Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ASL Starter Kit Scenario S17 A RIDGE TOO FARを 日本語に訳してみた

 

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MMP『ASL Starter Kit』(ASLSK#4)のScenario S17 A RIDGE TOO FARのシナリオカードを日本語訳してみた。

 

シナリオカードは、下記にあるMMP社のダウンロードサイトからダウンロードした。

 

https://mmpgamers.com/support/aslsk/ASLSK_S17.pdf

 

 

タイトルの日本語は『遠すぎた峰』と言ったところだ。

 

A Grove of ASLには下記リンクに和訳がある。

 

Scenarios/S/17 A Ridge Too Far - A grove of ASL

 

DG『D-Day Quad』でAmfrevilleはヘクス1242内の左上の辺りだ。

ちなみにPegasus Bridgeは、ヘクス1241と1341の間の橋だ。


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今回登場するドイツ軍第346歩兵師団とイギリス軍第1特殊作戦旅団のユニットは次のとおりだ。


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ここからシナリオカード本体の訳始まりだ。

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シナリオ・デザイン:NJ ヒックマン(NJ Hickman)

 

1944年6月8日、フランス、アムフレヴィユ: Dデイに、第1特務作戦旅団はH+90にソード・ビーチに砲火を浴びながら上陸した。そして、ブヌヴィルのオルヌ川橋(ペガサス橋)を渡り、海岸堡のはるか東側で反撃に対する防衛境界線を確立した。この地域の防衛の中心は、平坦な海岸線を上下に見渡せる低い尾根に位置するアムフレヴィルの町であった。D+2日の朝、ランヴィルからサレネラスへ北上し、バス・ド・ブレヴィルへ西上する道路の分岐点を防衛していた第6部隊は、後方の道路を上ってくる部隊を目撃した。第6部隊は上陸作戦で大きな打撃を受けており、重火器小隊の分遣隊によって補強されてはいたが、戦力は著しく不足していた。ジョン・オルダーソン中尉は待ちきれずに攻撃を開始し、接近するドイツ軍を側面からとらえて後方に追い込むつもりだった。

 

地図盤:

 地図盤w, xを使用する。(ヘクス列A-Pのみ使用する)

ゲームバランス:
 ドイツ軍:英軍の勝利条件を11VP以上にする。
 イギリス軍:2個の2-4-8HSを追加する。

ターン記録表:
 6ターン
 ドイツ軍が先に配置 イギリス軍が先に移動

勝利条件:

 イギリス軍は、ゲーム終了時にK列及びK列より東の盤上に、9VP以上の部隊を持っていると勝利する。分隊と操作班は2VP、HSは1VP、指揮官は1VPだが、マイナスの指揮能力値がそのままプラスのVPとして足される。つまり9-2指揮官は3VPとなる。

 

戦闘序列:

ドイツ軍
 第346歩兵師団の一部[ELR:2] 

 地図盤xのへクス列B以東に最初に配置する。

 MMCは同じヘクスに1つしか配置できない。

 また、MMC同士を隣接させて配置することもできない。

  4-6-7 x 6

  4-4-7 x 6

  8-1 x 1

  8-0 x 1

  7-0 x 1

  MMG x 1

  LMG x 3
   

イギリス軍

 第1特殊作戦旅団、第3コマンド連隊、第6部隊の一部[ELR:5]

 地図wのヘクス列B以西に2番目に配置

  6-4-8 x 4

  4-5-8 x 4

  2-2-8 x 1

  9-2 x 1

  9-1 x 1

  8-1 x 1

  MMG x 1

  LMG x 4

  51mmMTR(軽迫撃砲) x 1

  76mmMTR x 1

特別ルール:
 1. すべての木ヘクスを非固有の果樹園とみなす。(実際の木のイラストにかかった分だけが、+1の妨害を持つ)。

 2. すべての英軍分隊は自動火器ボーナスを持つ。英軍のエリートと第一線分隊は畏縮しない。

 

結末:
  1944年の初期には、コマンドーは部隊ごとに支給されるブレン・ガンの数をほぼ2倍に増やし、コマンドー部隊の2倍の規模を持つ通常歩兵中隊と同等の火力を持つようになった。この余分な火力は、この日、消耗したコマンドー部隊が少なくとも1個中隊を相手にしたときに本領を発揮した。オルダーソンの狙い通り、彼らの積極性は人数の少なさを覆い隠した。ドイツ軍は まさか攻撃されるとは思っていなかったため、大敗を喫した。ドイツ軍は死傷者60名、さらに45名が捕虜となった。一方、第6部隊は1名が戦死し、7名が負傷した。