
ちょっとしたスキマ時間ができた時は、ユニット数が少なくルールが簡単なこのゲームだ。
- 初期配置(艦砲射撃前)
- 初期配置(艦砲射撃後)
- 第1ターン(1940/12/09午前)
- 第2ターン(1940/12/09午後)
- 第3ターン(1940/12/10午前)
- 第4ターン(1940/12/10午後)
- 第5ターン(最終ターン)(1940/12/11午前)
- 勝利条件の確認
- 感想
初期配置(艦砲射撃前)

初期配置(艦砲射撃後)
イギリス軍の艦砲射撃だ。
ヘクス1703の第4CCNN師団第270歩兵連隊(2-4)、ヘクス2204の第1リビア師団第2連隊(2-4)、ヘクス2403の第1リビア師団第1旅団(2-4)が、混乱状態になった。

第1ターン(1940/12/09午前)
イギリス軍は、第7機甲師団第4機甲旅団と、第4インド師団第11インド旅団、第16旅団主力の部隊が、地図盤東端から、第7機甲師団第7機甲旅団、第4インド師団第5インド旅団が、南東端から進入する。
東端から進入する部隊は、海岸道路を通って、シディバラニ(1702)攻略後、西進する。こちらは、青支隊だ。
南東から進入する部隊は、内陸部の小道を通って、ソファイフィ(0614)を攻略後、北上する部隊と、西進する部隊に、分かれて進撃する。こちらは、赤支隊だ。
正面攻撃と南部迂回を併用する作戦だ。

イギリス軍移動手順終了時

ヘクス2403で、艦砲射撃で混乱状態だった第1リビア師団第1連隊(2-4)が包囲され降伏した。
ヘクス2204でも、艦砲射撃で士気阻喪し混乱状態だった第1リビア師団第2連隊(2-4)が包囲され降伏した。

「敵は、海岸道路沿いと、内陸部の小道沿いの両方から接近してきています。」パスタ・ダイスキーノ参謀(架空の人物です)が、グラツィアーニに報告した。
「何~っ!?攻めてきたのか!?海岸道路沿いは、今は、各拠点にこもって、戦え!!南は、ヘクス列10xxに前進して、敵の進撃を食い止めろ!」イタリア軍指揮官のグラツィアーニが、命じた。

第2ターン(1940/12/09午後)
イギリス軍青支隊は、海岸道路沿いの拠点突破を目指してヘクス1906, 2103に攻撃を仕掛ける。赤支隊は、ヘクス1014の拠点を攻撃する。

ヘクス2103のイタリア軍第20戦車大隊(1-8)が潰滅した。ヘクス1906では第2リビア師団第4歩兵連隊(2-4)が、大きくヘクス1704まで後退した。
ヘクス1014では、第21戦車大隊(1-8)が潰滅した。

「海岸通り沿いの拠点を失いました。ポイント90(ヘクス2005)が包囲されました。南部でもヘクス1014の拠点で、味方が降伏しました。」ピッツァ・オイシーヨ参謀(架空の人物です)がグラツィアーニに報告した。
「気にするな。これも作戦のうちだ。敵は、正面から前進してきている。これで時間稼ぎできれば、勝利は、我がイタリア軍にある。」とグラツィアーニはほくそ笑んだ。
「南部では、第64師団第142連隊(3-4)をヘクス0616の拠点まで下げろ。第64師団第141連隊(3-4)は、現在地を死守せよ。」グラツィアーニが、命じる。
「はっ!そのように伝えます。」
「そして海岸通り沿いは、現地点で各拠点を死守せよ。」
「え?それでいいんですか?」
「いいんだ。時間が我が軍の味方だ。」グラツィアーニは、ニヤリと笑う。

第3ターン(1940/12/10午前)
「赤支隊は、南部の残敵を殲滅せよ。海岸通り沿いでは、青支隊は、シディ・バラニ(1702)攻略に向けて前進だ。」ヘンリー・メイトランド・ウィルソン中将が命じた。
イギリス軍は、1:1や2:1の低戦闘比でも、積極的に戦闘に出る。

ヘクス1802で、イタリア軍第XXI戦車大隊(1-8)が潰滅した。
ポイント90(2005)で、イタリア軍第2リビア師団第3歩兵連隊(2-4)が全滅した。
トゥマー(1706)で、イタリア軍第XXI戦車大隊(2-8)が、ヘクス1605に後退した。
南部では、ヘクス0814の拠点にこもっていた第141歩兵連隊(3-4)がヘクス0813に後退した。崖越しにはZOCが及ばないので、ここには退却できるのだ。

「南部では、ヘクス0115の勝利条件拠点を守る事が不可能です。」スリ・タクサンイ・テ・キヲツケーテ参謀(架空の人物です)がグラツィアーニに報告した。
「う~む。仕方ない。ヘクス0614の拠点にこもって、敵が崖を北上するのを防ぐ蓋になれ」グラツィアーニが命じた。
「北部は、敵が正面からシディ・バラニ(1702)を攻撃してくれているし、ポイント90(2005)で時間稼ぎできたので、勝利条件拠点が、危機にさらされていません。」
「そうだろう。ワシが言った通りだろう。このまま、あと2ターン、時間を稼ぐのだ。そうすれば、こちらの勝利が固い。」グラツィアーニが、ほくそ笑む。

第4ターン(1940/12/10午後)
「まだ、勝利条件拠点を1個も占領できていません。」スコッチ・ウィスキー参謀(架空の人物です)が、ウィルソン中将に報告した。
「う~~む。正面攻撃がまずかったか・・・」ウィルソン中将がうめく。
「赤支隊はヘクス0115の拠点を、このターンには取れるのは確実です。」
「うむ。連絡線が引けなければ、拠点を占領しているとはいえないからな。ヘクス0904の連絡線を遮断するようにするのだ。シディ・バラニ(1702)は、占領を目指すのだ。」ウィルソン中将が、苦しそうに命じた。
イギリス軍が、ヘクス0115の拠点を占領した。

南部では、ヘクス0614、0813をイギリス軍第7機甲師団第7機甲旅団が突破した!!
北部では、ヘクス1605で、イタリア軍第XXI戦車大隊(2-8)が潰滅した。
ヘクス1703を守っていた第4CCNN師団第270歩兵連隊(2-4)がヘクス1403まで後退した。
シディ・バラニ(1702)を守っていた第4CCNN師団第250歩兵連隊(2-4)がヘクス1601へ後退した。イギリス軍第7機甲師団が、シディ・バラニ(1702)を攻略した。

「ヘクス0115の勝利条件拠点と、シディ・バラニ(1702)が陥落しました!!」カプチーノ・オイシーヨ参謀(架空の人物です)が、グラツィアーニの司令部に慌てふためいて飛び込んだ。
「何~っ!?」グラツィアーニが驚愕した。
「これで敵は、3VPです。我が軍も3VPです。」
「何だ。このまま同点なら我が軍の勝利だ。天は我に味方しているぞ。」グラツィアーニが笑う。
「えっ!?そうなんですけど、ヤバいのは変わらないのでは?」部下が驚く。
「大丈夫だ。第1CCNN師団第219歩兵連隊(2-4)を、ヘクス1303から後退させて、ヘクス0904の拠点に入れろ。空いたヘクス1303には、第2リビア師団第4歩兵連隊(2-4)をヘクス1602から後退させて入れろ。ヘクス0605の第63師団第157歩兵連隊(3-4)を、ヘクス0805に移動させて拠点0904を守れ。」
「しかし、ヘクス0605、0608、0910、1109、1107、1306、1604、1602に、敵がいると、EZOCによって、イタリア軍補給源まで連絡線が引けなくなって、ヘクス0904は、確保していても、イタリア軍はVPを得られません。」
「そんなに包囲できないだろう。まぁ、いいや。ヘクス1509のMale師団第6自動車化歩兵連隊(2-6)を、ヘクス1110に移動させて、敵が包囲できないようにしろ。」グラツィアーニが命じた。

第5ターン(最終ターン)(1940/12/11午前)
いよいよ、最終ターンだ。
「いよいよ、補給が限界に来ています。今日、1940年12月11日の、午前中で、攻勢限界を迎えます。」ネスコ・スコットランド補給参謀(架空の人物です)が、険しい表情で、ウィルソン中将に報告した。
「そうか。今の勝利条件の状況は?」ウィルソン中将が部下に質問した。
「シディ・バラニ(1702)の拠点で1VP、ヘクス0115の拠点で2VPで、我が軍が3VPです。対するイタリア軍は、ヘクス0107の拠点とヘクス0904の拠点で3VPで、同点です。同点だと、イタリア軍の勝利だと、命令書、いやルールブックp.2の4.0 勝利条件に書いてあります。」
「何としても、ヘクス0904の連絡線を断たないいけないな。赤支隊の機甲部隊は、全速力で北上して、ヘクス0605の拠点を確保せよ。青支隊は、西進して、敵を包囲するのだ。ヘクス1110の敵は邪魔だから包囲殲滅しろ。」ウィルソン中将が、冷静に命じた。

ヘクス1110の戦闘は、イタリア軍Male師団第6自動車化歩兵連隊(2-6)が潰滅した。
ヘクス1601の戦闘で、第4CCNN師団第25歩兵連隊(2-4)が降伏した。

「5個連隊が、完全に包囲されました!!」イタリア軍ワイン・ノンデルーヨ参謀(架空の人物です)が、グラツィアーニに報告した。
「何~っ!?」グラツィアーニの顔色が青ざめた。「もしかして、敵がVPで勝るのか?」
「はい。ヘクス0904は、連絡線を確保できないので、このままだと、我が軍は、ヘクス0107の2VP、敵は、シディ・バラニ(1702)とヘクス0115で3VPですので、敵の勝利です。」
「シディ・バラニ(1702)やヘクス0115は、空っぽだ。到達できる移動力ある部隊はいないのか?」グラツィアーニが、パスタ・ダイスキーノ参謀に聞く。
「我が軍の歩兵連隊は、移動力が4しかなくて、とても届きません。」パスタ・ダイスキーノ参謀が答えた。
「包囲網突破のためには、全力で戦闘を挑むしかないな。敵を包囲攻撃できる場所はあるか?」グラツィアーニが、カプチーノ・オイシーヨ参謀にきいた。
「ヘクス1608のMale師団第5連隊(3-4)が外から、包囲環内部から4個連隊で、ヘクス1306やヘクス1505を攻撃できます。敵の戦力は4ですから、3:1で、包囲できます。」カプチーノ・オイシーヨ参謀が答えた。
「3:1だと、ダイスの目が2以外は、EX(激戦)やDR(防御側退却)だな。つまり5/6、83%の確率で、勝利だな!よし!そこで、包囲環を突破して、連絡線を通して、同点にして、勝利するのだ!」グラツィアーニが命じた。
グラツィアーニの頭の中に、下の写真の赤い点線のように補給源まで連絡線が通じた図が、浮かんだ。

「はっ!了解しました!」参謀達が、命令書起草に走った。

だが、戦闘の結果は、非情にも、わずか16.7%の確率の2!!攻撃したイタリア軍が退却した!!

イギリス軍のZOCが、ヘクス0906を完全に包囲しており、イタリア軍の連絡線が封じられている。

勝利条件の確認
4.1拠点の占領
イタリア軍 0107 2VP
イギリス軍 0115, 1702 3VP
4.2敵軍ユニットの壊滅
イタリア軍 0ユニット 0VP
イタリア軍 2VP
イギリス軍 3VP
イギリス軍の方がVPが多いためイギリス軍勝利!!
感想
序盤は、イタリア軍が、時間を味方にして、楽勝かと思った。正面からシディ・バラニ(1702)を攻撃していては、時間がかかってしまい、勝利条件拠点をなかなか占領できなかったからだ。
しかし、ダイス運がよかったこともあり、イギリス軍は、第4ターンに、シディ・バラニ(1702)とヘクス0115を攻略し、様相が変わった。
結果的には、イギリス軍が勝利したが、ダイス運次第で、局面は全く変わったものになっただろう。
確率から見ると、正面からシディ・バラニ(1702)を攻撃するのは、分が悪いのは確かだ。
南部の、ニベイワ(ヘクス1509, 1608)やポイント90(ヘクス2005)やトゥマー(ヘクス1706)から、シディ・バラニ(1702)を目指した方が、機動力を活かせていいと思う。
史実でイギリス軍が楽勝だったが、ゲームでは、不意を突かれないので、イギリス軍が勝利するのは中々難しい。本ゲームは、いろいろな作戦を試せて面白い。
また、何度もプレイしてみたい。