『ビジュアル図解 連合艦隊全作戦記録』宝島社(2013/08/16)を読んでいたら「ツラギ沖海戦」が昭和17年5月4日に戦われたことが書いてあった。
初めて聞いた海戦だったので、自作シナリオを作成してみた。
こちらが自作シナリオについてのブログ記事だ。
こちらがオリジナルシナリオのPDFファイルだ。
【0】初期配置
【1】第3ターン(1942/05/04 0600)
このゲームは第3ターン開始で第9ターン終了だ。
日本軍はツラギ上陸準備に入る。
アメリカ軍はF4F18機(2ユニット)とSBD18機(2ユニット)の発艦準備に入る。
日本軍機動部隊が近くにいるらしいので、F4F2ユニットを必ず発艦準備に配置しないといけない。
日本軍の輸送船2ユニットがツラギ(1904)にいるので日本軍に勝利ポイント4が入った。
【2】第4ターン(1942/05/04 0730)
アメリカ軍はツラギ上陸部隊に向けて攻撃隊を発艦させた。
アメリカ軍SBDが日本軍駆逐隊(実際には駆逐艦菊月、夕月と、敷設艦沖島と特設駆潜艇第3利丸)に襲いかかる。F4Fは輸送船に機銃掃射する。実際にはF4Fの攻撃はゲーム上の戦果を上げない。
駆逐艦菊月、夕月の対空砲火はSBDに損害を与えなかった。
SBDの攻撃のダイスは2+2=4だ。損害は4だ!!
駆逐艦菊月、夕月の2隻が沈没した!!
敷設艦沖島と特設駆潜艇第3利丸に襲いかかったSBDは、対空砲火をかいくぐり、爆弾を正確に命中させてこの2隻を沈めた。
日本軍の輸送船2ユニットがツラギ(1904)にいるので日本軍に勝利ポイント4が入り合計8ポイントとなった。
アメリカ軍は駆逐艦2ユニットを撃沈したので戦術ポイント2だ。
【3】第5ターン(1942/05/04 0900)
アメリカ軍はツラギにSBD18機(2ユニット)を送り出した。
アメリカ軍は輸送船吾妻山丸と高栄丸に襲いかかる。
近くにいる第1掃海特務艇と第2掃海特務艇がSBDを砲撃しダイスの目修整+1となった。
SBDの攻撃のダイスは4+2[3.43]+1(対空砲火)=7
損害1のため小破だ!
アメリカ軍SBDが第1掃海特務艇と第2掃海特務艇にも襲いかかる。
対空砲火は効果なしだ。
SBDの爆撃は外れた!!
日本軍の輸送船2ユニットがツラギ(1904)にいるので日本軍に勝利ポイント4が入り合計12ポイントとなった。
アメリカ軍は戦術ポイント2のままだ。
日本軍の勝利ポイントが10を超えたので日本軍の勝利になるが、このまま続ける。
【4】第6ターン(1942/05/04 1030)
アメリカ軍はSBD18機(2ユニット)をツラギ上陸部隊への攻撃に向かわせた。
アメリカ軍SBDが第1掃海特務艇と第2掃海特務艇にも襲いかかる。
対空砲火は効果なしだ。
SBDの爆撃のダイスは4+2=6だ。
損害は2で、第2掃海特務艇が沈没した。
これで日本軍の対空砲火が0になった。
アメリカ軍は輸送船吾妻山丸と高栄丸に襲いかかる。
攻撃のダイスは2+2=4
損害は4だ。
2隻の輸送船が沈没した。
日本軍の輸送船1ユニットがツラギ(1904)にいるので日本軍に勝利ポイント2が入り合計14ポイントとなった。
アメリカ軍は駆逐艦(実際は掃海特務艇)0.5ユニットを撃沈したので戦術ポイント2.5だ。
【5】第7ターン(1942/05/04 1200)
アメリカ軍のSBDが輸送船を攻撃する。
ダイスは1+2=3で損害5で日本軍輸送船が壊滅した。
続いてSBDが第1掃海特務艇を攻撃する。
ダイスは6+2=8で効果なしだ。
TBDが第1掃海特務艇を攻撃する。
ダイスは2+2=4で効果なしだ。
ツラギ(1904)にいる日本軍の輸送船が0になったので日本軍の勝利ポイントは合計14ポイントのままだ。
アメリカ軍は戦術ポイント2.5のままだ。
これ以上プレイしても意義がないのでここで終了とする。
【8】勝敗の確認
アメリカ軍が日本軍駆逐艦2.5ユニット、輸送船2ユニットを撃沈し、勝利条件の2.5ユニット以上を撃沈した。
日本軍は合計14ポイントを獲得した。
日本軍が10ポイント以上の勝利得点を獲得したので、日本軍の勝利だ!!
【9】感想
史実では、アメリカ軍は三波の攻撃を実施した。
史実では日本軍4隻が沈んだが、今回は9隻が沈没した。
史実ではどれだけアメリカ軍が下手だったのだろうか。
ということで[3.43]アメリカ軍の対艦攻撃時のダイス修整は+2から+3にする。
これを反映したシナリオ更新版を以下にアップロードする。