Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

1_投稿:戦術研究

MMP ASLの人海戦術ルールと防御射撃ルールの学習

MMP Advanced Squad Leader(ASL) 2nd Editionのルール・ブックにある25.23人海戦術ルールとそれに合わせて防御射撃を実際にカウンターを動かしながら学習してみた。 『ASL Classic』の「シナリオA The Guards Counter Attack」のF3の建物のソ連軍第37親衛狙…

MMP ASLのSequence of Playを訳してみた

MMP Advanced Squad Leader(ASL) 2nd Editionのルール・ブックにあるSequence of Playを翻訳してみた。 なんと15ページになってしまった!! まだ持っていないコア・モジュールもあるので、訳が不正確な場合があるかと思う。 こちらにアップしてみたのでご興…

MMP ASLで士気チェックの確率を計算してみた

MMP Advanced Squad Leader(ASL)のルール・ブックを読むと、戦禍(Heat of Battles)や釘付けや戦闘経験レベル値(ELR)や損耗があり整理しないと忘れそうだ。 そこで、士気チェックの時の整理と、その確率を計算してみた。 まずはそもそもダイス2個振った時(大…

砲の破壊確率を調べてみた:AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)

AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)の砲による破壊確率を調べてみた。 調べてみようと思った動機は、「独ソ戦開始時に主力だったドイツ軍37mm対戦車砲(PaK35/37)がどの位の確率で、ソ連軍戦車を破壊できるのだろうか?T34ショックがどのくらい大きか…

砲の命中確率を調べてみたその4:部分遮蔽状態の車両(赤)の場合 AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)

しつこいですが、AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)の砲の命中確率を調べてみた。 その1とその2が「他の状態の車両」(Vehicle in Other)の状態で、その3が「部分遮蔽状態」で赤い命中確認ナンバーについて、各種修整ごとにグラフを作成した。 グラ…

砲の命中確率を調べてみたその3:部分遮蔽状態の車両(黒)の場合 AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)

AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)の砲の命中確率を調べてみた。 その1、その2が「他の状態の車両」(Vehicle in Other)の状態で、各種修整ごとにグラフを作成した。今回は部分遮蔽状態について調べてみた。 グラフ中には砲の口径に「*」、なし、「…

砲の命中確率を調べてみたその2:他の状態の車両(赤)の場合 AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)

AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)の砲の命中確率を調べてみた。 その1では、「他の状態の車両」(Vehicle in Other)の状態で、黒い数値の場合を調べてみた。今回は、ソ連軍などの赤い数値について調べてみた。 各種修整ごとにグラフを作成した。グ…

砲の命中確率を調べてみたその1:他の状態の車両(黒)の場合 AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)

AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)の砲の命中確率を調べてみた。 「他の状態の車両」(Vehicle in Other)の状態で、各種修整ごとにグラフを作成した。グラフ中には砲の口径に「*」、なし、「L」、「LL」の4種類の確率になる。 例えば、I.ハッチを閉…

【参考文献】『[決定版][図説]ヨーロッパ地上戦大全』 学習研究社(2003/05/10)

もくじはこちら 第二次欧州大戦の概要、戦術図解、要塞、激戦地の現在を、一冊にまとめたムック本。 代表的なライターは佐藤俊之氏、梅本弘氏、白石光氏、田村尚也氏、古瀬三春氏、山崎雅弘氏らそうそうたるメンバーだ。 イラストも上田信氏、David Pentland…

零戦 vs F4Fワイルドキャット AH/HJ『エア・フォース』(Air Force)シリーズ バトル・レポート(AAR)

零戦vsF4Fワイルドキャットの1機対1機の戦いをAH/HJ『エア・フォース』(Air Force)で、VASSALで再現してみた。 ■初期配置 高度は10000フィート。約3048m。 どちらも運動速度とした。零戦21型(A6M2)は速度5(約400km/時)とF4Fは速度3(約240km/時)。 ■第3ターン…

『スコード・リーダー・クイズ』研究 「シナリオ1 ヘクスI7の戦略」 AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)

『スコード・リーダー・クイズ』は『ジェネラル』(The General)誌に掲載され、『タクテクス』(TACTICS)誌に不定期で翻訳が掲載された。 今回は、『タクテクス』(TACtICS)第28号の記事を読みながら、改めて、盤上に並べてみた。 haruichiban0707.hatenablog.c…

AH/HJ『エアフォース』爆撃練習

AH/HJ『エアフォース』(Air Force)で爆撃の練習をしてみた。 【1】高高度爆撃 まずはB-17 4機を使って高高度爆撃。 高度10000フィート。 高高度爆撃は、爆撃目標ヘクス上で飛行完了しないといけない。 今回は一辺4ヘクス(880m)の六角形の都市ということにし…

四式重爆飛龍(Peggy)の雷撃を盤上再現してみた

『エア・フォース』シリーズの四式重爆撃機飛龍(米軍がつけたニックネームはPeggy)で、雷撃してみた。 『ミリタリー・クラシックス』VOL.74(2021/9/9)イカロス出版p.43にある「四式重爆の雷撃法1」を、『エア・フォース』(Air Force)で再現してみた。 同誌に…

Dauntlessの魚雷ルールについて研究してみた(2)

前回、魚雷発射位置について研究してみたらバグを発見したのでリトライした。 まずは艦船が3ターン後に移動する可能性のあるヘクスを調べた。黄色い丸が移動開始ヘクスである。1, 1L, 1R, L1, R1の移動可能性が3ターンなので5の3乗で125通りある。だが、同じ…

Dauntlessの魚雷ルールについて研究してみた(1)

『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)シリーズの第2弾『ドーントレス』(Dauntless)では、艦船攻撃ルールが加わった。その魚雷ルールでは艦船をどこからどう攻めるといいのか調べてみた。 下の写真のBB1に戦艦がいるとする。直進すると、BB2,3,4と動き、第3タ…

Air Forceシリーズで横滑りを研究してみた

空戦で一番役に立つのが、横滑りだと、何かで読んだ記憶がある。 Air Forceシリーズで横滑りを試してみた。 今回は零戦52型とF6Fヘルキャット。ヘルキャットが零戦の後ろ2ヘクスについた。零戦が3ヘクス前進し左横滑りの後右旋回120度!背後から直進してきた…

Air Forceシリーズで隼と97戦性能試験をやってみた

日本陸軍の一式戦闘機隼(キ43)は、97式戦闘機(キ27)に比べて旋回性能が劣る、ということで、あやうく制式採用されなくなるところだった、という。エンジンの換装や蝶型戦闘フラップの装備などで制式採用されたということだ。 アバロン・ヒル社のAir Forceシ…

Air Forceの旋回性能に関する研究

アバロン・ヒル社の『ヨーロッパ上空の戦い』(Air Force)、『ドーントレス』(Dauntless)、『エキスパンションキット』(Air Force Duntless Expansion Kit)は、第二次世界大戦の空戦戦術級ゲームで、大好きなゲームだった。後にホビージャパンが、『ヨーロッ…