サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成した。
改修版シナリオのバトル・レポート(AAR)第2弾だ。
1942年2月20日未明のバリ島沖海戦第二次合戦をテーマにした。
果たしてどうなるだろうか?
■第二次合戦初期配置
地図盤左側にはバリ島が右側にはレンボンガン島があるため、この細い盤上が戦場になる。
■第1ターン(1942/02/20 0300)
朝潮も大潮も「敵艦発見!3時の方向5000m!アメリカ駆逐艦クレムソン級4隻です!」の見張り員からの報告だ。
朝潮、大潮の艦長から「雷撃戦用意!」の命令が下達された。
「魚雷発射!」
スチュワートに魚雷1本命中!スチュワートの艦速が15ノットに低下!
パロットに魚雷2本命中!パロットは轟沈した!
連合軍はまだ日本軍を視認できていない。パロットが沈没したので、どこかに日本軍がいることはわかっているため、煙幕を展張する。
ピルズベリーやトロンプが独行艦のため、右に回頭した。
スチュワートの放った魚雷が大潮に命中!!
大潮の艦速が15ノットに低下!舵機が故障し回頭不能になった。
ピルズベリーの放った魚雷は朝潮には外れた。
連合軍の保護水準値は残り7
日本軍の保護水準値は残り17だ。
■第2ターン(1942/02/20 0306)
エドワーズとピルズベリーに命中弾!
ピルズベリーの方位盤破壊!!
至近距離の乱打戦になった。
大潮にも命中弾
「南西方面に新手の敵艦発見!トロンプの模様!距離7000m!」日本軍が砲撃するトロンプを発見した。
スチュワートが右舷の魚雷を発射!
「距離1000m!発射!」
6本の雷跡が大潮に直進する。
そのうち1本が命中!大爆発を起こして大潮が沈没した!
ピルズベリーは右舷の魚雷3本を発射したが外れた!
連合軍の保護水準値(PL)は残り2点
日本軍の保護水準値(PL)は残り10点
■第3ターン(1942/02/20 0312)
朝潮の砲撃がスチュワートに命中した。
エドワーズが右舷に残った最後の魚雷3本を発射したが、3本の雷跡を朝潮はかわした。
連合軍の保護水準値(PL)が0になった。
日本軍の保護水準値は9だ。
■勝利条件の確認
連合軍の保護水準値(PL)は0になったため、日本軍の勝利!!
■感想
戦力から見ると、日本軍が苦戦するかと思ったが、今回も、日本軍の勝利だ。
日本軍はパロットを撃沈し、スチュワートを中破、エドワーズとピルズベリーを小破させた。
深夜の乱撃戦の雰囲気が出ているかと思う。
バリ島沖海戦キャンペーン・シナリオも作ろうとすると、前の海戦で消耗した魚雷をどうするか、考えないといけない。