Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

イギリス軍楽勝に見えたが意外と辛勝 IED『ドイツ戦車軍団』(コンパス作戦)バトル・レポート(AAR)

ちょっとしたスキマ時間ができた時は、ユニット数が少なくルールが簡単なこのゲームだ。

 

 

 

初期配置(艦砲射撃後)

 イギリス軍の艦砲射撃が始まった。dr6(ダイス1個を振り6の目が出たこと)でイタリア軍の海岸にいる4ユニットが混乱状態になった。(ルール3.1(1)(2)より)

 2405の第1リビア師団第1連隊(2-4)、2204の第1リビア師団第2連隊(2-4)とシディ・バラニ(1702)の第4CCNN師団第250連隊(2-4)と1703の第4CCNN師団第270連隊(2-4)が混乱状態になった。


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第1ターン(1940/12/09午前)

 イギリス軍は2910から2912の東部からは、第7機甲師団SP、第7機甲連隊、第4インド師団第16連隊が、2316, 2415, 2515の南東部からは、第7機甲師団第4機甲連隊と第21機甲偵察大隊と第4インド師団第5インド連隊と第11インド連隊が侵入する。

 2403、2204を包囲した。

 2204(上の写真の青丸)の戦闘は攻撃力4+4+2+2=12、防御力2x2(陣地)=4で、戦闘比が12:4=3:1だ。dr4で結果はDR2だ。イタリア軍は2ヘクス退却だが、ルール9.5(3)により、EZOC、敵軍ユニットと同じヘクス、マップ外へは退却できないので、第1リビア師団第2連隊(2-4)が潰滅した。第7機甲師団SP連隊の2ユニット(2-8)が追撃して2204に入る。第7機甲師団第7機甲連隊の2ユニット(4-12)が2204=>2105と追撃する。ルール9.6(3)により、戦車は2ヘクス追撃可能だからだ。これでポイント90(2005)にいるイタリア軍第2リビア師団第3連隊(2-4)にプレッシャーをかける。マストアタック(隣接している敵を攻撃する義務がある)ならば1:4の不利な戦闘比で戦わなければいけないが、本ゲームはメイアタック(ルール9.0(2)より隣接する敵を攻撃するのは任意)なので、攻撃義務はないが、プレッシャーではある。
 2403(上の写真の赤丸)の戦闘は攻撃力が1+4+5=10、防御力が2x2(陣地)=4、戦闘比は10:4=2:1だ。dr6で結果はDR3だ。イタリア軍第1リビア師団第1連隊(2-4)は退却不能で潰滅した。イギリス軍第XIII軍団第7RT機甲大隊(5-8)が2403=>2304と追撃した。

 1014(上の写真の黄色い丸)の戦闘は、攻撃力1+4+4=9、防御力1x2(陣地)=2で、戦闘比は9:2=4:1だ。dr2で結果はDR1だ。イタリア軍第XXI機甲大隊(1-8)が0915に退却して混乱状態になった。イギリス軍第7機甲師団第4機甲連隊の2ユニット(4-12)が1014=>0914に追撃する。

 
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 イタリア軍は所々破れているが、戦線を張る。

 

 シディ・バラニ(1702)、1703、0915の3ユニットが回復して表になった。

 

第2ターン(1940/12/09午後)

 イギリス軍第7機甲師団はシディ・バラニ(1702)攻略に向けて前進する。

 第4インド師団は0814の崖から平地への抜け道目指して前進する。

 

 

 0915の戦闘(上の写真の紫色の円)は、攻撃力が1+2=3、防御力が1で戦闘比は3:1だ。dr6で結果はDR4だ。イタリア軍第XXI機甲大隊は退却不能により除去された。イギリス軍第21騎兵大隊(1-14)が追撃する。

 0814の戦闘(上の写真の黄緑色の円)は、攻撃力が4+4+4=12、防御力が3x2(陣地)=6で戦闘比は2:1だ。dr1でEXだ。ルール9.4(4)により、イタリア軍第64歩兵師団第141連隊(3-4)が除去され、イギリス軍は第7機甲師団第4機甲連隊第7H大隊(4-12)を除去した。残った第7機甲師団第4機甲連隊の2ユニットが0814=>0715と追撃したいが、ルール9.4(4)によると「残ったユニットは退却も追撃も行いません。」とあるので移動できない。

 

 トゥマー(1706)(上の写真の黄色の円)の戦闘は、攻撃力が4+2=6、防御力が1x2(陣地)=2で戦闘比は6:2=3:1だ。dr5で結果はDR3だ。イタリア軍第XXI機甲大隊は退却不能のため潰滅した。イギリス軍第7機甲師団第7機甲連隊第3H大隊(4-12)が1706=>1605と追撃した。イギリス軍第4インド師団第16連隊第2Leic大隊(2-6)がトゥマー(1706)に追撃した。

 ポイント90(2005)(上の写真の赤色の円)の戦闘は、攻撃力が2+2+2+2+4=12、防御力が2x2(陣地)=4で戦闘比は3:1だ。dr3で結果はDR1だ。イタリア軍第2リビア師団第3連隊(2-4)は退却不能のため退却不能のため、潰滅した。第7機甲師団第7機甲連隊第8機甲大隊(4-12)が2005=>1905と追撃する。第4インド師団第16連隊第1Qns大隊が2005に追撃する。

 1703(上の写真の青色の円)の戦闘は、攻撃力5+4+1=10、防御力2x2(陣地)=4で戦闘比は2:1だ。dr1で結果はEXだ。イタリア軍第4CCNN師団第270連隊(2-4)とイギリス軍第7機甲師団第11H機甲偵察大隊(1-14)が潰滅した。


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 1906のイタリア軍第2リビア師団第4連隊(2-4)は完全包囲され孤立している。

 シディ・バラニ(1702)が包囲殲滅されるのも時間の問題だ。

 イタリア軍は戦線を大きく後退させる。

 ニベイワ(1509)には第XXI機甲大隊(2-8)をわざと残す。ノドに刺さった骨のようにイギリス軍にプレッシャーをかける。

 

第3ターン(1940/12/10午前)

 イギリス軍は、このターン中に、シディ・バラニ(1702)の攻略と南部のイタリア軍防衛戦の突破を図りたい。

 南部では、0813-0814の抜け道を通って、0613へ回り込んで0614の側面から攻撃を仕掛ける。(下の写真の赤い丸)

 北部では、シディ・バラニ(1702)と1906の第2リビア師団第4連隊(2-4)を包囲した。(下の写真の青い丸と黄色い丸)

 0614の戦闘(上の写真の赤い丸)では、攻撃力が4+4+2+2=12、防御力が1x2(陣地)=2で戦闘比は12:2=6:1だ。67%の確率でイタリア軍は潰滅するが、33%の確率で生き延びる。dr2で結果はDR4だ。第XX機甲大隊は、0215へ退却して混乱状態になった。イギリス軍第7機甲師団第4機甲連隊の2ユニット(4-12)が0614=>0515と追撃して、0616のイタリア軍第64師団第142連隊(3-4)をEZOCで包囲した。

 

 シディ・バラニ(1702)の戦闘(上の写真の青い丸)は、攻撃力が5+4+2=11、防御力が2で戦闘比は11:2=5:1だ。退却不能なのでどのイタリア軍の潰滅可能性は100%だ。dr4で結果はDR4だ。イタリア軍第4CCNN師団第250連隊(2-4)は退却不能のため潰滅した。イギリス軍第7機甲師団SP自動車化歩兵大隊(2-8)がシディ・バラニ(1702)に追撃し1VPを獲得した。

 

 1906の戦闘(上の写真の黄色い丸)の戦闘は、攻撃力4+4+2+2+2+2=16、防御力2x2(陣地)=4で戦闘比は4:1だ。83%の確率でイタリア軍は潰滅するが、17%の確率でEXとなり両軍1ユニットずつ失う。dr2で結果はDR1だ。イタリア軍第2リビア師団第4連隊(2-4)は退却不能のため潰滅した。

 第4インド師団第16連隊第1ASH大隊(2-6)と第1Qns大隊(2-6)が追撃した。


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 イタリア軍は残り8ユニット19戦力だ。イギリス軍は19ユニット50戦力だ。しかし、勝利得点ヘクスはまだシディ・バラニ(1702)しか奪われていない。なかなかうまく守れている。

 勝利得点ヘクスを守るよう、3か所に防衛線を張ることにする。

 

 

 

第4ターン(1940/12/10午後)

 現時点で、イギリス軍はシディ・バラニ(1702)を占領しており1VP。イタリア軍は残り3か所の勝利条件ヘクスを支配しているので5VPにイギリス軍2ユニットを除去したので1VPで合計6VPだから、イタリア軍の勝利になる。

 イギリス軍は第7機甲師団が0115を占領し2VPを獲得する。

 0614-0613の抜け道を通って0107を目指して移動力の高い第7機甲師団第4機甲連隊第6RT(4-12)と第4インド師団第21騎兵大隊(1-14)が前進する。

 0616は脚の遅い歩兵部隊がイタリア軍第64師団第142連隊(3-4)を完全包囲する。

 0904に向けて第7機甲師団と第4インド師団が殺到する。

 

 0215(上の写真の赤丸)の戦闘は、攻撃力4+2=6、防御力1で戦闘比は6:1だ。dr4で結果はDEでイタリア軍第XX機甲大隊(1-8)が潰滅した。イギリス軍第7機甲師団第4機甲連隊第2RT大隊(4-12)が0215=>0315と追撃した。

 0616の戦闘(上の写真の青丸)は、攻撃力が2+2+2+2+2+2=12、防御力3x2(陣地)=6で戦闘比は2:1だ。50%の確率でイタリア軍が潰滅し、33%の確率でイギリス軍が後退し、17%の確率でEXだ。dr5で結果はDR2だ。イタリア軍第64師団第142連隊(3-4)は降伏して除去された。イギリス軍第4インド師団Selby連隊第3CGD自動車化歩兵大隊(2-8)と第11インド連隊第2QCH大隊(2-6)が追撃した。

 0208の戦闘(上の写真の黄緑色の丸)は、攻撃力4+1=5、防御力2で戦闘比は5:2=2:1だ。50%の確率でイタリア軍は退却不能で潰滅するが、33%の確率でイギリス軍が退却し17%の確率でEXだ。dr6で結果はDR3だ。イタリア軍Male師団第6自動車化歩兵連隊(2-6)が潰滅した。イギリス軍は0208=>0207と追撃した。

 0906の戦闘(上の写真の紫色)は、攻撃力が4+4+4=12、防御力が2で戦闘比は12:2=6:1だ。イタリア軍は33%の確率で生き残る。dr4で結果はDEでイタリア軍第XXI機甲大隊が潰滅した。イギリス軍第7機甲師団第7機甲連隊第8H大隊が0906=>0905と追撃した。これで1104の退却路がなくなった。イギリス軍第7機甲師団の残り2ユニット(4-12)が0906=>0805と追撃した。

 最後に1104の戦闘(上の写真の黄色の丸)は、攻撃力が5+2+2=9、防御力が2で戦闘比は9:2=4:1だ。退却不能なので、83%の確率でイタリア軍は潰滅し17%の確率でEXだ。dr1で結果はEXだ。イタリア軍第1CCNN師団第219連隊(2-4)が潰滅し、イギリス軍は第7機甲師団SP自動車化歩兵連隊第2大隊(2-8)が潰滅した。


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 イタリア軍は残りはわずか4ユニット11戦力だ。イギリス軍は18ユニット48戦力だ。しかし、勝利得点ヘクスはシディ・バラニ(1702)と0115で3VPだ。イタリア軍は勝利条件ヘクスを0107と0904を確保しているので3VPだ。またイギリス軍3ユニットを除去しているので、3x0.5=1.5=1(ルール4.2により切り捨て)だ。イタリア軍4VP、イギリス軍3VPなので、このままならイタリア軍の勝利だ。

 イタリア軍は0107に兵力を集めて防御力6にする。(下の写真の黄色い丸)

 0904(下の写真の赤丸)にも集めたいが、 1105(下の写真の青丸)の部隊はEZOCに囲まれていて移動不可能だ。

 

 

第5ターン(最終ターン)(1940/12/11午前)

 いよいよ最終ターンだ。

 現時点で、勝利得点は、イタリア軍が4VP、イギリス軍が3VPで、このままならイタリア軍の勝利だ。

 イギリス軍のVP内訳:シディ・バラニ(1702)1VPと0115の2VP

 イタリア軍のVP内訳:0107の2VPと0904の1VP

  イギリス軍3ユニットを除去しているので、3x0.5=1.5=1(ルール4.2により切り捨て)だ。

 イギリス軍は0904(下の写真の青丸)と0107(下の写真の赤丸)の両方を包囲して勝利を狙う。

  1105(下の写真の黄緑色の丸)は、包囲だけして戦闘はしないでイタリア軍の移動を封じる。

 

 戦闘をどうするかは慎重に考えないといけない。ルール9.1(6)により、戦闘を宣言したら、実施しないといけない。

 

 0107の戦闘(上の写真の赤丸)は、攻撃力4+4+4+4+1+4=21、防御力3+3=6で戦闘比は21:6=3:1だ。

 17%の確率でEXとなり、イタリア軍は4VPとなり、ルール4.0でイタリア軍の勝利となる。

 17%の確率でイギリス軍が退却する。

 66%の確率でイタリア軍は退却不能で潰滅し、ここの2VPがイギリス軍のものになればイギリス軍の勝利だ。

 イギリス軍は83%の確率で勝利の幅が広がるが、17%の確率で敗北の可能性がある。

 

 0904の戦闘(上の写真の青丸)は、攻撃力2+2+5=9、防御力2で9:2=4:1だ。包囲されているので、イタリア軍は83%の確率で全滅する。17%の確率でEXとなり、EXの場合、ルール9.4(4)によると追撃ができないので、イタリア軍がこの勝利条件ヘクスを維持するので、イタリア軍の勝利となる。

 

 イギリス軍は0904の戦闘だけでは勝利がおぼつかない。0904と0107の両方での戦闘を宣言する。

 

 0904の戦闘(上の写真の青丸)は、攻撃力2+2+5=9、防御力2で9:2=4:1だ。包囲されているので、イタリア軍は83%の確率で全滅する。17%の確率でEXとなり、EXの場合、ルール9.4(4)によると追撃ができないので、イタリア軍がこの勝利条件ヘクスを維持できる。dr5で結果はDR4でイタリア軍第1CCNN師団だい233連隊(2-4)は退却不能で潰滅した。イギリス軍第4インド師団第16連隊(2-6)の1ユニットが0904を占領した。

 

 これで、イギリス軍は4VP、イタリア軍は3VPとなり、イギリス軍は勝利となった。

 

 0107の戦闘はしなくてもいいが、戦闘宣言してしまったからルール9.1(6)に則り、やらねければならない。

 0107の戦闘(上の写真の赤丸)は、攻撃力4+4+4+4+1+4=21、防御力3+3=6で戦闘比は21:6=3:1だ。

 17%の確率でEXとなり、イタリア軍は4VPとなり、ルール4.0でイタリア軍の勝利となる。17%の確率でイギリス軍が退却する。66%の確率でイタリア軍は退却不能で潰滅し、ここの2VPがイギリス軍のものになればイギリス軍の勝利だ。

 イギリス軍は83%の確率で勝利の幅が広がるが、17%の確率で敗北の可能性がある。

 

 drは6だ。結果はDR4でイタリア軍は退却不能で潰滅した!!

 

 イギリス軍は追撃して0107を占領し、6VPだ。

 

 イタリア軍はイギリス軍を1ユニット仮に潰滅させても2VPのため勝利の可能性がないのでここで投了とする。


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勝利条件の確認

 

4.1拠点の占領

イタリア軍 なし 0VP

イギリス軍 0107, 0115, 0904, 1702 6VP

 

4.2敵軍ユニットの壊滅

イタリア軍 3ユニットx0.5VP=1.5=>切り捨て=>1VP

 

イタリア軍 1VP

イギリス軍 6VP

 

イギリス軍がイタリア軍よりVPが多いのでイギリス軍勝利!!

 

感想

 イギリス軍楽勝と思えたが、イタリア軍が戦線を作って意外と健闘した。

 第4ターンにイギリス軍が勝負を賭けた戦いのダイスの出目がよかったし、最終第5ターンでも0107の戦闘でのdrが1や2だったらわからなかった。

 イタリア軍はイギリス軍に包囲されて退却不能による損害が多かったのが敗因だろう。もう少しうまく戦線を張って包囲されないようにできたら、勝利の可能性が広がったと思う。

 

このゲームでは、両軍とも、勝利条件ヘクスへどう部隊を振り分けるか、を考えるのが面白い。

 

またちょっとした時間が空いた時にプレイしてみたい。