MMP Advanced Squad Leader(ASL) 2nd Editionのルール・ブックにある25.23人海戦術ルールとそれに合わせて防御射撃を実際にカウンターを動かしながら学習してみた。
『ASL Classic』の「シナリオA The Guards Counter Attack」のF3の建物のソ連軍第37親衛狙撃兵師団第2大隊がF5のドイツ軍第389歩兵大隊に人海戦術をしてみる。
■初期配置
条件として連続して隣接している3ヘクス以上からなる連鎖ヘクスで各ヘクスあたり平均2個MMC(分隊)以上が参加することになる。
また、その連鎖ヘクスに1人以上の指揮官が必要だ。
E4,F3,G4に各3個MMCあり、F3に、指揮官がいるので、条件は満たしている。
そのほかの条件として、統制状態、移動制限なし、まだ移動フェイズを開始していないことがある。
また、少なくとも1ユニットが8ヘクス以内の敵ユニットに対してLOS(照準線)を持つ必要がある。
F5,G6にLOSがあるのでこの条件も満たしている。
■進行方向(disection)
F5に向けて人海戦術するとしたら下のように進行方向(Disection)マーカーを、置く。
■移動
人海戦術中のユニットは8移動力を持つ。
インパルス移動をする。
ソ連軍は1移動力を使用する。
F6のドイツ軍R分隊がE5を臨機射撃する。
4火力DRM-2だ。ダイスは6。6-2=4 1MC
士気チェックの結果は3,8,8→4,9,9。2個分隊が混乱状態になった。(後でルールを読み直すと士気値が+1だから2個分隊は混乱状態にならない。)
残留火力2を置く。
G6のドイツ軍F分隊がG5を臨機射撃する。
(4+3)x2=14火力 DRM-3 ダイスは2!!
残留火力6と火線1マーカーを、置く。
F5のドイツ軍B分隊がF4を臨機射撃する。
4x2=8火力 DRM-2 ダイス4-2=1KIA
無作為選択のダイスは1,5,2,3なのでうえから2番目の分隊が除去された。
残留火力4を置く。
第2インパルスでソ連軍はF5に侵入する。CCマーカーを載せる。
CCマーカーが載ったのでこれ以上の移動はできなくなる。