『タクテクス』(TACTICS)誌第43号(1987/06)の付録ゲーム『コルスン包囲戦』(KORSUN)のルールブックを読んでいて、いくつか誤りを見つけたので、まとめておく。
『タクテクス』(TACTICS)誌にエラッタは出ていなかったので、当時の人達はどうしていたのだろうか?
【1】エラッタ
SPI『Four Battles of Army Group South』(KORSUN)の英文ルールブックを確認すると、誤訳があったため、下記のように修正するべきだ。
ルールブック
[19.23]
誤: ソ連軍とドイツ軍の全部隊は、小川の「ヘックスの辺」を横切るために、余分に2移動ポイントを使用しなければなりません。
正:ソ連軍とドイツ軍の全部隊は、大河の「ヘックスの辺」を横切るために、余分に2移動ポイントを使用しなければなりません。
[10.4]地形影響表
これに伴い、[10.4]地形影響表の大河の移動コスト
誤:枢軸軍:+3 ソ連軍:+2
正:枢軸軍:+2 ソ連軍:+2
[19.24]
誤:ソ連軍とドイツ軍の全部隊は、大河の「ヘックスの辺」を横切るために、余分に1移動ポイントを使用しなければなりません。
正:ソ連軍とドイツ軍の全部隊は、小川の「ヘックスの辺」を横切るために、余分に1移動ポイントを使用しなければなりません。
[10.4]地形影響表
これに伴い、[10.4]地形影響表の小川の移動コスト
誤:枢軸軍:+2 ソ連軍:+1
正:枢軸軍:+1 ソ連軍:+1
[22.1]遅滞行動
誤:敵軍支配下のヘクス内の部隊で一番大きいものだけを残して、
正:敵軍支配下のヘクス内の部隊で最低1ユニットだけを残して、
[22.24]
誤:これらのゲームターン中に、遅滞行動を行うことができません。
正:これらのゲームターン中に、遅滞行動を行うことができます。
[26.1]
誤:ソ連軍増援部隊は、次の計画表に従って、登場地域AかL
正:ソ連軍増援部隊は、次の計画表に従って、登場地域KかL
[26.1]ソ連軍増援部隊 第5ターン
配置後の残余ユニットから。
誤:登場地域K内:
親衛狙撃兵師団1個
親衛寄稿旅団3個
親衛自動車化狙撃兵旅団3個
機甲軍団1個
正:登場地域K内:
親衛狙撃兵師団1個
親衛機甲旅団1個
親衛自動車化狙撃兵旅団3個
機甲軍団3個