Haruichiban0707のウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

2_2_戦種:陸戦

ASLの練習してみた2 AH『ASL CLASSIC』「ASL Scenario A The Guards Counterattack」

『ASL Classic』は『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズのシナリオをAdvanced Squad Leader(ASL)のユニット、ルールにしたものだ。 『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズを知っている者にとってはASLに入りやすい。 読むルールの項目が限定されるのもいい…

MMP ASL『YANKS』第2版 コンポーネント紹介

MMPのASLコア・モジュール第3弾の『YANKS』を入手した。 ボックス・アートはAH版と変更になった。 また『Beyond Valor』とトーンが異なりリアルな感じになった。 ボックスにはASL Module 3aと書いてある。 もともとAH版は第2弾が『Paratrooper』、第3弾が『Y…

ドイツ陸軍総司令部の作戦計画を試してみた K2P『ドイツ戦車軍団』(ダンケルク)バトルレポート(AAP)

K2P『ドイツ戦車軍団』(ダンケルク)でドイツ軍装甲師団の配置を変えてみた。 ドイツ軍によるフランス侵攻作戦は、1939年9月から1940年5月までに何度も作戦計画が作成され、天候不順による延期が繰り返された。 その間にマンシュタインの作ったアルデンヌの森…

ASLの練習してみた1 AH『ASL CLASSIC』「ASL Scenario A The Guards Counterattack」

『ASL Classic』は『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズのシナリオをAdvanced Squad Leader(ASL)のユニット、ルールにしたものだ。 『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズを知っている者にとってはASLに入りやすい。 読むルールの項目が限定されるのもいい…

ASLシナリオ一覧

ASLシナリオ一覧です。まだ『Beyond Valar』と『Yanks』と『ASL Classic』の一部ですが、徐々に拡充していく予定です。 日=日本 ドイツ=独 イタリア=伊 フィンランド=芬 米=アメリカ 英=イギリス 仏=フランス ソ=ソ連 中=中国 パ=パルチザン 2023/…

『歴史群像』No.178(ワン・パブリッシング)(2023/04)を読んでみた(その2)

もくじはこちら P.140 オーストリアの第二次大戦 山崎雅弘 「え!?オーストリア!?」と思った。 第二次世界大戦前にドイツに併合され、ドイツとして戦ったはずだが、何を今さら・・・ と読む前は思った。 オーストリア出身のヒトラーがドイツ国籍をとった…

『歴史群像』No.178(ワン・パブリッシング)(2023/04)を読んでみた(その1)

この号は読み応えがあった。 もくじはこちら P2 未公開写真発見!開戦間もない柱島泊地と就役直後の戦艦『大和』 ページを開いていきなり驚いた。 当時の最重要軍事機密であろう聯合艦隊の集結地である柱島の写真だ。 各艦の様子はシルエットがわかる程度だ…

MMP ASLで士気チェックの確率を計算してみた

MMP Advanced Squad Leader(ASL)のルール・ブックを読むと、戦禍(Heat of Battles)や釘付けや戦闘経験レベル値(ELR)や損耗があり整理しないと忘れそうだ。 そこで、士気チェックの時の整理と、その確率を計算してみた。 まずはそもそもダイス2個振った時(大…

いよいよ最後! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ47 席巻 ルール地方、突撃!リチャードソン機動部隊」(Encircling the Ruhr)パート2 バトル・レポート(AAR)

いよいよ『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズ最後のシナリオだ。そのパート2だから本当に最後のシナリオになる。 1945/03/30 ドイツ ルール地方 このシナリオはパート1とパート2に分かれている。 パート1は6ターン、 パート2は8ターンだ。 勝利条件はパー…

米軍完勝! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ47 席巻 ルール地方、突撃!リチャードソン機動部隊」(Encircling the Ruhr)パート1 バトル・レポート(AAR)

いよいよ『戦闘指揮官』(Squad Leader)シリーズ最後のシナリオだ。 1945/03/30 ドイツ ルール地方 このシナリオはパート1とパート2に分かれている。 パート1は6ターン、 パート2は8ターンだ。 勝利条件はパート1でアメリカ軍が少なくとも10個のAFVまたは分隊…

空挺降下作戦はやはり難しい AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ46バーシティー作戦」(Operation Varsity)バトル・レポート(AAR)

1945年3月24日 ドイツ、ハミンケルン近郊 連合軍が北ライン川渡河の際に行った最後の空挺作戦だ。 導入されるルールは175.無反動砲 ターン数は10ターン。 勝利条件は、ゲーム終了時に特別ルール46.1で決まっているアメリカ軍集合地点を完全支配しているか、…

まるで迷路の中で戦っているみたい AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ45 隠れんぼう」(Hide and Seek)バトル・レポート(AAR)

1944年6月7日 フランス ノルマンディー ノルマンディー上陸作戦後、第501パラシュート連隊はサン・コム・ドュ・モンを攻撃したが予想外に強い抵抗に遭い落ちそうになかった。 アメリカ軍は戦車部隊の支援を頼み、再度攻勢をかけるのだった。 追加されるルー…

配置や作戦を考えさせられる好シナリオ! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ44 突破への前奏曲」(Prelude to Breakout)バトル・レポート(AAR)

1944/07/07 ノルマンディー・ヴィル・エ・タウート運河 アメリカ軍第30師団第120連隊が運河を渡って突破をはかる。 導入されるルールは172.運河だ。 ターン数は、9ターンだ。 勝利条件は第4盤の建物ヘクスを8個以上支配するとアメリカ軍の勝利だ。 目次 ■初…

レニングラード完全占領は難しい SPI『レニングラード攻防戦』(Leningrad)バトル・レポート(AAR)

目次 ■初期配置 ■第1ターン(1941/06/22-06/28) ■第2ターン(1941/06/29-07/05) ■第3ターン(1941/07/06-07/12) ■第4ターン(1941/07/13-07/19) ■第5ターン(1941/07/20-07/26) ■第6ターン(1941/07/27-08/02) ■第7ターン(1941/08/03-08/09) ■第8ターン(1941/08/10…

小さな地図盤だが展開が最高に面白いシナリオだ! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ43 コンマーシャイトの戦闘」(Action At Kommerscheidt)バトル・レポート(AAR)

1944年11月4日、ドイツ、コンマーシャイト。ジークフリート線内に進入したアメリカ軍だがドイツ軍の反撃によりシュミットの町を奪回された。 その勢いでドイツ軍は小さな村コンマーシャイトを奪還しようとした。 導入されるルールは171.連合軍の戦闘爆撃機 …

AH『G.I.勝利への礎』(G.I. Anvil of Victory)「シナリオ42 ラインの橋頭堡」(Bridgehead on the Rhine)バトル・レポート(AAR)

1945/03/24 ドイツ シュペルドロップ 1945/03/23夜間、連合軍第21軍集団がライン川渡河を開始した。 第79特殊機甲師団第4王室戦車連隊と第51ハイランド師団の第154旅団ブラックウォッチ連隊第1大隊がシュペルドロップ村はずれで包囲されてしまった。 その包…

MMP ASL『Beyond Valor』第3版 コンポーネント紹介

Advanced Squad Leader(ASL)シリーズ第一作のMMP『Beyond Valor』(第3版)を入手したのでご紹介する。 第2版だとヒストリカル・モジュールの『Red Barricade』が付属したようだが、第3版はそれがなくなったということだ。 タイトル『Beyond Valor』は、『勇気…

ティーゲル戦車恐るべし AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ41 ティーゲルへの強打」(Swatting At Tigers)バトル・レポート(AAR)

1943/07/11 南部シチリア ピァッツォ分水嶺 米軍第505空挺連隊のギャヴィン大佐の部隊は予定降下地点から20から60マイル(32kmから96km)も離れた地点に降下した。(そんなに離れた所に降下したら私なら嫌になるなぁ) 兵を集めながらギャヴィン大佐が進むと、ヘ…

アメリカ軍は西岸に渡れるか? AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ40 ドルノットの水位標」(The Dornot Watermark)バトル・レポート(AAR)

1944/09/10 ドイツ ドルノット メッツ攻防戦がなかなか進展しない。 補給切れとなったアメリカ軍は、ドルノットでモーゼル川西岸に、とうとう撤退することにした。 追加ルールは164.装備の所有 165.水泳だ。 勝利条件はアメリカ軍が18個の分隊または指揮官を…

連合軍がアントワープは確保したが・・・ K2P『ドイツ戦車軍団』(ダンケルク)バトルレポート(AAP)

K2P『ドイツ戦車軍団』(ダンケルク)を久しぶりにプレイしてみた。 本ブログで確認すると、約1年と少しぶりだ。 本記事の末尾に、本ブログでとりあげた本ゲーム関連記事をまとめておいた。 目次 ■初期配置 ■第1ターン(1940/05/14-15) ■第2ターン(1940/05/16-1…

激しい射撃戦の末結果は? AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ39 ボルジ・トゥームの橋への掃討戦」(Sweep for Bordg Toum Bridge)バトル・レポート(AAR)

AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)シナリオ39 ボルジ・トゥームの橋への掃討戦(Sweep for Bordg Toum Bridge)をプレイしてみた。 1942/12/10 チュニジア 追加ルールは162.山岳地形と163.発展した砲撃の選択ルールだ。 ターン数:8 勝利条件は6Y6-7…

レニングラード陥落か!? SPI『レニングラード攻防戦』(Leningrad)バトル・レポート(AAR)その2

前回、ルールをいくつか適用し忘れたのでそこに注意して再プレイする。 前回へのリンクはこちら 目次 ■初期配置 ■第1ターン(1941/06/22-28) ■第2ターン(1941/06/29-07/05) ■第3ターン(1941/07/06-07/12) ■第4ターン(1941/07/13-07/19) ■第5ターン(1941/07/20…

建物の激しい奪い合い AH 『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ38工場」(The Factory)バトル・レポート(AAR)

1944/02/11 中部イタリア、アプリア居留地 ドイツ軍が確保したアプリア居留地にある工場をめぐる戦いだ。 追加されたルールは160.墓場、161.要塞化だ。 ターン数は8。ドイツ軍が増援投入すると10ターンに増える。 勝利条件は第2レベルの建物10ヘクス中6個を…

レニングラードは陥落するか? SPI『レニングラード攻防戦』(Leningrad)バトル・レポート(AAR)

初めて買ったSPIゲームがこの『レニングラード攻防戦』(Leningrad)だった。 ハリソン・E・ソールズベリーの『攻防900日』(ハヤカワ文庫)も読んだので愛着のあるゲームだ。 ドイツ軍の進撃が速いが、次第にソ連軍が守りを固めてなかなかドイツ軍が勝てなかっ…

まさかのヒーロー戦死! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ37名誉勲章」(Medal of Honor)バトル・レポート(AAR)

1944/09/21オランダ、ナイメーヘン マーケット・ガーデン作戦でナイメーヘンの橋をめぐるアメリカ軍第504パラシュート歩兵連隊C中隊とドイツ軍SS装甲擲弾兵訓練大隊と予備大隊の戦いだ。 HJ『マーケット・ガーデン作戦』だと6014と6015をめぐる戦いだ。 アメ…

ギリギリの展開が楽しめる好シナリオ! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ36ヴァイセンホーフの十字路」(Weissenhof CrossRoads)バトル・レポート(AAR)

1944/12/16、ラインの守り作戦が始まった。いわゆるバルジの戦いだ。 このシナリオは、ヴァイセンホーフ(Weissenhof)をめぐるアメリカ軍第106歩兵師団第424歩兵連隊に対するドイツ軍第62国民擲弾兵師団第190連隊との戦いだ。 3W『Hitler's Last Gamble』のマ…

ヴィシー・フランス軍の悲哀 AH 『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)シナリオ35「フランス軍は戦うことに決めた」(The French Decide to Fight)バトルレポート(AAR)

モロッコに米軍が上陸し、モロッコのヴィシー・フランス軍と戦うことになった。ドイツ軍が登場しないシナリオだ。 導入されるルールは150.航空観測、151.切り通し道路、152.滑走路、153.降伏、154.ブッシュ(やぶ)、155.建物のバリエーション 勝利条件は、9タ…

ソ連軍最終ターンまで頑張ったがやはりドイツ軍完勝! 『北方軍集団最初の危機』(First Crisis at Army Group North) (その3) AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)

AH『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)で、 『タクテクス』(TACTICS)第13号(1984/01)に掲載されていたオリジンズ・トーナメント・シナリオをプレイしてみた。1982年(毎年夏に行われるアメリカ最大のコンベンション)のトーナメントの1回戦に使われたシナ…

ヴァルクホーフ塔をめぐる大激戦! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「シナリオ34ナイメーヘンの橋におけるクライマックス」(Climax At Nijmegen Bridge)バトル・レポート(AAR)

AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)のシナリオ34をプレイしてみた。 舞台はマーケット・ガーデン作戦のナイメーヘン橋周辺。 勝利条件は橋に照準線が通じる5ヘクス以内の建物にドイツ軍の戦闘可能分隊がいなければ連合軍の勝利だ。 目次 ■初期配置 …

今回は米軍勝利! AH『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)「Aachen's Pall」バトル・レポート(AAR)その2

『戦闘指揮官』(Squad Leader)のシナリオP 『Aachen's Pall』を『G.I.勝利への礎』(G.I.Anvil of Victory)ルールとユニットでプレイしてみた。これが2回目だ。 前回はギリギリでドイツ軍が勝利した。 前回へのリンクはこちらだ。 haruichiban0707.hatenablog…