Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

激しい消耗戦 K2P『日本機動部隊』「第二次ソロモン海戦」バトル・レポート(AAR)


f:id:Haruichiban0707:20240218114202j:image

国際通信社の『日本機動部隊』第2版よりシナリオ7「第二次ソロモン海戦」をソロプレイしてみた。

なお、索敵には12面体サイコロを利用し、どのユニットを索敵するかは、ダイスの目次第にした。

 

 

【0】初期配置


f:id:Haruichiban0707:20240218113629j:image


【1】第3ターン(1942/08/24 0600)

両軍ともに前進する。

空母「龍驤」の索敵機がヘクス0902に到達しているはずだが連絡がない。撃墜されたのだろうか?

アメリカ軍ヘンダーソン基地からの索敵機が0913に「敵影見ず」と打電した。

 

【2】第4ターン(1942/08/24 0730)

アメリカ軍ヘンダーソン基地からの索敵機が0813に「敵影見ず」と打電した。

日本軍輸送船団の周囲にダミーマーカーがなくなった。

空母「龍驤」の索敵機がヘクス0802に到達しているはずだが連絡がない。撃墜されたのだろうか?

空母「瑞鶴」の索敵機がヘクス0903から「敵艦隊発見。空母ハ見ズ」との打電が入ってきた。南雲長官が攻撃隊を出すかどうか眉間にしわを寄せて考えている。

「もう少し様子を見よう。」と南雲長官は話した。


f:id:Haruichiban0707:20240218115402j:image

 

【3】第5ターン(1942/08/24 0900)

空母「龍驤」の索敵機がヘクス0803で「敵艦隊発見。空母ハ見ズ」と打電してきた。どうやらこの艦隊は本当に空母がいない艦隊のようだ。

空母「瑞鶴」の索敵機からヘクス1103から「敵影見ズ」、ヘクス1003から「敵艦隊発見。空母ハ見ズ」との打電が入ってきた。

空母「翔鶴」の索敵機からヘクス0603とヘクス1003から「敵艦隊発見。空母ハ見ズ」との打電が入ってきた。

アメリカ軍の索敵機が日本軍の頭上にほとんど来ないのが不気味だ。

 

ヘンダーソン基地の索敵機がヘクス1013に到達しているはずだが連絡がない。

ヘンダーソン基地では攻撃隊が準備万端整えているが、日本軍輸送船団の場所が確定しない。


f:id:Haruichiban0707:20240218120411j:image

 

【4】第6ターン(1942/08/24 1030)

南雲長官は現在発見している敵艦隊に攻撃隊を発艦させた。

ヘクス0706に到達した日本軍攻撃隊が目にしたのはアメリカ軍の駆逐艦5隻だった。

龍驤」隊の97式艦上攻撃機の攻撃でアメリカ軍駆逐艦1隻が沈没した。

「瑞鶴」隊の97式艦上攻撃機の攻撃でアメリカ軍駆逐艦2隻が沈没した。

「瑞鶴」隊の97式艦上攻撃機の攻撃でアメリカ軍駆逐艦2隻が沈没した。

アメリカ軍の駆逐艦が合計5隻沈没した。

 

「まずは幸先のよい戦果ですな。」南雲長官の幕僚達の顔色が明るい。

 

ヘンダーソン基地を飛び立った索敵機からヘクス1013で「敵機動部隊発見」との報告が入った。ヘンダーソン基地では「ここに敵空母がいるのか?そんな馬鹿な。さっきわが駆逐艦5隻を沈めた空母とは別か?」と疑心暗鬼になった。

 

空母「サラトガ」から飛び立った索敵機がヘクス0507に「敵影見ず」との連絡をしてきた。ヘクス0506からは連絡がない。

 

空母「龍驤」の索敵機がヘクス1104に「敵艦隊発見。空母ハ見ズ」と連絡してきた。

空母「翔鶴」の索敵機がヘクス504と0904に「敵艦隊発見。空母ハ見ズ」と打電してきた。どうやら本当に空母はいないようだ。

空母「翔鶴」の索敵機がヘクス0603から「敵影見ズ」と打電してきた。ヘクス1104から「敵艦隊発見。空母ハ見ズ」と連絡してきた。


f:id:Haruichiban0707:20240218122222j:image

 

【5】第7ターン(1942/08/24 1200)

日本軍はヘクス0505に空母「瑞鶴」から、ヘクス0805に空母「翔鶴」から攻撃隊を発艦させた。

 

アメリカ軍はヘクス0805の艦隊上空にF4Fを待機させた。

 

アメリカ軍はヘンダーソン基地からヘクス1113にいる艦隊に向けて攻撃隊を発進させた。日本軍が機動部隊の場合、基地が攻撃を受ける可能性があるので、上空にはF4Fを待機させた。

 

ヘクス0505にはアメリカ軍の駆逐艦が5隻いた!!

日本軍の99式艦上爆撃機18機(2ユニット)が襲いかかる。

駆逐艦3隻(1.5ユニット)が沈み1隻が大破した。

 

ヘクス0805には駆逐艦6隻(3ユニット)がいた。

しかもアメリカ軍はF4F27機(3ユニット)が上空直援していた。

日本軍の零戦隊18機(2ユニット)がF4Fと空中戦に入る。

F4Fが9機(1ユニット)、海中に落ちていった。

日本軍97式艦上攻撃機アメリカ軍駆逐艦に襲いかかり4隻(2ユニット)を確実に沈めた。

 

これでアメリカ軍駆逐艦は11隻(5.5ユニット)を失った。

しかし近くにアメリカ軍空母がいることは間違いない。

 

ヘクス1113の日本軍輸送船団にアメリカ軍F4F9機(1ユニット)、SBD9機(1ユニット)が襲いかかった。「敵空母はいません!」

アメリカ軍SBDは日本軍輸送船団に急降下爆撃して2隻(1ユニット)を撃沈した!!

 

アメリカ軍ヘンダーソン基地の索敵機がヘクス0609に「敵艦隊発見。空母は見ず」と連絡してきた。

空母「サラトガ」の索敵機はヘクス0609に到達しているはずだが連絡がない。ヘクス0606からは「敵艦隊発見。空母は見ず」との連絡だ。

空母「エンタープライズ」の索敵機からヘクス0607に「敵機動部隊発見。」との連絡だ!!ヘクス0606からは連絡がない。


f:id:Haruichiban0707:20240218124744j:image

 

 

【6】第8ターン(1942/08/24 1330)

日本軍の空母「瑞鶴」率いる艦隊と「龍驤」の艦隊上空にアメリカ軍索敵機が来た。上空に零戦隊を飛ばしつつ攻撃隊を発艦させた。

 

アメリカ軍はヘクス0607、0608、0708に日本軍艦隊を発見している。ヘクス0708に攻撃隊を集中させるか、ヘクス0708と別なヘクスに攻撃隊を分散させるか迷う。

エンタープライズ」隊はヘクス0708を、「サラトガ」隊はヘクス0608を攻撃した。

プレイ上は「サラトガ」隊はダイスを振って1,2の場合ヘクス0608を、3,4の場合ヘクス0607を、5,6の場合ヘクス0708を攻撃することにして1が出たのだ。

 

ヘクス0608には日本軍戦艦1隻と重巡5隻の艦隊だった。

アメリカ軍の18機(2ユニット)のSBDが一番大きな戦艦「陸奥」に襲いかかった!!

激しい対空砲火でSBDが4機落ちた!

急降下爆撃の爆弾を「陸奥」はうまくかわして至近弾はあったがほぼ無傷だった。

 

ヘクス0708には日本軍の空母「瑞鶴」と戦艦1,重巡2、駆逐艦2(1ユニット)がいた。

上空には「龍驤」の零戦隊18機(2ユニット)がいた。

アメリカ軍の攻撃隊はF4F9機(1ユニット)とSBD27機(3ユニット)だ。

 

F4F4機(0.5ユニット)、SBD13機(1.5ユニット)が落ちた。零戦隊も4機(0.5ユニット)が帰らなかった。

SBD9機(1ユニット)が空母「瑞鶴」に急降下する。

激しい対空砲火でSBDが全滅した!!

 

日本軍の「翔鶴」隊はヘクス0506のアメリカ軍駆逐艦2隻(うち0.5ユニットは大破)を攻撃した。

アメリカ軍駆逐艦2隻(1ユニット)が沈没した。

 

龍驤」隊はヘクス0706のアメリカ軍駆逐艦に襲いかかり駆逐艦2隻(1ユニット)を撃沈した。

 

「瑞鶴」隊はヘクス0805のアメリカ軍に襲いかかった。そこにいたのは駆逐艦2隻(1ユニット)だけだった。

「何!?またアメリカ軍は空母ではなかったのか!?近くにいるはずのアメリカ軍空母は一体どこにいるんだ!?」攻撃隊指揮官が驚いた。

97式艦上攻撃機の攻撃でアメリカ軍駆逐艦は海の藻屑となった。

 

ヘクス1113ではヘンダーソン基地を飛び立ったB17が日本軍輸送船団を水平爆撃し爆弾が命中し輸送船1隻が沈み、1隻が大破した!!


f:id:Haruichiban0707:20240218131708j:image

日本軍「龍驤」の索敵では、ヘクス0604からは連絡がない。

「瑞鶴」の索敵機からヘクス0604、ヘクス0905に「敵影見ズ」との連絡がきた。

「翔鶴」の索敵機から「ヘクス1005ニ敵機動部隊発見!!」

とうとう待望の敵機動部隊を発見した!!

ヘクス1105に「敵影見ズ」との連絡が来た。

 

アメリカ軍「サラトガ」の索敵機からはヘクス0407からは連絡なし。ヘクス0611に「敵艦隊発見。空母は見ず」の連絡だ。

エンタープライズ」の索敵機からはヘクス0710、ヘクス0711に「敵艦隊発見。空母は見ず」の連絡だ。

ヘンダーソン基地の索敵機はヘクス0709に「敵機動部隊発見!」の連絡だ。

 


f:id:Haruichiban0707:20240218132445j:image

 

【7】第9ターン(1942/08/24 1500)

このターンは、8月24日の航空攻撃ができる最後のターンだ。

日本軍は攻撃隊をヘクス1106に差し向ける。

 

アメリカ軍もヘクス0807の「瑞鶴」艦隊に攻撃隊を差し向ける。ヘクス1105の「サラトガ」上空にF4Fを上げる。


f:id:Haruichiban0707:20240218133347j:image

ヘンダーソン基地を飛び立ったアメリカ軍攻撃隊がヘクス1212の日本軍輸送船団を襲い大破していた日本軍輸送船を撃沈した!!

これで日本軍輸送船団が全滅した!!

 

ヘクス0807の「瑞鶴」上空にアメリカ軍F4F9機(1ユニット)、SBD27機(3ユニット)、TBF18機(2ユニット)が襲ってきた。

日本軍は零戦18機(2ユニット)で迎撃する。

激しい空中戦でF4F9機(1ユニット)、SBD18機(2ユニット)が墜落した。日本軍も零戦隊4機(0.5ユニット)を失った。

対空砲火でTBFが4機落ちたが、「瑞鶴」に魚雷を命中させ中破させた!「瑞鶴」が着艦不能になった!!

SBDが上空から襲いかかってきたが日本軍の対空砲火で全機撃墜した!!

 

ヘクス1106の「サラトガ」上空にはF4F9機(1ユニット)が直援に上がっていた。

日本軍は零戦32機(3.5ユニット)、99式艦上爆撃機18機(2ユニット)、97式艦上攻撃機27機(3ユニット)だ。

上空直援のF4Fは次々と零戦に落とされ全滅した。

 

99式艦上爆撃機重巡ニューオーリンズ」を襲い撃沈した!!

97式艦上攻撃機の攻撃で重巡「オーストラリア」が中破した。

 

アメリカ軍の激しい対空砲火で日本軍の97式艦上攻撃機9機(1ユニット)が墜とされた。

残った97式艦上攻撃機の雷撃で「サラトガ」が轟沈した!!

 

南雲長官の幕僚達に笑顔が出た。艦橋は拍手喝采だった。

「これでミッドウェイの仇討ちが少しできたな。」と南雲長官がつぶやいた。


f:id:Haruichiban0707:20240218135645j:image

 

【8】第10ターン(1942/08/24 1630)


f:id:Haruichiban0707:20240218140100j:image

 

 

【9】第11ターン(1942/08/24 1800)

日本軍は戦艦「陸奥」率いる艦隊によってヘンダーソン基地を砲撃することを決意した。

空母「瑞鶴」と輸送船団の艦隊は引き揚げる。


f:id:Haruichiban0707:20240218140555j:image

 

【10】第12ターン(1942/08/24 2100)

8月24日が終わろうとしている。

ここまでの両軍の戦果を確認する。

アメリカ軍の損害は次の通りだ。

 沈没

  空母1「サラトガ

  重巡1「ニューオーリンズ

  駆逐艦18(9ユニット)

 中破

  重巡1「オーストラリア」

 失った航空機

  F4F 58機(6.5ユニット)

  SBD 76機(8.5ユニット)

  TBF 4機(0.5ユニット)

 

日本軍の損害は次の通りだ。

 沈没

  輸送船4(2ユニット)

  中破

  空母1「瑞鶴」

 失った航空機

  零戦 9機(1ユニット)

  99式艦上爆撃機 0機

  97式艦上攻撃機 18機(2ユニット)

 

アメリカ軍の残存部隊は次の通りだ。

 空母2「エンタープライズ」「ワスプ」

 戦艦1「ノースカロライナ

 重巡5

 軽巡3

 

 F4F 50機(5.5ユニット)

 SBD 41機(4.5ユニット)

 TBF 23機(2.5ユニット)

 B17 9機(1ユニット)

 

日本軍の残存部隊は次の通りだ。

 空母2「翔鶴」「龍驤

 戦艦2「陸奥」「比叡」

 重巡7

 軽巡2

 駆逐艦26隻(13ユニット)

 

 零戦 45機(5ユニット)

 99式艦上爆撃機 36機(4ユニット)

 97式艦上攻撃機 18機(2ユニット)


両軍ともガダルカナル島に向かって前進する。


f:id:Haruichiban0707:20240218142754j:image

ヘクス1410ヘンダーソン基地にアメリカ軍戦艦1重巡3、日本軍戦艦1重巡5、軽巡1駆逐艦18(9ユニット)で激しい夜戦になった。

 

ノースカロライナ」「ミネアポリス」の砲撃が「陸奥」を捉えて中破させた!

「オーストラリア」「ホバート」の砲撃が「高雄」を小破させた。

日本軍の反撃だ。

「高雄」「愛宕」の砲撃で「オーストラリア」が沈没した。

「摩耶」「妙高」の砲撃で「ミネアポリス」が中破した。

陸奥」「羽黒」の砲撃は「ノースカロライナ」に集中したが被害を与えなかった。

「由良」と日本軍駆逐隊による雷撃で「ホバート」が中破した。

駆逐隊による雷撃で「ノースカロライナ」が中破した。

駆逐隊による雷撃は「ノースカロライナ」がかわした。

駆逐隊による雷撃も「ノースカロライナ」がかわした。

駆逐隊による雷撃で「ノースカロライナ」が真っ二つにへし折れて鉄底海峡に沈んだ!!


f:id:Haruichiban0707:20240218143751j:image

 

 

【11】第13ターン(1942/08/25 0000)

日本軍はヘンダーソン基地を砲撃した。

戦艦「陸奥」を始め、重巡5隻の砲撃でヘンダーソン基地が壊滅しそこにいたF4FやB17が燃え上がった。


f:id:Haruichiban0707:20240218144225j:image

 

【12】第14ターン(1942/08/25 0300)


f:id:Haruichiban0707:20240218144529j:image

 

【13】第15ターン(1942/08/25 0600)

いよいよ朝だ。

アメリカ軍の残存部隊は次の通りだ。

 空母2「エンタープライズ」「ワスプ」

 重巡3

 軽巡3

 

 F4F 32機(3.5ユニット)

 SBD 41機(4.5ユニット)

 TBF 23機(2.5ユニット)

 

日本軍の残存部隊は次の通りだ。

 空母2「翔鶴」「龍驤

 戦艦1「陸奥

 重巡7

 軽巡2

 駆逐艦26隻(13ユニット)

 

 零戦 45機(5ユニット)

 99式艦上爆撃機 36機(4ユニット)

 97式艦上攻撃機 18機(2ユニット)

 

いよいよ最終決戦だ。

 

ヘクス1809からは連絡なしだ。ヘクス1909に「敵影見ズ」

「ヘクス1911ニ敵機動部隊発見!!」の電文が到着した!!

南雲長官がいる艦橋が沸き立った。

 

「ヘクス1411、ヘクス1311に敵機動部隊発見!!」アメリカ軍も日本軍機動部隊発見の報に沸き立つ。

ヘクス1503、ヘクス1512、ヘクス1414に「敵影見ず」

アメリカ軍の索敵はかなりの効果を上げた。


f:id:Haruichiban0707:20240218145920j:image

 

【14】第16ターン(1942/08/25 0730)

日本軍は水上部隊を前進させて水上戦を挑む。

アメリカ軍は水上戦は不利なので後退する。

 

アメリカ軍はヘクス1112の「龍驤」に攻撃隊を送る。

日本軍はヘクス2011の「ワスプ」に攻撃隊を送る。

 

「ワスプ」上空にはF4F18機(2ユニット)が待機している。

日本軍は零戦隊9機(1ユニット)と97式艦上攻撃機9機(1ユニット)だ。

F4F4機(0.5ユニット)が撃墜された。

激しい対空砲火で97式艦上攻撃機が全滅した。

 

龍驤」上空の空中戦で、F4F4機(0.5ユニット)、SBD27機(3ユニット)、零戦隊9機(1ユニット)が撃墜された。

残ったのはSBD5機(0.5ユニット)とTBF5機(0.5ユニット)だけだった。

対空砲火でSBDが全滅した。

TBFの雷撃を「龍驤」が巧みな操艦で全てかわした。

 

アメリカ軍「エンタープライズ」の艦上機が全滅した。

 

日本軍の索敵機からの連絡がない。

アメリカ軍はヘクス1609とヘクス1513に敵影がないことを確認した。


f:id:Haruichiban0707:20240218151720j:image

アメリカ軍の残存部隊は次の通りだ。

 空母2「エンタープライズ」「ワスプ」

 重巡3

 軽巡3

 

 F4F 23機(2.5ユニット)

 SBD 18機(2ユニット)

 TBF 14機(1.5ユニット)

 

日本軍の残存部隊は次の通りだ。

 空母2「翔鶴」「龍驤

 戦艦1「陸奥

 重巡7

 軽巡2

 駆逐艦26隻(13ユニット)

 

 零戦 36機(4ユニット)

 99式艦上爆撃機 36機(4ユニット)

 97式艦上攻撃機 9機(1ユニット)

 

両軍とも航空機が激減している。

 

【15】第17ターン(1942/08/25 0900)

アメリカ軍は「ワスプ」からF4Fの援護なしで攻撃隊を発艦させるか迷ったが無謀なのでやめた。

 

日本軍がヘクス2012にて「敵機動部隊発見!!」

南雲長官の幕僚達の唇が引き締まる。

いよいよ決戦だ。


f:id:Haruichiban0707:20240218152610j:image

両軍の空母機は残りわずかだ。
f:id:Haruichiban0707:20240218152625j:image
f:id:Haruichiban0707:20240218152641j:image

 

【16】第18ターン(1942/08/25 1030)

日本軍は「エンタープライズ」を狙い、アメリカ軍は「翔鶴」を目標に攻撃隊を発艦させた。

 

ヘクス1611の「翔鶴」上空には日本軍は零戦9機(1ユニット)、アメリカ軍はF4F5機(0.5ユニット)とSBD18機(2ユニット)とTBF14機(1.5ユニット)だ。

空中戦で零戦が全滅した。F4Fは全滅しSBD9機(1ユニット)が撃墜された。

激しい対空砲火でTBF9機(1ユニット)とTBF5機(0.5ユニット)が海にたたき落とされた。

「瑞鶴」にSBD9機(1ユニット)が急降下したが「瑞鶴」が巧みな操艦でかわした。

 

ヘクス2113の「エンタープライズ」上空にはアメリカ軍F4F9機(1ユニット)だ。日本軍は零戦18機(2ユニット)と99式艦上爆撃機18機(2ユニット)と97式艦上攻撃機9機(1ユニット)だ。

空中戦でF4Fはあっという間にたたき落とされ全滅した。

激しい対空砲火で99式艦上爆撃機13機(1.5ユニット)が海面に激突した。残った機による攻撃で「エンタープライズ」が中破し着艦不能になった!!だが帰ってくる機はなかったのだが・・・。


f:id:Haruichiban0707:20240218153956j:image


f:id:Haruichiban0707:20240218154037j:image

f:id:Haruichiban0707:20240218154016j:image

 


f:id:Haruichiban0707:20240218154058j:image
f:id:Haruichiban0707:20240218154114j:image

アメリカ軍の残存部隊は次の通りだ。

 空母2「エンタープライズ」(中破)「ワスプ」

 重巡3

 軽巡3

 

 F4F 9機(1ユニット)

 SBD 9機(1ユニット)

 

日本軍の残存部隊は次の通りだ。

 空母2「翔鶴」「龍驤

 戦艦1「陸奥」(中破)

 重巡7

 軽巡2

 駆逐艦26隻(13ユニット)

 

 零戦 27機(3ユニット)

 99式艦上爆撃機 32機(3.5ユニット)

 97式艦上攻撃機 9機(1ユニット)

 

【17】第19ターン(1942/08/25 1200)

日本軍は「エンタープライズ」にとどめをさすべく前進する。

アメリカ軍は後退する。


f:id:Haruichiban0707:20240218154559j:image

 

 

【18】第20ターン(1942/08/25 1330)

アメリカ軍は後退する。

日本軍は前進する。

 

両軍ともに最後の攻撃隊を発艦させる。

 

ヘクス2312の「エンタープライズ」上空に日本軍99式艦上爆撃機27機(3ユニット)が到着し「エンタープライズ」を攻撃する。

99式艦上爆撃機14機(1.5ユニット)が対空砲火で撃墜されたがついに「エンタープライズ」が沈没した!!

 

ヘクス1811の「翔鶴」上空にアメリカ軍F4F9機(1ユニット)とSBD9機(1ユニット)が飛来した。迎え撃つのは零戦9機(1ユニット)だ。

零戦が全滅したがSBDも全滅した。


f:id:Haruichiban0707:20240218155322j:image

 

【19】第21ターン(1942/08/25 1500)

最後の航空攻撃だ。

日本軍は零戦18機(2ユニット)と97式艦上攻撃機9機(1ユニット)と99式艦上爆撃機5機(0.5ユニット)の最後の攻撃隊を発艦させた。

ヘクス2410の「ワスプ」上空に到達した攻撃隊が攻撃に移る。

激しい対空砲火で日本軍攻撃隊が全滅した。

 

両軍ともに撤収に移り、激しい海戦が終了した。


f:id:Haruichiban0707:20240218155812j:image


f:id:Haruichiban0707:20240218155828j:image
f:id:Haruichiban0707:20240218155838j:image
f:id:Haruichiban0707:20240218155850j:image

f:id:Haruichiban0707:20240218155906j:image

 

【20】勝敗の確認


f:id:Haruichiban0707:20240218160223j:image

 

日本軍の戦術ポイント

空母 撃沈2「サラトガ」「エンタープライズ」21VP

戦艦 撃沈1「ノースカロライナ」6VP

重巡 撃沈2「ニューオーリンズ」「オーストラリア」6VP

   中破1「ミネアポリス」2VP

軽巡 中破1「ホバート」1VP

駆逐艦 撃沈9 9VP

合計45VP

 

日本軍の戦略ポイント 0VP

日本軍の合計ポイント45VP

 

連合軍の戦術ポイント

空母 中破「瑞鶴」7VP

戦艦 中破「陸奥」4VP

合計11VP

 

45VP-11VP=34VP

 

日本軍の大差の勝利だ

 

航空機の損害と残存機については次の通りだ。参加ー損害ー残存の順だ。

アメリカ軍

 F4F 99機(11ユニット)ー94機(10.5ユニット)ー5機(0.5ユニット)

 SBD 117機(13ユニット)ー117機(13ユニット)ー0機(0ユニット)

 TBF 27機(3ユニット)ー27機(3ユニット)ー0機(0ユニット)

 B17 9機(1ユニット)ー9機(1ユニット)ー0機(0ユニット)

 合計 252機(28ユニット)ー247機(27.5ユニット)ー5機(0.5ユニット)損耗率98%だ。

日本軍

 零戦 63機(7ユニット)ー45機(5ユニット)ー18機(2ユニット)

 99式艦上爆撃機 36機(4ユニット)ー27機(3ユニット)ー9機(1ユニット)

 97式艦上攻撃機 45機(5ユニット)ー40機(4.5ユニット)ー5機(0.5ユニット)

 合計 144機(16ユニット)ー112機(12.5ユニット)ー32機(3.5ユニット)損耗率77.8%だ。

 

日本軍は大差の勝利とはいえ航空機の損害はかなり大きい。

 

【21】感想

今回は、日本軍の大差の勝利となったが、ガダルカナル島への増援を送ることには失敗した。

アメリカ軍は駆逐艦を前方に出して日本軍の航空攻撃を吸収することに成功したが空母が遠くて駆逐艦の犠牲を活かせなかった。

アメリカ軍は空母の集中運用にも失敗した。そのため上空を守る零戦隊によって各個撃破され日本軍に有効な損害を与えられなかった。

 

だが、日本軍も空母決してラクな勝利ではなかった。アメリカ軍の対空砲火が激しく上空で墜とされる機が増え、結果的には航空機の損耗率77.8%に達してしまった。

日本軍は輸送船団を待機させておき夜になって進撃させるべきだった。昼間に進撃するのは無謀だった。

 

第二次ソロモン海戦は「龍驤が沈められガダルカナル島への増援に失敗したが「エンタープライズ」を中破させてほぼ互角の戦い」という程度の簡単な認識しかなかった。

しかし今回プレイしてみて、「陸奥」「ノースカロライナ」が参戦していたことを知り、当時稼働可能な艦をかき集めて両軍必死の戦いだったことがよくわかった。

 

もっと注目されていい海戦だと思った。

 

それにしても空母戦は消耗の激しい殴り合いだと改めて思った。

 

また何度もプレイしてみたい。