前回、ソ連軍のモラルが0になってしまったので、今回は、ソ連軍のモラルが下がらないような戦い方をしようと思う。
初期配置
第1ターン(1939/07/03)
ハルハ河西岸を南下する日本軍は地図盤西端からソ連軍増援が来るのを防ぐために部隊を残しながら南下する。
2203でソ連軍第9A第1装甲車部隊退却、混乱。モラル-1
757高地(2605)でソ連軍第9A第3自動車化歩兵大隊退却。モラル-1。同高地日本軍占領。
752高地(2404)でソ連軍第9A第2装甲車部隊壊滅。モラル-1。同高地日本軍占領。
モラルは日本軍25対ソ連軍23
第2ターン(1939/07/04-05)
1110で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍戦車部隊退却、混乱。モラル-1
1309で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍戦車部隊退却、混乱。モラル-2
2506でソ連軍第9A第3自動車化歩兵大隊壊滅。モラル-1
2104でソ連軍第9A第1装甲車部隊壊滅。モラル-2
2306でソ連軍第149/36第2自動車化歩兵大隊退却。モラル0
モラルは日本軍25対ソ連軍18
第3ターン(1939/07/06-14)
1210で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍戦車部隊退却。モラル-1
1310で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍第212空挺連隊退却。モラル-2
バル高地(2609)でソ連軍第149/36第3自動車化歩兵大隊壊滅。モラル-2。同高地日本軍占領。
731高地(2004)でソ連軍第149/36第1自動車化歩兵大隊壊滅。モラル-2。同高地日本軍占領。
モラルは日本軍25対ソ連軍12
第4ターン(1939/07/15-30)
1411で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍戦車部隊退却。モラル-2
1311で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍戦車部隊退却。モラル-1
2309でソ連軍第11T第3戦車部隊壊滅。モラル-1。日本軍は新工兵橋北岸占領。
バル西高地(2009)でソ連軍第11T第4自動車化歩兵大隊、第149/36第2自動車化歩兵大隊壊滅。モラル-1。同高地日本軍占領。
ソ連軍は1510-1611の橋の連絡線を遮断する。
ソ連軍は日本軍を包囲する。
補給ポイント不足なので攻撃ができない。
高地はソ連軍5対日本軍5なので両軍モラル上昇なし。
モラルは日本軍25対ソ連軍7
第5ターン(1939/08/01-19)
1412で日本軍オーバーラン攻撃でC両軍損害なし
1312で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍戦車部隊退却、混乱。モラル-2
1008で日本軍オーバーラン攻撃で攻撃側モラル判定。モラル-1
1710で、ソ連軍第212空挺連隊壊滅。モラル-7。モラルダウンのサイコロの目が大きい！！ソ連軍モラル0！！
3412にソ連軍オーバーラン攻撃で日本軍第MK第1騎兵大隊退却。モラル-1
ソ連軍バル高地(2609)奪還
1411でC両軍損害なし
1311で日本軍死守宣言。日本軍第26/7第1自動車化歩兵大隊、ソ連軍第57第127狙撃兵連隊ステップロス。
高地はソ連軍5対日本軍5なので両軍モラル上昇なし。
モラルは日本軍22対ソ連軍0
ゲーム上はここでソ連軍のモラルが0なので日本軍勝利！！
だが、このまま継続してみる。
第6ターン(1939/08/20-22)
1711でソ連軍第7A第1,2装甲車部隊、第3自動車化歩兵大隊壊滅。
高地はソ連軍3対日本軍7なので日本軍モラル1上昇。
モラルは日本軍23対ソ連軍0
第7ターン(1939/08/23-25)
1411で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍戦車部隊退却、混乱。
1311で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍戦車部隊退却、混乱。
1106で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍騎兵部隊退却、混乱。
2807で日本軍オーバーラン攻撃でソ連軍第57装甲車部隊壊滅、日本軍第27/7第1歩兵大隊ステップロス。日本軍モラル0
クイ高地(1813)でC両軍損害なし
ソ連軍があちこちで、ようやく反撃開始だ。
3212で日本軍第8第1守備隊壊滅。モラル-1
2712で満州軍第MK第1騎兵大隊壊滅。モラル-1
1311で日本軍退却、混乱。
1106で日本軍第72/23第1歩兵大隊壊滅。モラル0
高地はソ連軍4対日本軍6なので日本軍モラル1上昇。
モラルは日本軍22対ソ連軍0
第8ターン(最終ターン)(1939/08/26-31)
2209で、ソ連軍第5MG第3自動車化歩兵大隊壊滅。日本軍第27/7第2大隊ステップロス。
モラル0
780高地(3614)で日本軍第8Ito守備隊壊滅。モラル-1。ソ連軍同高地占領。
1711で日本軍死守宣言。日本軍第71/23第1歩兵大隊ステップロス。モラル0
1611で日本軍死守宣言。日本軍第26/7第2大隊ステップロス。ソ連軍8A第1装甲車部隊壊滅。日本軍モラル-1
1103でC両軍損害なし
モラルは日本軍18対ソ連軍1
日本軍の勝利
感想
ソ連軍は前半、耐えないといけない。
だが、補給ポイントで増援するか反撃に使うか迷う。
モラル低下にも苦しむ。
日本軍は少ない兵力で川又(1612)やサドンデス勝利を目指してコマツ台地を目指すことになるがあちこちからソ連軍増援が来るので防御も考えておかないといけない。
本誌にあるとおり、史実を知っている後世のプレイヤーは、史実通りの戦い方はしないだろう。
そのため、勝利条件で史実に近い作戦をとるようにプレイヤーを仕向けている。
デザイナーはなかなか大変なものだ。
だが、その結果、当時の両軍のジレンマを、簡単なルールで、うまく表現した好ゲームになっていると思う。
