Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

『ASL Starter Kit #4』太平洋戦線ルールメモその4 アメリカ海兵隊編

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Advanced Squad Leader Starter Kit #4(ASLSK4)ではいよいよ日本軍が登場する。

ASLSK4の日本語訳は、A grove of ASLにも見当たらなかったので、自分で訳してみて、ルールをまとめてみた。

war.game.coocan.jp

ASLSK4の8.0 Pacific Theaterのうち8.4 U. S. Marine Corps & Early U. S. Armyと7.13 Open-Topped (OT)の部分をまとめたものだ。

訳については、保証しない。

誤訳や解釈の違いがあるかもしれないので、原文をよく読んでプレイしてほしい。

目次

 

8.4 米軍海兵隊と初期米軍

 アメリ海兵隊のMMCは、エリートアメリカ軍ユニットと異なる戦力だが、アメリカ軍指揮官と兵器を通常通り使用できる。
統制状態7-6-8分隊は初期配置時(増援含む)に、3-4-8半個分隊(HS)に展開できる。また、アメリカ軍回復フェイズ(RPh)に、NTC(2.0)に成功することで、すべての回復試行(3.1b)直後の唯一の行動としてアメリカ軍RPh に展開できる。

 

 ASLSKで半個分隊への展開や統合ルールがなかったのでシンプルだと思っていたが、ここで登場してきた。

 

8.4.1 3-4-8半個分隊(HS)

 3-4-8は6-6-8と7-6-8分隊の半個分隊(HS)である。

統制状態指揮官と同じヘクスにいる2個の統制状態3-4-8HSは、OBに7-6-8分隊がある場合、アメリカ軍RPh の間、単独行動として、すべての増援を配置した直後(3.1a)に7-6-8に統合できる。

 

8.4.2 襲撃(レイダー)分隊と空挺(パラマリーン)分隊

 U.S.M.C.襲撃分隊/HS(5-5-8/2-3-8)は、カウンター上の海兵隊記章の周りに丸印が描かれている。
統制状態襲撃分隊MMCは不意打ちdrm-1を受ける。
空挺分隊/HS(5-5-8/2-3-8)は、カウンター上の海兵隊記章の周りの円とパラシュートマークの両方が描かれている。

 

8.4.3 初期のアメリカ陸軍

 米軍の4-4-7/3-3-6分隊とそのHSは、42年6月以前の日本軍と戦った、後方部隊やひどく混乱した米陸軍部隊や、フィリピン偵察部隊以外のフィリピン陸軍部隊を表すのに使われる。

 

7.13 上部開放型車両

 白い背景の上に印刷されたAFVは、上部開放型(OT)AFV(例:M8装甲車)であり、BU、衝撃(Shock)、麻痺(Stun)カウンター下にない限りCE状態でである。
BU状態の時、上部開放型車両は、射撃できない (例外:車体機銃/火炎放射器) 。そして、上部開放型車両は地域射撃タイプ(7.11)による歩兵射撃表(IFT) DRで-1 DRMを受け、白兵戦攻撃で-2 DRMを受ける。
BU状態の操作班は、同一へクスからの射撃(3.2.2.1と7.7)に脆弱で、通常のCE DRMを適用する。
火炎放射器による破壊ナンバーは、2倍になる(もし、CE状態かつ上部開放型車両の場合、3倍になる)。

 

 これでASLSK#4で項目レベルで追加されたルールについては訳した。

 あとはExampleを見ながら動かしてみてルール訳の間違いがないか確認したい。

 これで太平洋戦線を舞台にしたASLSKシナリオをプレイできそうだ。とても楽しみだ。