同人会 ルーデンス・ファベル(Ludens-faber)さんの戦国フォリオシリーズ①『山崎の戦い』をルールも明確になったので、再度、ソロ・プレイしてみた。
なお、山崎の戦いは天正10年6月13日に戦われたが、こちらの『和暦から西暦変換(年月日)』サイトによると、現在の西暦に直すと、1582年7月2日になるので、本ブログのカテゴリーは9_天正10.06.13と9_1582.07.02としている。
【0】初期配置
【1】第1ターン(1582/06/13 16:00)
天王山には部隊を向けない。
羽柴軍も円明寺川に向かう。
【2】第2ターン(1582/06/13 16:30)
明智軍が羽柴軍がまとまる前に戦端を開いた。各個撃破するのが狙いだ。
羽柴軍は明智軍の攻撃を予期していた。
十分に準備して迎撃した。
【3】第3ターン(1582/06/13 17:00)
明智軍が羽柴軍に襲いかかる。
羽柴軍が前進する。
中川隊、加藤隊、堀尾隊、堀隊が大混乱だ。
後続して渡河する部隊がいないと孤立してかなり危険な状態だが、勇猛果敢に池田恒興が渡河した。
池田恒興が突出したことで他の池田隊への連絡線が切断された。
他の池田隊は移動力が半減し、射撃できず、戦闘力が半減だ。
【4】第4ターン(1582/06/13 17:30)
明智光秀自身が動いた!
明智隊の連絡線が切れないように光秀はこの位置に移動した。
池田恒興隊が激しい銃撃を浴びて混乱状態になった。
高山隊が混乱状態になり、後退した。
明智隊による池田恒興隊への攻撃は目立った戦果を上げなかった。
阿閉隊、明智茂朝隊が後退した。
津田隊が混乱状態になり、後退した。
池田隊が戦闘後前進する。
池田恒興隊が混乱から回復できない!
天王山(0406)を羽柴軍が占領した。
これで明智軍は32戦力減で士気阻喪になる。
現時点で両軍とも損害ゼロだ。
羽柴軍が前進する。
神戸隊、丹羽隊が渋滞に巻き込まれて思うように前進できない。
御牧隊、明智光秀隊、村上清国隊が混乱状態になった。
中川隊がついに円明寺川を渡河した!
「池田恒興殿、討ち死に~!」突出し孤立していた池田恒興がついに力尽きた。
「中村一氏殿、木村重茲殿、討ち死に~!」
羽柴軍の損害が16戦力になった。
池田恒興が戦死したので池田隊6隊が撤退を開始する。
【5】第5ターン(1582/06/13 18:00)
明智光秀隊が回復できない。
光秀がかなり動揺している。
明智軍は高山重友隊と孤立している池田隊を各個撃破しようとする。
津田隊と明智隊が後退したすきを突いて羽柴隊が円明寺川を渡河した!
明智軍による池田隊掃討に失敗した。
羽柴軍の中川隊、加藤隊、堀隊、堀尾隊が一斉に突進する。
「諏訪盛直殿、御牧兼顕殿討ち死に~」明智光秀のもとに伝令が伝えにきた。
「並河易家殿、伊勢貞興殿、藤田行政殿討ち死に~」あいついで宿将たちの死が明智光秀に伝えられた。
明智軍の戦線は崩壊した。このままでは包囲され全滅する恐れがある。
羽柴軍の損害は16戦力
明智軍の損害は12戦力
【6】第6ターン(1582/06/13 18:30)
明智軍は小畑川に向けて後退する。
羽柴軍が続々と円明寺川を渡河する。
「斎藤利三殿、柴田勝定殿、見事な切腹でした~!」明智光秀の目に涙が光った。
阿閉貞秀隊、明智茂朝隊が神戸隊を撃退した。
羽柴軍の損害は16戦力
明智軍の損害は20戦力
【7】第7ターン (1582/06/13 19:00)(最終ターン)
いよいよ最終ターンだ。
羽柴軍は勝利のためにはあと12戦力壊滅させなければいけない。
明智軍は小畑川に向けて後退する。
羽柴軍最後の攻撃だ。
阿閉貞秀討ち死に!
明智茂朝が混乱状態になったがうまく小畑川を渡河して撤退した。
羽柴軍の攻撃は明智軍の巧みな防御で撃退された。
羽柴軍の損害は16戦力
明智軍の損害は24戦力
夜陰に紛れて明智軍は撤退していった。
明智光秀は落ち武者狩りに遭わず居城に逃げ切った。しかし兵力が少ないが領民の協力もあり籠城戦に耐え、羽柴と明智は和睦に至った。
【8】勝利条件の確認
両軍とも士気阻喪しなかったので明智軍の勝利だ。
【9】感想
今回、明智軍は徹底的に川で防衛線を張った。天王山に兵力を裂かず、戦闘後前進せずに完全に防御に徹した。
羽柴軍は攻めあぐねてしまい、焦った池田恒興が戦闘後前進で前進し、敵中に孤立し討ち取られてしまった。
そのため羽柴軍の次に戦力が大きな池田隊が退却することになり、羽柴軍の戦力が大きく減少した。
武将との間で連絡線を確保しながら固まって前進しないといけない。そこが戦国時代らしい雰囲気を出している。
ダイスを降る回数が多いが合戦の混乱と激しさが伝わってくる。
他にもシリーズがいくつかあるのでそれぞれプレイしてみたい。