づけよ。」と叱ら…

『サブマリン』(Submarine)における魚雷戦術研究

アバロン・ヒル社の『サブマリン』(Submarine)は、潜水艦の戦術級ゲームとして個人的に大好きなゲームだ。昔、かなりやりこんだゲームだ。当時は適当に魚雷を発射してはサイコロ振っていて、あまり考えなかった。が、あらためてどうやると潜水艦側が魚雷を命…