Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ドッシリ構えるイスラエル軍 SPI/HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)(Across Suez)

SPI/HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)(Across Suez)について、どういう作戦がいいのか検討しながら、ソロ・プレイしてみた。 目次 【0】初期配置 【1】第1ターン(1973/10/15夜間) イスラエル軍 【2】第1ターン(1973/10/15夜間) エジプト軍 【3】第2ターン(19…

ドイツ軍は難しい MMP『Yanks』「ASLシナリオ12 CONFUSION REIGNS」バトル・レポート(AAR)

Advanced Squad Leader(ASL)の『Yanks』2個目のシナリオ「CONFUSION REIGNS」をプレイしてみる。 直訳すると、「混乱が支配する」と言ったところか。 もともとは、ASL第2作『Paratrooper』のシナリオだった。『Paratrooper』がなくなり第3a作『Yanks』に統合…

バリ島沖海戦第2次合戦の自作シナリオ バトル・レポート(AAR)(SS『聯合艦隊』(Fleet Battles))

サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成してみた。 シナリオはこちらだ。 https://haruichiban0707.hatenablog.com/entry/2023/07/26/190000 1942年2月20日未明のバリ島沖海戦第2次合戦、第3次合戦をテーマにした。 この…

バリ島沖海戦第1次合戦の自作シナリオ バトル・レポート(AAR)(SS『聯合艦隊』(Fleet Battles))その4

サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成してみた。 シナリオはこちらだ。 https://haruichiban0707.hatenablog.com/entry/2023/07/26/190000 1942年2月19日から20日未明にかけてのバリ島沖海戦第1次合戦をテーマにした。 …

バリ島沖海戦の自作シナリオを追加・更新してみた SS『聯合艦隊』(Fleet Battles)

サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成したことは、以前、本ブログに書いた。 https://haruichiban0707.hatenablog.com/entry/2023/07/05/190000 1942年2月19日から20日未明にかけてのバリ島沖海戦第1次合戦をテーマにし…

【参考文献】『ドイツ装甲部隊全史II 攻勢編(1939~43 III,IV号戦車からティーガーI重戦車まで』 歴史群像第二次欧州戦史シリーズ12 学習研究社 (2000/05/20)

もくじはこちら ドイツ装甲部隊の歴史をまとめたムックだ。 全3号のうちの二番目の号だ。 III号戦車、IV号戦車、ティーガーIの開発経緯についてまとめている。 p.14 1940.5.10フランス戦 装甲師団の参加戦車数 p.18 1941.6.22 バルバロッサ作戦 装甲師団の参…

エジプト軍にもチャンスがあった! HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)(Across Suez)バトル・レポート(AAR)第2弾

HJ『Basic3』(スエズを渡れ)(Across Suez)をプレイしてみた。 このゲームは、SPIの同じゲームと同一ゲームだ。 ゲームスケールは1ターン8時間、1ヘクス約0.8km、1ユニット=大隊、デザイナーはMark Herman氏だ。 移動ー戦闘を繰り返す基本的なゲームだ。 ス…

米軍完勝! MMP『Yanks』「ASLシナリオ12 CONFUSION REIGNS」バトル・レポート(AAR)

Advanced Squad Leader(ASL)の『Yanks』2個目のシナリオ「CONFUSION REIGNS」をプレイしてみる。 直訳すると、「混乱が支配する」と言ったところか。 もともとは、ASL第2作『Paratrooper』のシナリオだった。『Paratrooper』がなくなり第3a作『Yanks』に統合…

ASL Scenario 12 CONFUSION REIGNSを 日本語に訳してみた

AH/MMP『YANKS』のASL Scenario 12 CONFUSION REIGNSのシナリオカードの日本語訳をしてみた。 ASLシナリオの和訳は、ネットを探すと、下記リンク先にもあるが、『YANKS』のシナリオはないようだ。 war.game.coocan.jp こちらに『YANKS』のシナリオ和訳があっ…

バリ島沖海戦の自作シナリオ(PL=25) バトル・レポート(AAR)(SS『聯合艦隊』(Fleet Battles))その3

サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成してみた。 シナリオはこちらだ。 drive.google.com 1942年2月19日から20日未明にかけてのバリ島沖海戦をテーマにした。 この戦いのバトル・レポート(AAR)といえば聞こえがいいが、…

タクテクス誌のSPI/HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)(Across Suez)の記事を読んでみた

SPI/HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)(Across Suez)について、『タクテクス』(TACTICS)誌No.63(1982/02)号の「Dと舞の教育的指導 作戦級篇・スエズを渡れ」でリプレイと解説記事が載っていた。 haruichiban0707.hatenablog.com 今回、それを盤上に並べてみた…

【書籍紹介】神立尚紀(こうだち・なおき)『カミカゼの幽霊 人間爆弾をつくった父』小学館(2023/07/05)

著者の略歴を見ると『「フライデー」専属カメラマンを務め』とあり、本の内容について少し不安に思ったが、内容の濃い、とてもすばらしいノンフィクションだった。 大阪の大屋隆司の家で飼っていて、父がかわいがっていた犬が公園でつながれたままになってい…

ASL Starter Kit #1 Scenario S6 RELEASED FROM THE EASTを 日本語に訳してみた

MMP『ASL Starter Kit #1』(ASLSK1)の最後のScenario S6 RELEASED FROM THE EASTのシナリオカードの日本語訳をしてみた。 タイトルの日本語は『東方からの解放』と言ったところだろうか。イストラを東方から奪還したことと、遠く東方のシベリアから部隊がや…

「入門ガイドブック」通りに盤上に並べてみた HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)(Across Suez) 作戦研究

HJ『Basic3』(スエズを渡れ)(Across Suez)の『入門ガイドブック』の「プレイの実際」でを盤上に並べてみた。 このゲームは、SPIの同じゲームと同一ゲームだ。 ゲームスケールは1ターン8時間、1ヘクス約0.8km、1ユニット=大隊、デザイナーはMark Herman氏だ…

逆転また逆転のスリリングな展開 MMP『Yanks』「ASLシナリオ11 DEFIANCE ON HILL 30」バトル・レポート(AAR)

Advanced Squad Leader(ASL)の『Yanks』最初のシナリオ「DEFIANCE ON HILL 30」をプレイしてみる。 直訳すると、「30高地の反攻」と言ったところか。 『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズは、ルールを学習しシナリオを進めないといけなかったが、ASLはルー…

MMP ASLの人海戦術ルールと防御射撃ルールの学習

MMP Advanced Squad Leader(ASL) 2nd Editionのルール・ブックにある25.23人海戦術ルールとそれに合わせて防御射撃を実際にカウンターを動かしながら学習してみた。 『ASL Classic』の「シナリオA The Guards Counter Attack」のF3の建物のソ連軍第37親衛狙…

バリ島沖海戦の自作シナリオ(PL=20) バトル・レポート(AAR)(SS『聯合艦隊』(Fleet Battles))その2

サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成してみた。 シナリオはこちらだ。 drive.google.com 1942年2月19日から20日未明にかけてのバリ島沖海戦をテーマにした。 この戦いのバトル・レポート(AAR)といえば聞こえがいいが、…

ASL Starter Kit #1 Scenario S5 CLEARING COLLEVILLEを 日本語に訳してみた

MMP『ASL Starter Kit #1』(ASLSK1)のScenario S5 CLEARING COLLEVILEEのシナリオカードの日本語訳をしてみた。タイトルを日本語訳すると『コルヴィルの制圧』と言ったところだろうか。 このシナリオは、ノルマンディー上陸作戦のオマハ海岸の戦いの一場面だ…

【参考文献】小林源文『パンツァークリーク/東亜総統特務隊』ゴマブックス(2019/10/10)

『パンツァークリーク」歴戦の軍曹ヴェルナーのもとに新兵ハンスが到着する。クルスクの戦いまでの約半年でハンスが成長する。独ソ戦の最前線の苛烈さの一端が垣間見える。AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズ、AH/MMP『Advanced Squad Leader』シリーズ…

理想的な撤退戦!?『ASL Starter Kit #1』S3「SIMPLE EQUATION」バトル・レポート(AAR)第5弾

Advanced Squad Leader Starter Kit #1(ASLSK1)のシナリオ、S3「SIMPLE EQUATION」で、下の投稿をした時、こーちゃさん(bojptapp)から、コメントをいただいた。 ちょうどコメントいただいたころ、A氏とVASSALでこのシナリオをプレイしていたのだが、A氏がP1…

【雑感】さすがはVASSAL!! VASSAL版『ASL Starter Kit #1』S4「Wellcome Back」

Advanced Squad Leader Starter Kit #1(ASLSK1)のシナリオ、S4「WELCOME BACK」のVASSAL版をダウンロードしてみてビックリした!! http://vasl.info/setups/MMP/StarterKit/Enhanced/S%20004%20Welcome%20Back%20-%20Enhanced.vsav 全面真っ白なのだ!! 「…

ユニット研究 SPI/HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)(Across Suez)

SPI/HJ『ベーシック3』(スエズを渡れ)(Across Suez)の戦闘序列を調べてユニットについて研究してみた。 【1】ユニット総数比較 ユニット数を比較すると、イスラエル軍は全23ユニットに対してエジプト軍は22ユニットだ。エジプト軍の方がユニット数が多いのか…

嗚呼・・・米軍勝てるのか? MMP『Yanks』「ASLシナリオ11 DEFIANCE ON HILL 30」バトル・レポート(AAR)

Advanced Squad Leader(ASL)の『Yanks』最初のシナリオ「DEFIANCE ON HILL 30」をプレイしてみる。 直訳すると、「30高地の反攻」と言ったところか。 『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズは、ルールを学習しシナリオを進めないといけなかったが、ASLはルー…

ドイツ軍がyI2とyK2を要塞化し守ってみた『ASL Starter Kit #1』S3「SIMPLE EQUATION」バトル・レポート(AAR)第4弾

Advanced Squad Leader Starter Kit #1(ASLSK1)のシナリオ、S3「SIMPLE EQUATION」で、下の投稿をした時、こーちゃさん(bojptapp)さんから、「ドイツ軍はyI2とyK2の石造建物で守」り、「ここを要塞化してLMGを置き、yL1(yJ1のタイプミスか?)の石造建物に8-0…

堀場亙氏のTwitterスペース「ウォーゲームにおける誇張と省略」を聴いてみた

堀場工房の、堀場亙氏によるTwitterスペースを録音で聴いた。 https://t.co/s7YPKScboG — 堀場工房 (@horiba_wataru) 2023年7月5日 テーマは「ウォーゲームにおける誇張と省略」 ゲストとしてBANZAIマガジンvol.14の付録ゲーム『続・八甲田山 黒溝台会戦』の…

バリ島沖海戦の自作シナリオ バトル・レポート(AAR)(SS『聯合艦隊』(Fleet Battles))

サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成してみた。 シナリオはこちらだ。 drive.google.com 1942年2月19日から20日未明にかけてのバリ島沖海戦をテーマにした。 この戦いのバトル・レポート(AAR)といえば聞こえがいいが、…

1年前に投稿したルールの疑問点に自分としては答が出た SS『聯合艦隊』(Fleet Battles)

2022年7月4日のに投稿した、『SS『聯合艦隊』(Fleet Battles)のルールの疑問点』について、Twitterでつぶやいたら、思いのほか、コメントをいただいた。私のようなヘッポコ出戻りウォーゲーマーのつぶやきに思いのほか沢山の方からご意見いただき嬉しかった…

バリ島沖海戦の自作シナリオを作成してみた SS『聯合艦隊』(Fleet Battles)

サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成してみた。 1942年2月19日から20日未明にかけてのバリ島沖海戦をテーマにした。 この戦いは、バリ島への上陸を終えた日本軍に対し、連合軍が夜間攻撃をかけた。 日本海軍の4隻の駆…

『コマンドマガジン』171号(2023/06/20)を読んでみた

国際通信社の『コマンドマガジン』第171号を読んでみた。 付録ゲームはSPI社『バトル・フォー・クルスク』(Battle For Kursk)だ。デザイナーは、Trevor Bender氏。 このゲームはもともとC3iマガジン第24号で発表されたゲームだ。 マップはクルスク周辺だけで…

ASL Starter Kit #1 Scenario S4 WELCOME BACKを 日本語に訳してみた

MMP『ASL Starter Kit #1』(ASLSK1)のScenario S4 WELCOME BACKのシナリオカードの日本語訳をしてみた。 シナリオタイトルは『おかえりなさい』と言ったところだろうか。 1940年の西方電撃戦の時にもドイツ軍はアルデンヌの森を突破し、ルクセンブルクを席巻…