サンセット・ゲームズ社『聯合艦隊』(Fleet Battles)用の自作シナリオを作成した。
シナリオはこちらだ。
https://haruichiban0707.hatenablog.com/entry/2023/07/26/190000
1942年2月20日未明のバリ島沖海戦第4次合戦をテーマにした。
この戦いのバトル・レポート(AAR)だ。
といえば聞こえがいいが、実際は、テスト・プレイだ。
果たしてどうなるだろうか？
■初期配置
地図盤左側にはバリ島が右側にはレンボンガン島があるため、この細い盤上が戦場になる。
■第1ターン(1942/02/20 0340)
オランダ軍軽巡トロンプ、アメリカ軍駆逐艦4隻が並行する大潮、朝潮、満潮、荒潮に砲撃し、大潮、朝潮、満潮に1発ずつ命中した。
大潮がトロンプを砲撃し通信室に命中し火災が発生した。
荒潮の砲撃がスチュワートに命中。
大潮の放った魚雷がトロンプをとらえた！
トロンプは轟沈した！！
朝潮の放った魚雷はピルズベリーに3本命中！しかしそのうち2本が不発だ。
満潮の雷撃がエドワーズに3本命中！しかし1本が不発だった。
残った2本の大爆発でエドワーズ轟沈！！
荒潮の魚雷がスチュワートに1本命中した。しかし、不発だった。
ピルズベリーは何とか機関を修理して速度を上げられるようになった。
大潮の砲撃でピルズベリーに命中弾だ。
満潮の砲撃でパロットに命中弾だ。
通信室から火災発生。
荒潮の砲撃でスチュワートの主砲も大きな被害が出た。
ピルズベリーの放った魚雷3本のうち1本が荒潮に命中した。
荒潮の機関が半分停止した。
「速度は最高15ノットしか出ません！」
日本軍は大潮1W、朝潮1W、満潮1W、荒潮3Pの損害で6点
PLは20-6=14
連合軍はスチュワート2W、パロット2W、エドワーズ沈没、ピルズベリー2W1P、トロンプ沈没で37点
PLは10-37=-27
連合軍はのPLを0より小さくしたので、日本軍の勝利だ。
勝利とはいえ、日本軍必殺の酸素魚雷が3本も不発だったことは、聯合艦隊でも大問題となった。
■感想
戦力から見ると、日本軍が苦戦するかと思ったが、今回も、日本軍の勝利だ。
日本軍は駆逐艦3隻小破、1隻中破、連合軍は軽巡1隻駆逐艦1隻沈没、駆逐艦1隻中破、2隻小破だ。
日本軍は史実以上の勝利だ。
これはゲームのシナリオとしては失敗だ。
第1ターンのダイス運で決まってしまう。
初期配置の距離が近すぎるので、視認距離より少し離した方がいいだろう。
初期配置を変更してまた何度かプレイしてみて調整してみたいと思う。
