Haruichibanのウォーゲームのおと

80年代にシミュレーションゲームにはまったが長い冬眠に入り、コロナ禍やライフイベントの変化により、再開した出戻りヘッポコウォーゲーマーのノート。

地図盤1の市街地に米軍上陸! AH『戦闘指揮官』(Squad Leader)シナリオ11 『ザンクト・ゴアール攻撃』(The St.Goar Assault)バトル・レポート(AAR)(その1)


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このシナリオは4枚の地図盤を縦に並べる。32×4=128ヘクス=5120mの戦線だ。

 

■初期配置

西から地図盤2


地図盤1

地図盤4

一番東の地図盤3




勝利条件は、米軍が地図盤1枚からドイツ軍を掃討することだ。

ドイツ軍は米軍の勝利を阻止することだ。

 

●ドイツ軍の作戦

勝利条件から、ドイツ軍は1個分隊でも地図盤に残すことを考えた。

米軍と戦うことはあまり考えず生き残ることを最優先とした。

鉄条網は地図盤間の道路に置き、米軍が連繋するのを防ぐことにした。

 

●米軍の作戦

米軍はどの地図盤を占領するか?

『タクテクス』(TACTICS)第44号の『スコード・リーダー・クリニック』では、ジョン・ミシュコンは地図盤4と言っている。一方、『タクテクス』(TACTICS)第24号の『スコード・リーダー・クリニック』ではビル・ナイチンゲールは地図盤1と言う。

地図盤2は高地をドイツ軍に取られていると奪取するのはかなり難しい。第3盤もM2の2階建て建物を占領するのはかなり難しい。

地図盤4は開豁地が多いので移動するのが難しい。MMGをきちんと据えて準備射撃することと十分な兵力があればいいが。

地図盤1は建物を1個ずつ掃討していくのに時間がかかりそうだ。

今回の米軍は、地図盤1の掃討を目標とする。

そのために地図盤4と地図盤2にも上陸し、三方から地図盤1を攻めることとする。

 

■第1ターン(1945/03/24)

米軍上陸兵力6個分隊

東から2枚目の地図盤4に上陸!

 

■第2ターン

米軍防御射撃によりドイツ軍がいないことが判明したヘクスにはCEマーカーを配置した。

地図盤4

 

第二次米軍上陸兵力8個分隊

4個分隊ずつ、地図盤2と地図盤1に上陸する。

 

後から考えると霧を利用して、もっと東に上陸するべきだった。そうすると東の地図盤1と連携できた。地図盤1に増援を送ることも地図盤2からのドイツ軍の増援を防ぐこともできただろう。

 

一番西の地図盤2

 

西から2枚目の地図盤1

4AA3で、4226からの射撃により、米軍2個分隊戦闘不能

4M4で、4I10からの射撃により、米軍1個分隊戦闘不能

4M4の米軍1個分隊脱出不能のため全滅。

 

一番西の地図盤2



地図盤1



地図盤4



■第3ターン

霧は晴れない

ドイツ軍移動可能スタック3個

第三次米軍上陸兵力5個分隊

霧は黄色い線より南だ。

米軍は地図盤2に上陸した部隊は、霧を利用して、2EE10から2EE9→2EE8→2FF7と移動して地図盤1に入るべきだったと気づいた。

地図盤2

 

 

地図盤1




地図盤4



■第4ターン

霧は晴れない

ドイツ軍移動可能スタック1個!

ドイツ軍としてはこれは辛い!

しかし、ゲームだから仕方ないが、実際には、「そちらに向かわせるのは3個分隊です」とドイツ軍が話している無線を傍受した、ということにでもしないと、絶対に相手が知り得ない情報だろうなぁ。

第四次米軍上陸兵力7個分隊。全部隊上陸し、ドイツ軍の位置がほぼ判明した。

偵察部隊の報告が入ったのだろう。隠蔽マーカー付きスタックが姿を現した。

 

4CC6のドイツ軍1個分隊戦闘不能

1F3からの射撃で1G6で米軍1個分隊戦闘不能

1W5でドイツ軍1個分隊戦闘不能

1F5の白兵戦でドイツ軍1個分隊全滅

地図盤2

地図盤1

地図盤4

一番東の地図盤3


米軍はあと3ターンで地図盤1枚を完全占領できるだろうか?

 

つづく