Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

ソ連軍3個軍を撃破したが引き分け SP『ハリコフ大戦車戦』バトル・レポート(AAR)


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SP『ハリコフ大戦車戦』は、SSシリーズの第19作目だ。

 

 

■ゲーム概要

 

デザイナーは山崎雅弘氏だ。

1943年2月1日から3月17日のいわゆる「マンシュタインのバックハンド・ブロー」といわれる「第三次ハリコフ会戦」を再現したウォーゲームだ。

 

ゲームスケールは1ターン5日、1ヘクス18kmだ。

1ユニット=1個師団

ユニット数はドイツ軍31、ソ連軍40個の合計71個だ。

 

手順は、次の通りで、特色は、ソ連軍移動フェイズと攻撃フェイズの間にドイツ軍対応フェイズが入ることだ。

 補給フェイズ

 ソ連軍移動フェイズ

 ドイツ軍対応フェイズ

 ソ連軍攻撃フェイズ

 ドイツ軍移動フェイズ

 ドイツ軍攻撃フェイズ

 ターン更新フェイズ

 

スタッキング不可

敵ZOCからの離脱は追加移動力の消費なしで可能だ。ただしZOCからZOCへの移動は不可能だ。

戦闘は隣接している敵ユニットとの戦闘必須のマストアタックだ。

戦闘結果表は戦闘比で、DEが登場するのは、5:1以上の戦闘比だ。

ルールは9ページ、5ページのヒストリカルノートがついている。

勝利条件は、勝利ポイント(VP)が多い方が勝利する。

ソ連軍は、ドイツ軍補給基地ユニット除去10VP、ドイツ軍ユニット1個除去すると1VPを獲得する。

ドイツ軍はソ連軍ユニット1個除去すると1VP、自軍占領下の都市1つにつき5VPを獲得する。

 

■初期配置

初期配置は指定されている。


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■第1ターン(1943/02/01-02/05)

ソ連軍が前進を開始した。


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ドイツ軍第298、168歩兵師団が壊滅した。


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ドイツ軍は部隊を維持しつつ後退する。
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■第2ターン(1943/02/06 -02/10)

ソ連軍はスターリンの命令一下、一気に前進する。


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ドイツ軍GD装甲師団が壊滅した。

クルスクのドイツ軍補給基地ユニットが除去され、クルスクをソ連軍が占領した。


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ドイツ軍は兵力を温存して後退する。


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■第3ターン(1943/02/11-02/15)

ソ連軍は遮二無二前進する。


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南部でドイツ軍第333歩兵師団が壊滅した。

ドイツ軍WIK装甲師団がソ連軍2個師団を撃退した。

ソ連軍第1親衛軍の狙撃兵軍団が壊滅した。

ドイツ軍LAH、DR装甲師団が壊滅した。


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北部で4個師団に包囲されたドイツ軍第57歩兵師団は17%の確率でソ連軍を撃退できたが、奮闘空しく壊滅した。


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■第4ターン(1943/02/16-02/20)

このターンから[7-5]ソ連軍機動補給チェックが始まる。

ソ連軍戦車軍団について、ダイスを1個振り、1-3だと補給下、4-6だと非補給下になる。

 

前回の反省を忘れてソ連軍はまたも司令部を無防備な状態にしてしまった。

すかさずドイツ軍が反撃する。

 

ソ連軍がハリコフを包囲した。


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南部でドイツ軍WIK装甲師団が壊滅した。

南部でソ連軍第1親衛軍の狙撃兵軍団が壊滅した。

ドイツ軍第320歩兵師団が壊滅した。

ハリコフでドイツ軍補給基地ユニット除去され、ハリコフをソ連軍が占領した。

北部ではドイツ軍第75歩兵師団が壊滅した。


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ドイツ軍がソ連軍第1親衛軍司令部を攻撃する。
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ソ連軍第1親衛軍司令部は壊滅し、グズネツォフ大将が戦死した。
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■第5ターン(1943/02/21-02/25)

ソ連軍の戦車軍団の補給が途切れ始めた。

ソ連軍はハリコフ周辺では攻勢をかけながら、北部では戦線を張り防衛に努める。

南部は動きが鈍くなった。


下の写真で南部の2-1は1-2の誤りだ。
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中部でドイツ軍第88歩兵師団が壊滅した。

 

南部の1-2の不利な戦闘比での戦闘は、ソ連軍がドイツ軍を撃退した。


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ドイツ軍が南部で反撃に出る。
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南部のソ連軍は壊滅しなかったが、ドイツ軍に包囲されて非補給下になってしまった。


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■第6ターン(1943/02/26-03/02)

ソ連軍の全戦車部隊が非補給下になってしまった!!


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ソ連軍第10、第4親衛戦車軍団、第6親衛狙撃兵軍団が壊滅した。

第1親衛軍は全滅し、ポポフ中将率いる正面軍機動集団も残り2個軍団になってしまった。


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スターリノを守り切ったドイツ軍の本格的な反撃が始まった。
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正面軍機動集団司令部が壊滅し、ポポフ中将も戦死した。

第3戦車軍団も壊滅した。

しかし、第15親衛狙撃兵軍団や第6軍の狙撃兵軍団は、ドイツ軍の攻勢を撃退した。


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■第7ターン(1943/03/03-03/07)(雪どけ)

現時点でソ連軍は31VP、ドイツ軍は23VPだ。

ドイツ軍の勝利のためには、ハリコフ奪還か、ソ連軍部隊のさらなる撃破が必要だ。

 

ソ連軍はクルスク西方からハリコフ西方にかけて南北の戦線を張る。

第69軍を南下あさせて、ハリコフから東にかけて戦線を張ろうとする。


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ソ連軍第18戦車軍団が壊滅した。

ドイツ軍第11装甲師団が壊滅した。


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ドイツ軍は南部でソ連軍第6軍を攻撃する。
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ソ連軍第6軍の狙撃兵軍団、第15親衛狙撃兵軍団、第1親衛、第2戦車軍団が壊滅した。


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■第8ターン(1943/03/08-03/12)(雪どけ)

現時点でソ連軍は32VP、ドイツ軍は32VPで同点だ!

ソ連軍第6軍が後退するが、ドイツ軍がそれに対応してついてくる。


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ソ連軍第6軍第1親衛騎兵軍団が壊滅した。


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ドイツ軍がソ連軍第6軍を追撃する。



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ソ連軍第3戦車軍第6親衛騎兵軍団が壊滅した。

ソ連軍第6軍司令部が壊滅し、ハリトノフ中将も戦死した。

ソ連軍第6軍第4親衛狙撃兵軍団は孤軍奮闘してドイツ軍を撃退した。


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■第9ターン(1943/03/13-03/17)(雪どけ)(最終ターン)

いよいよ最終ターンだ。

ソ連軍はハリコフを守り切れそうだ。

雪どけのせいでドイツ軍の進撃速度が鈍っているからだ。


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ついにソ連軍第6軍第4親衛狙撃兵軍団も壊滅した。


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■勝利条件の確認

[9-1]ソ連軍の勝利ポイント

[1]除去したドイツ軍補給基地ユニット2個x10VP=20VP

[2]補給基地ユニット以外の除去したドイツ軍ユニット12個x1VP=12VP

合計32VP

 

[9-2]ドイツ軍の勝利ポイント

[1]除去したソ連軍ユニット17個x1VP=17VP

[2]自軍占領下都市3個x5VP=15VP

合計32VP

 

ソ連軍32VP、ドイツ軍32VPで、同点のため引き分けだ

 

■感想

 シンプルなルールで流動的な戦いになり、とても面白いゲームだ。

 ソ連軍の3個軍を撃破したが、引き分けに終わってしまった。

 ハリコフを奪還できなかったし、ソ連軍部隊を南部以外では撃破できなかった。

 ドイツ軍が中部やハリコフ周辺でソ連軍に圧力をかけることができなかった。ソ連軍はハリコフを奪取し、南西に向けて前進すればいいが、ドイツ軍の動きはなかなか難しい。

 

 このゲームは簡単なルールで第三次ハリコフ会戦を再現している好ゲームだと思う。

 

 また何度でもプレイしてみたい。