Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

TAC043『コルスン包囲戦』(KORSUN)エラッタ

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タクテクス』(TACTICS)誌第43号(1987/06)の付録ゲーム『コルスン包囲戦』(KORSUN)のルールブックを読んでいて、いくつか誤りを見つけたので、まとめておく。

 

タクテクス』(TACTICS)誌にエラッタは出ていなかったので、当時の人達はどうしていたのだろうか?

 

【1】エラッタ

SPI『Four Battles of Army Group South』(KORSUN)の英文ルールブックを確認すると、誤訳があったため、下記のように修正するべきだ。

 

ルールブック

 

[19.23]

誤: ソ連軍とドイツ軍の全部隊は、小川の「ヘックスの辺」を横切るために、余分に2移動ポイントを使用しなければなりません。

正:ソ連軍とドイツ軍の全部隊は、大河の「ヘックスの辺」を横切るために、余分に2移動ポイントを使用しなければなりません。

 

[10.4]地形影響表

これに伴い、[10.4]地形影響表の大河の移動コスト

誤:枢軸軍:+3 ソ連軍:+2

正:枢軸軍:+2 ソ連軍:+2

 

[19.24]

誤:ソ連軍とドイツ軍の全部隊は、大河の「ヘックスの辺」を横切るために、余分に1移動ポイントを使用しなければなりません。

正:ソ連軍とドイツ軍の全部隊は、小川の「ヘックスの辺」を横切るために、余分に1移動ポイントを使用しなければなりません。

 

[10.4]地形影響表

これに伴い、[10.4]地形影響表の小川の移動コスト

誤:枢軸軍:+2 ソ連軍:+1

正:枢軸軍:+1 ソ連軍:+1

 

[22.1]遅滞行動

誤:敵軍支配下のヘクス内の部隊で一番大きいものだけを残して、

正:敵軍支配下のヘクス内の部隊で最低1ユニットだけを残して、

 

[22.24]

誤:これらのゲームターン中に、遅滞行動を行うことができません。

正:これらのゲームターン中に、遅滞行動を行うことができます。

 

[26.1]

誤:ソ連軍増援部隊は、次の計画表に従って、登場地域AかL

正:ソ連軍増援部隊は、次の計画表に従って、登場地域KかL

 

[26.1]ソ連軍増援部隊 第5ターン

配置後の残余ユニットから。

誤:登場地域K内:

 親衛狙撃兵師団1個

 親衛寄稿旅団3個

 親衛自動車化狙撃兵旅団3個

 機甲軍団1個

正:登場地域K内:

 親衛狙撃兵師団1個

 親衛機甲旅団1個

 親衛自動車化狙撃兵旅団3個

 機甲軍団3個